くふ楽コロンボ店の日本食フェスティバル実食!
くふ楽コロンボ店(Kuuraku Colombo)が12月16日(金)〜18日(日)で行っている日本食フェスティバルに行ってきました。
土曜日の夜に19時半に伺いましたがテーブル席は満席!
3人でカウンター席で楽しみました。
スリランカ人の若者の日本食に対する感想を聞いてみたいと思い、今回は24歳の男女二人と行ってきました。
二人ともスリランカで日本食レストランに行くのは初めて。
男の子はモロッコ人とスリランカ人のミックス。
女の子は日本語が堪能なコロンボ大学卒。関西に2週間勉強で行ったことがあるが、滞在中は日本食はあまり食べずにウェスタンなものを食べていたとのこと。
食べた順番(提供された順番)に紹介していきます。
目次
海老の天ぷら(3ピース):1,680ルピー=621円
女の子が食べられるものとして最初に言ったのが「天ぷら」でした。
最後に、美味しかったのはどれかを聞いた時も真っ先に「天ぷら」と言っていました。
天ぷらのみ、写真を撮り損ねました。。
クランチー海老ロール(4ピース):1,220ルピー=451円
刺身や握り寿司など、生魚は食べられないとのことだったので、エビのロール寿司を頼みましたが、この二人については、「日本食=寿司」とは思っておらず、想像していたより反応薄め 笑
海苔って入ってますか?と聞かれました。
鶏串盛り合わせ(10本):3,780ルピー=1,398円
くふ楽の看板メニューといえば焼き鳥!宗教関係なく食べられる鶏は最強!ということで食べてもらいました。
満足度はそこそこという感じでした。
男の子はワサビが苦手だったとのこと。
少しスパイシーな味付けのネギは食べてもらったら反応良し!ただ、ネギに対して、少し抵抗があったようです。「これはなんですか?」と聞かれて、ネギと答えたら、微妙な表情でした 笑
アボガド和風サラダ:1,680ルピー=621円
サラダは普通に食べていました。
海鮮お好み焼き:2,360ルピー=873円
割と反応薄めだったので、女の子が最初に食べられると言っていた「お好み焼き」を注文!
「お好み焼きはスリランカ料理みたいだから美味しいです!」と女の子。
日本から来た学生のホストファミリーになってもらっていた日本に住んだことがあるシュヘイブさんの得意な日本料理もお好み焼きでした。
女の子曰く、焼きそばも好き!とのこと。
関西にいたからなのか、粉物がいいのか、ストリートフードがいいのか、そういうのがいいらしい。
鶏鍋:4,200ルピー=1,554円
今回の日本食フェスティバルで登場した鍋!
モロッコとのミックスである男の子は名前からしてムスリムなので、豚のチョイスはないので、無難に今回も鶏で!(でも、お酒には強いそうで、今日も飲んでました。。。モロッコは緩いのかな?いや、スリランカか?笑)
調理した状態の写真を撮り忘れましたが、鍋ってホッとします!(日本人の感想)
女の子は鍋はそこそこ気に入ったけど、「人参は美味しいけど、緑の野菜が好きじゃないです。」と。
コーヒーゼリー(サービスしていただきました!)
年齢を聞きがちなスリランカスタイルで、女の子が「本多さんは若そうですね。30歳とか35歳くらいですか?』と僕に聞いてきたことをそのまま本多さんに伝達したら、「なんと!サービスしないといけないですね!」とコーヒーゼリーを出してくれました。
このコーヒーゼリーが美味しい!
苦味のあるコーヒーゼリーに甘いミルクが合います。
日本でコーヒーゼリーが美味しいと思ったことがないんですが、これは美味しい!
コーヒー好きだという男の子は気に入ったようです。
一方で女の子にはコーヒーゼリーが苦すぎたようです。
二人に「スリランカの若者はコーヒー派?それとも紅茶派?」と聞いたところ、「若い人はコーヒー、シニアは紅茶!」という答えでした。
スリランカ人カップルのお気に入りメニュー
今回、僕が注文したメニューの中でのお気に入りとなりますが、以下の3つが気に入ったようでした。
1位:えびの天ぷら
2位:海鮮お好み焼き
3位:鶏鍋
スリランカを代表する高級食材「カニ」を使ったカニ鍋の方が喜んでくれたかもしれません。
ちなみに、飲み物は男の子がカールスバーグを頼み、日本酒はウィスキーと割って飲んだりするというので、2杯目はハイボールを飲んでもらいました。
女の子は自家製オレンジジュースをチョイス。
3人で合計23,756ルピー(8,789円)でした!
僕個人としては、鍋が美味しかったので、スープを飲み干してしまいました。
鶏串のスパイシーなネギが乗っているものと、クランチー海老ロールが良かったんですが、それって日本的というより、スリランカ的なメニューじゃないか?と気付かぬうちに、自分自身がスリランカローカライズされているのかもしれないと思いました!
以前にケラニヤ大学卒の日本語堪能な女の子と妹さんを、京都みらいに連れて行った際も、ちょっとこちらが期待した反応とは異なり、日本人が美味しいと思うものとは、やはり違うのかなと思いました。
若い子たちで、海外慣れしている人たちとは反応が違うというのもあるかもしれません。
店内はテーブル席が満席でスリランカの人たちで賑わっていましたので、日本食好きなスリランカ人、外食をよくするスリランカ人や、海外慣れしているスリランカ人には、Kuurakuさんの味は支持されているのだと思います。
「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年1月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開始。
2020年8月、不定期配信の「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
2023年11月、サービスアパートメント「スパイスアップ・レジデンス」開始。
2024年7月、スリランカ商品のネットショップ「スパイスアップ・ランカ」開設。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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