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綺麗に整備されたゴールフェイスグリーン

2023年4月14日

ゴールフェイスグリーンが綺麗に整備されていますので、その様子をお届けします。

ブラウンからグリーンになった

ゴールフェイスグリーンはその名の通り、芝生が生えた緑地です。

ところが、海に面しているため、塩害によって芝が枯れて、緑はまばらで、茶色の砂が見える土が多く見ていました。

ゴールフェイスグリーンならぬ、ゴールフェイスブラウンでしたが、芝生が植えられ、ゴールフェイスグリーンになりました。

私は2016年からゴールフェイスグリーンを見ていますが、今が最もグリーンな状態です。上の写真はこれでも、グリーンが少ない部分で、もっと青々としている部分もあります。

ブースが作られた

ゴールロード側と、海側にそれぞれ、ブースが作られました。

まだ活用されているのはごく一部で、海側の1~2つのブースにお店が入っていますが、それ以外は空いたままです。ゴールロード側もほとんど空いている状態です。

スリランカと言えば、「陰あるところにカップルあり!」。木の陰、岩の陰、船の陰、壁の陰、陰があるところにはカップルがいるものですが、このブース以外の海側の全てブースに、カップルがいました!

プロムナードに照明が設置

以前はプロムナード沿いに並ぶ屋台の光が頼りだったと思いますが、プロムナードにライトが設置されました。

メンテナンスが完了した桟橋

ゴールフェイスグリーンの中央にある桟橋は、2022年のクリスマスシーズンはメンテナンスのため、立ち入り禁止になっていました。

現在はメンテナンスが完了して、桟橋にまた入ることができます。

国旗掲揚台にライオン像が追加

桟橋の近くにある国旗の掲揚台に、ライオン像が追加されました。

国旗にも描かれているライオン像です。

毎日朝6時の国旗掲揚式、毎日夕方6時に行われる国旗降納式は、国旗に描かれているライオン像が加わったことで、より威厳を増したように思います。

ただ、この日に見学したときは、慣れていない兵士さんなのか、何度か国旗を畳みなおして、普段よりも時間がかかっていました。

砲台の設置

ゴールフェイスグリーンは元々は、コロンボフォートを領有していたポルトガルを駆逐したオランダ東インド会社が、ポルトガルの再上陸に備えて砲台を並べて整備した土地です。

砲台はゴールフェイスグリーンからコロンボフォートの海岸線にかけて現在も設置されていますが、2018年~2020年頃だと思いますが、ゴールフェイスグリーンに設置されていた砲台の数が減りました。

国旗の掲揚台を中心に、砲台が並べられるようになりました。

また、現在建設中のITC Colombo Oneの正面に、大きな大砲のレプリカが作られました。

この大きな砲台は、イギリスが1982年から1909年までゴールフェイスグリーンに設置していた砲台のレプリカです。

2015年にITC Colombo Oneの建設中に砲台が発見され、本物はトリンコマリーの海事海軍歴史博物館(Maritime And Naval History Museum)に保管されています。

まとめ

ゴールフェイスグリーンは、今も昔もコロンボの中心にありますが、ポートシティー、ITC Colombo Oneが完成すると、さらに賑わっていくことでしょう。

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