Spice Up 観光情報サイト スリランカ観光・情報サイト

スリランカ初のジップライン「フライング・ラヴァナ」とアドベンチャーパーク

2022年5月10日

2019年2月にスリランカ初のジップラインとしてサービスを開始した「フライング・ラヴァナ」がある、アドベンチャーパークを紹介します。

リトルアダムスピークにあるアドベンチャーパーク

リトルアダムスピークにある茶園「グリーンランド茶園(Greenland Estate)」を経営するUHE Exportsが、その敷地内に作ったアドベンチャーパークが「フライング・ラヴァナ・アドベンチャーズ」です。

このアドベンチャーパークには、ジップライン、バギー、アブセイリング、アーチェリー、エアライフルなど、多くの屋外アトラクションを楽しむことができます。

高級リゾート「98エーカーズ」に隣接していて、98エーカーズの宿泊者も利用しますが、他のホテルに泊まってアドベンチャーパークを楽しむことができます。

リトルアダムスピークへの登山道を整備したのもUHE Exportsですが、その頂上に向かう山道(冒頭の写真)を登っていくと、アドバンチャーパークがあります。

ジップライン「フライング・ラヴァナ」

アドベンチャーパークの顔となっているのは、スリランカ初のジップライン「フライング・ラヴァナ」です。チケットには南アジア最長のジップラインとも書いてあります。

2本のワイヤーでできたジップラインは全長550m、時速80kmで滑り、エッラロックなどの山々が綺麗な景色を楽しむことができます。

ラヴァナとは、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場するランカー島の王ラヴァナのことです。
エッラには、ラヴァナがシーター姫を隠したと伝わるラヴァナ洞窟とラヴァナ滝があります。

ラヴァナは空飛ぶ馬車に乗って、シーター姫を拐って、ランカー島に飛び帰っていますが、エッラロックには、ラヴァナが空飛ぶ馬車の離着陸をしたと言われる飛行場と言われる平らな岩場もあります。

そんなエッラロックを見ながら、ジップラインで空飛ぶあなたはランカー島の王ラヴァナ!的な。

眼下には茶園が広がっています。

茶畑の山を走る4輪バギー(ATV)

茶畑のオフロードをバギーで走るアドベンチャーです。
途中には景色の綺麗なビューポイントや、ぬかるんだダートトラックなど様々な地形があるコースとなっているそうです。
トレーニングを含んだ1時間のコースです。

アブセイリング(懸垂下降)

インストラクターの指導の元、クラインミングロープを使って、崖を下ります。

アーチェリー

一人20発の矢を的に向かって放ちます。

エアライフル

一人20発を的に向かって撃ちます。

リゾートの1/10の値段で泊まれるロッジ

アドバンチャーパーク内には、バジェットホテル「ラヴァナ・バックパッカーズ・ロッジ」があり、こちらに宿泊して、各アドベンチャーを楽しむこともできます。

外国人の場合、ロッジは以下の料金です。
素泊まり:20ドル(5,000ルピー)
朝食付き:22ドル(5,500ルピー)
2食付き:26ドル(6,500ルピー)
3食付き:30ドル(7,500ルピー)

隣接した同社が経営する98エーカーズは一番安いデラックスで、2名1泊205ドルですので、約1/10の値段です。

アドベンチャーは仲間で楽しむでしょうから、アドベンチャーをメインにする若者はロッジへ、ラグジュアリーに過ごして、たまには刺激的な時間を過ごしたい大人はリゾートにステイ、と選べるわけです。

スリランカ初の国際基準のバンジージャンプタワー

2022年11月にスリランカ初の国際基準のバンジージャンプタワーを建設予定とのこと。

参考)
FLYING RAVANA ADVENTURES
Daily Mirror DM Audio:CHAMARA, RANGA AND ERANDA ABEYRATNE

>関連記事

ヘリポートがある茶園の高級リゾート「98エーカーズ」

エッラの紅茶工場「ウバ・ハルぺワッタ茶工場」の見学ツアー

# 関連キーワード