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中国の支援で延伸されたマータラ駅〜ベリアッタ駅間

2022年1月02日

2019年4月8日、中国による支援で、鉄道の海岸線(コースタルライン)が延伸され、第一段階としてマータラ〜ベリアッタ間が開通しました。

スリランカの鉄道は、イギリス領セイロン時代にイギリスによって建設されて以来路線は増えておらず、コースタルラインの延伸は124年ぶりです。

中国はスリランカ南東部のハンバントータ港、マッタララージャパクシャ国際空港などの建設を支援し、南部高速道路を南東部までの延伸も支援しました。

中国は鉄道についても、南東部カタラガマまで延伸する計画を打ち出したのです。

今回開通したのは、その第一弾のマータラ〜ベリアッタ間です。

マータラ駅まではイギリス時代の古い施設ですが、マータラ駅から先は新しく建設された線路と駅が続き、景色が変わります。

現在の最終駅であるベリアッタまで行った様子をお届けします。(取材日は2019年10月29日)

ウェヘラヘナ駅

マータラ駅から2つ先のウェヘラヘナ駅です。

ベンチも綺麗です。

点字ブロックがあります。

これを見て、スリランカ鉄道は視覚障がい者をはじめ、障がい者や高齢者などには優しい乗り物ではないかもしれないと気づきました。

場所はこの辺りです。

ベリアッタ駅

現在の終着駅のベリアッタ駅です。

食堂の看板があります。

やっていない感じでしたが、野菜ロティ40ルピー、卵ロティ50ルピー、朝食メニュー80〜120ルピー、ランチメニュー120ルピーとラーズナブルです。

マウントラビニア駅から乗ってきましたので、お腹も空いていますが、タンガッラのホテルがランチを用意してくれるというので、ここは素通りです。

さすが新しい駅!
トイレが綺麗です。

長旅でしたので、使わせていただきました。

セカンドクラス、サードクラスとチケットカウンターがあります。
券売機ではなく、座席のクラスごとにカウンターが決まっているこのパターンは変わらないのか!と思いました。

変えてしまうと、他のイギリス時代の駅も変えないといけないのかもしれませんし、それは仕方ないのかもしれません。
自動改札機は遠い未来なのでしょうか。

JICAによるコロンボライトレールが完成したら、自動改札がスリランカにもできて変わっていきそうですが、突然のスリランカ側からのキャンセル。

もう調査も済んでいるし、完成イメージビデオも公開され、プロジェクト関係者の方々もコロンボに住んで仕事を始めていたのに、中止とは!泣

中国の鉄道延伸は良いけど、日本の電車建設はダメなんでしょうか。

駅の外に出ると、中国の支援で作られたことを記録する記念碑がありました。

2013年10月28日に、マヒンダ・ラージャパクシャ大統領(当時)の時に延伸は決まったようです。

マヒンダ・ラージャパクシャ大統領の兄チャマル・ラージャパクシャの名前もあります。

ベリアッタ駅の駅舎

ベリアッタの場所はこちらです。

南海岸の代表的なビーチリゾート地であるタンガッラの最寄り駅でもあります。

最寄り駅といってもタンガッラまでは7.5kmほどあり、バスやトゥクトゥクで行かなくてはいけません。

最寄りのバス停は、駅から北に450m行った「ベリアッタ・テクニカル・カレッジ」です。
北東のベリアッタバススタンドまで行かなくても大丈夫です。
ベリアッタバススタンドがあるのは、B54とB141が交差するベリアッタジャンクションで、ベリアッタの町の中心なのかもしれません。

バスは、タンガッラとハクマーナを結ぶ道路B141を走っています。

この日は雨が降っていて、傘を持っていない上に、下調べをせず、バスがどの辺りにあるかも分かりませんでした。
料金をふっかけてくるトゥクトゥクドライバーが腹立たしいと思いながらも、トゥクトゥクに乗ってタンガッラを目指しました。

コロンボからの所要時間

6:50コロンボフォート駅発で、11:21ベリアッタ駅着で、約4時間半。
10:30コロンボフォート駅発で、14:35ベリアッタ駅着で、約4時間。
14:34コロンボフォート駅発で、18:28ベリアッタ駅着で、約4時間。
15:05コロンボフォート駅発で、18:01ベリアッタ駅着で、約3時間。

南西海岸の海沿いを走る車窓を堪能して、最後に新しい区間を走る楽しみも含めて、楽しい鉄道旅だと思います。

列車に乗った当時は高速道路は延伸されていませんでしたが、現在はベリアッタにも高速道路のジャンクションがあり、高速道路を使ってタンガッラまで行くのが最短ルートです。

高速道路はハンバントータ、マッタララージャパクシャ国際空港まで延伸されていますので、南海岸へのアクセスは大幅に改善され、エッラに行くにも南周りで行くルートができて便利になりました。

皆さんも良かったら鉄道に乗ってみてください。

参考)

Wikipedia:Chamal Rajapaksa

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