スリランカNo.1のコーヒーチェーン『Barista』が極上だ。

スリランカNo.1のコーヒーチェーンの『Barista』。2000年にインドのニューデリーで創業したBaristaは、2002年にスリランカへ進出。それ以降規模を拡大し続け、2023年現在では27もの店舗を全土に展開している。私は先日そのうちの一つ、Nawam Mawatha店を訪れた。珈琲はもちろん、店内の居心地が良すぎたために、半日ほども長居してしまった。今回はそんな『Barista -Nawam Mawatha』の魅力を紹介する。
お手頃価格でコーヒーと食事を堪能できる

ドリンクメニュー。どれもお手頃価格だ
最初にいただいたのはIced Americano。砂糖等は何も加えずそのままの味を堪能。苦みはほとんどなく、後味はとてもさわやかでめちゃくちゃ飲みやすい。また間接照明に照らされたコーヒーの色合いがなんとも鮮やか。より一層コーヒーが美味しく感じられた。
筆者はその時いかんせんお腹がすいていたため、サンドウィッチに飽き足らず、バナナマフィンまで注文。
サンドウィッチはスリランカ特有のスパイシーさは特になくサクサク食べ進められる。マフィンは少し水気が少ない感じがしたのでコーヒーなどさっぱりしたドリンクと合わせるのがいいだろう。
結局これだけ頼んでも、全て合計して2000ルピー(日本円にして900円ほど)にもいかないのだから、とてもリーズナブルだ。
作業も、読書も、なんでも。一日中リラックスできる空間がそこに

赤色というのがこれまた落ち着く。
店内は、落ち着いた橙色の間接照明と、適度に散りばめられた観葉植物が最高にリラックスできる雰囲気をつくっていた。BGMにはジャスティン・ビーバーやAviciiをはじめとする2010年代の洋楽シーンを飾った音楽が流れていて、どこか懐かしい気持ちにもなった。
またWi-Fiを利用することもできるので、パソコン等で作業するもよし、NetflixやYoutubeなどで気ままに動画鑑賞するのもいいだろう。店内には下の画像のような場所が二つほどある。このソファがかなりゆったりとできて、一度座るとなかなか立ち上がる気にさせてくれなかった。結局私は半日以上このソファで気ままにくつろいでしまった。
カフェだけじゃない。名産品のショップまで楽しめる。
そして店内の奥側に進むと、『Harltha Ceylon』のショップがあり、紅茶やスパイス、調味料からハンドソープ等までスリランカの日常に欠かせない商品がずらりと並ぶ。

かわいいパッケージのスパイスがたくさん。

多くの客で賑わう店内。お店のPRだろうか、何かの撮影もこの日は行われていた。
私も石鹸とキャンドル、そして紅茶を購入した。価格はこの3つで1600ルピーほどで、これまたお財布にやさしい。
またどこからともなく心地よいフルートの音が聞こえてくるなと思っていたら、実際に二人のお兄さんたちが笛を吹いているではないか。正確な時間は覚えていないが、その後も二人はかなりの時間フルートで店内のBGMを奏でていた。

フルート奏者(?)の二人。カメラを向けるとニッコリ笑顔を向けてくれた。
日中訪れたというのに気付けば日は落ち、外は真っ暗になっていた。それくらい心地のいい『Barista -Nawam Mawatha』で是非コーヒーとフードとショッピングを楽しんでみてはいかがだろうか。この記事も、別日に訪れている『Barisuta』でくつろぎながら書いているというのはまた別の話…。
住:181, Sir James Peiris Mawatha Colombo 02
TEL: 071 838 3838
営:8:00〜22:00
休:不定
https://barista.lk/
参考)
World Coffee Portal:Barista unveils Sri Lanka’s first drive-thru coffee shop
Daily Mirror ONLINE:Barista expands with 25 outlets becoming Sri Lanka’s largest cafe chain
ADA derana BUSINESS:India’s Barista targets 50 stores across Sri Lanka by 2024

2001年熊本県生まれ。北海道大学法学部の4年生。北海道の極寒と、まるでやる気の出なかった就活から一時避難すべくスリランカへ。この地でいろんな人や風景と出会い、それを記事として届けていきたいと考えている。ノスタルジーを愛しています。
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