コロンボのショッピングモールまとめ【全10モール・種類別】
近年、建設ラッシュが続いているコロンボでは最新のOne Galle FaceやColombo City Centerなど新たなショッピングモールが次々とオープンしています。今回の記事では、コロンボ内の数あるショッピングモールの基本情報に加えて、フードコート・映画館・スーパー・日本食レストランの有無について、モールの特徴別にお伝えしたいと思います!
ちなみに、ショッピングモールに足を運ぶ際は、入り口で荷物の検査があったり、額に体温計を当てられることがありますが、これらは過去のテロによる警備強化によるものと、コロナウイルス対策のためだと思われます。その他、高級ホテルや大規模なスーパーマーケットでこのような検査があることも多いです。
最新&大規模なモール3選
One Galle Face (ワンゴールフェイス)
2019年11月にオープンしたばかりのワンゴールフェイスは、スリランカで最大の規模を誇ります。アクセスも非常に良く、ワンゴールフェイスビーチ沿いに位置していて、店舗数も圧倒的に多いです。海外の有名ブランドならびに、スリランカの有名ブランドSPA CEYLON、シッダレパ(アーユルヴェーダ関連)やODEL(アパレルショップ。3フロアにわたって展開しているのでかなり広い)など、幅広く展開されています。
外観
モール内の様子
フードコートの様子
ワンゴールフェイスについての詳細記事はこちら
【名前】One Galle Face
【開業年月】2019年11月
【営業時間】10:00~22:00
【ホームページ】https://onegalleface.com
【フードコート】地下1階・FOOD STUDIO
【映画館】6階・PVR CINEMAS
【スーパー】地下1階・Keells
【日本食の店舗】
- Beard papa’s(地下1階)
- 東京食堂(地下1階フードスタジオ内)
- AOBA BY TOKIWA(1階)
- ラーメンまこと屋(6階)
Colombo City Centre(コロンボシティーセンター)
2018年9月にオープンしたコロンボシティーセンターは、ワンゴールフェイスに続き二番目に新しいショッピングモール。高層マンションの下にモールがあり、4階建てとなっています。店舗数はワンゴールフェイスに比べると多くはないですが、開放的なフードコートが特徴。世界中の食文化を詰め込んだような店舗構成で、テラス席も設置されています。
外観
モール内の様子
フードコートの様子
【名前】Colombo City Centre
【開業年月】2018年9月
【営業時間】10:00~22:00
【ホームページ】http://www.colombocitycentre.lk
【フードコート】4階・FOOD STUDIO
【映画館】4階・SCOPE CINEMAS
【スーパー】地下1階・Cargills Food Hall & Supermarket
【日本食のレストラン】2階・EDO Japanese Restaurant
4階・東京食堂
Marino Mall(マリーノモール)
2018年7月にオープンしたマリーノモール。店舗数は多くはありませんが、1階奥のFOOD EMPORIUMにはテラス席があり、綺麗なインド洋を眺める事ができ、夕方にはサンセットが綺麗です。ヌワラエリヤにある有名茶園のLabookellieの紅茶を格安の値段で提供する(1ポット100ルピーから)Labookellie Tea Loungeが特にオススメです。
また、VRを体験できるゲームセンターがあったり、9D CINEMA という小規模なエンターテインメント施設があるのが特徴。2階は全フロアがDILIGANZ FASHIONというアパレルブランドの売り場となっています。
このモールは家具屋大手のDamroの本社、ショールームを兼ねており、3階から5階は家具のショールームとなっています。最上階にFLOATZ PUBというパブがあります。
海側の上層階はMarino Beach Hotelとなっており、部屋から海が眺められる絶景のホテルです。ルーフトップには巨大なインフィニティープールがあり、これを目当てに宿泊する人もいます。
外観
モール内の様子
フードコートの様子
【名前】Marino Mall
【開業年月】2018年7月
【営業時間】9:00~22:00
【ホームページ】https://www.marinomall.com
【フードコート】1階・FOOD EMPORIUM(フードというよりは、カフェメイン)
【映画館】通常の映画館はないが、日本の4D映画に似たエンターテインメント施設有り
【スーパー】Cargills Food City
【日本食のレストラン】無し
歴史的な建造物を改築したモール4選
Dutch Hospital(ダッチホスピタル)
フォート地区にあるダッチホスピタルは店舗数は少ないものの、SPA CEYLON(アーユルヴェーダ関連)や、ODEL(アパレルショップ)の系列であるLuv SLというスリランカグッズのお店、Nature’s Secretという自然派コスメショップ兼スパがあります。有名シェフのダルシャン・ムニダーサ 氏が経営する高級シーフードレストランのMinistry Of Crabでは、上質な海老・蟹を味わう事ができます。全エリア開放的な構造で、昼間は閑散としていますが夜間はナイトイベントやライブが行われている事もあり、かなり賑わいます。
モール内の様子
【名前】Dutch Hospital
【開業年月】2011年
【営業時間】10:00~22:00
【ホームページ】無し。公式フェイスブックアカウントはこちら
【フードコート】無し
【映画館】無し
【スーパー】無し
【日本食のレストラン】無し。ヒルトンが経営していたIKOI TEIは現在営業を終了しています。
ODEL(オデール)
