中国が支援する中央高速道路のミリガマ〜クルネーガラ間が開通

2021年11月末日、中央高速道路(E04)のミリガマ〜クルネーガラ間が開通のニュースが流れ、現在、グーグルマップ上には中央高速道路が反映されているので、おそらく開通したのではないかと思います。
よく、開通式のニュースが流れたりしますが、今回は全体が開通したのではないため、行っていないのかもしれませんし、若干遅れているのかもしれません。
中央高速道路は、以下の4つのフェーズに分けられています。
1:本線の南側 コロンボ県カダワタ(Kadawatha) 〜 ガンパハ県ミリガマ(Mirigama)
2:本線の中央 ミリガマ 〜 クルネーガラ、支線となるミリガマ 〜 ケガッラ県アンベプッサ(Ambepussa)
3:キャンディ路線 クルネーガラ県ポトゥヘラ(Pothuhera) – キャンディ県ガレゲダラ(Galegedara)
4:本線の北側 クルネーガラ 〜 ダンブッラ
今回開通するのは、セカンドフェーズのミリガマ〜クルネーガラ間の約40キロです。
以下の5つのインターンチェンジが作られました。
・ミリガマ(Mirigama)
・ナカラガムワ(Nakalagamuwa)
・ダンボッカ(Dambokka)
・クルネーガラ(Kurunegala)
・ヤッガピティヤ(Yaggapitiya)
サードフェーズのポトゥヘラ〜ガレゲダラ間は、2024年に完成予定となっています。
中央高速道路の建設は中国による支援です。
参照)
Colombo Page:Part of the Central Expressway to be opened to the public on 28th
NEWS 1ST:Central Expressway:Mirigama to Kurunegala section to open soon
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「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
歴史・地理・建築・語源が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にてベトナム・ミャンマー・タイ・インドネシア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の設立を開始。
2017年2月、スリランカ専門誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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