スリランカ発のデパートで、現在多くの店舗を展開しています。3階建てになっており、SPACEYLON、系列のLuvSLや海外の高級ブランドがいくつか入っています。ODELのアパレル商品を買いたいとお考えの方にはぴったりです。入り口から入ってすぐ屋外のカフェスペースがありますが、店内一階にもカフェがあります。規模は小さめですが、お土産を買うのに適したモールと言えます。
外観
モール内の様子
【名前】ODEL
【開業年月】1996年
【営業時間】10:00~21:00
【ホームページ】https://odel.lk/home
【フードコート】屋外に有り。カフェメインでレストランは1軒のみ。
【映画館】無し
【スーパー】無し
【日本食のレストラン】アジア料理のWan Ge Diyaが日本食メニューを提供しています。
Arcade Independence Square(アーケード インディペンデンス スクエア)
真っ白な美しい外観が目立つこちらのモールは、吹き抜けのような構造になっていて、落ち着いた雰囲気でショッピングができます。店舗数は少なく、海外の有名ブランドがいくつか入っています。その他、カフェや紅茶屋さんも何軒か入っており、都会の喧騒を忘れてリラックスすることができるでしょう。
外観
モール内の様子
【名前】Arcade Independence Square
【開業年月】2014年6月
【営業時間】10:00~23:00
【ホームページ】http://www.arcadeindependencesquare.com
【フードコート】無し
【映画館】無し
【スーパー】無し
【日本食のレストラン】
Race Course Arcade(レースコースアーケード)
元競馬場のためレースコースという名前ですが、現在ラグビー場に改築されています。1階にショップが入っていて、店舗数としては少なめ。2階に数軒レストランが入っていて、ラーメン屋さんのRAMEN MISOYAがあります。
外観
モール内の様子
【名前】Race Course Arcade
【開業年月】2014年
【営業時間】記載無し
【ホームページ】無し
【フードコート】無し
【映画館】無し
【日本食のレストラン】2階・RAMEN MISOYA
ローカルのモール3選
Crestcat Boulevard(クレストキャット ブルヴァード)
大通りに面していて、5つ星ホテルのシナモングランドに隣接しており、アクセスが良いです。店舗数は少ないですが、2階にスリランカグッズが豊富なLuv SL、アーユルヴェーダ関連商品が豊富なSPA CEYLONがあります。地下1階にフードコートとスーパーがあり、ICHIBANという日本食の店舗もあります。2020年2月現在、Keellsというスーパーはリニューアル工事中となっています。
外観
モール内の様子
フードコートの様子
【名前】Crestcat Boulevard
【営業時間】10:00〜21:00
【ホームページ】https://crescat-boulevard.business.site
【フードコート】地下1階
【映画館】無し
【スーパー】地下1階・Keells(2020年2月現在、リニューアル工事中)
【日本食のレストラン】地下1階・ICHIBAN(フードコート内)
Liberty Plaza(リバティープラザ)
店舗数は多く、ローカルなモールだけあって実用品が充実しています。携帯周辺の機器やカメラ、SIMカード会社のDialogの店舗の他、地下にはスーパーとフードコートがあり便利です。さらにカフェやファストフード(KFC, BURGER KING)、タピオカドリンク店なども入っているので、小腹を満たすのにも適しています。道路を挟んで向かいの建物には映画館もあります。Kollupitiyaのジャンクションに位置し、アクセスの便利なところにあります。
外観
モール内の様子
フードコートの様子
【名前】Liberty Plaza
【開業年】1985年
【営業時間】10:00〜21:00
【ホームページ】無し。公式フェイスブックアカウントはこちら
【フードコート】有り
【映画館】Liberty Cinema (向かいにある別棟)
【スーパー】地下1階・Keells
【日本食のレストラン】無し
Majestic City(マジェスティック シティー)
3階建てになっていて店舗数はかなり多く、古い映画館があります。レストランはありませんが、フードコートは比較的新しいです。入り口付近にアパレルショップのODELがあります。上りのエスカレーターはありますが、下りは階段のみとなっています。Bambalapitiyaのジャンクションにあり、Colombo 4の中心に位置しています。ちなみに、隣にはPC関連機器を売っているUnity Plazaがあります。
外観
モール内の様子
フードコートの様子
【名前】Majestic City
【開業年月】1991年4月
【営業時間】9:00〜21:00
【ホームページ】http://www.majesticcity.lk
【フードコート】地下1階
【映画館】有り
【スーパー】1階・Cargills Food City
【日本食のレストラン】無し
今回は、コロンボ内にあるショッピングモールを種類別に分けてご紹介しました。お土産を買う際やショッピングを楽しむときに、ぜひ参考にしていただければ幸いです。ご紹介したモールに関連した下記の記事にもぜひ目を通してみてください!
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上智大学文学部に在学中。コロンボ市内を歩き回っているうちに、カオスで独特な雰囲気がすごく好きになりました。いつかまたスリランカを訪れた時には、シーギリヤにあるヘリタンスカンダラマに宿泊したいです。
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