2023年のラマダン明け大祭(Eid al Fitr)

Eid Mubarak!ということで、本日はEid al Fitr、つまりラマダン明け大祭です。
昨日、サウジアラビアでラマダンが明けたことを受けて、「今日はラマダンのランチを食べるわよ!」と、ムスリムの英語教師Fazeenaさんに呼ばれて、お食事をいただいてきました。
いつも一緒に料理を作ってくれていた長女が孫を連れてカナダに戻ってしまったので、今年の料理は少なだとのことでした。
次男くんも来月からカナダ留学なので、Eid al Adha(犠牲祭)は、何もしないかも?ともおっしゃっていましたが、それでも今日は豪華な食事でしたので、紹介したいと思います。
ダムビリヤニ
ダムは、ウルドゥー語で「ゆっくり火にかける」という意味だそうですが、小麦粉で蓋をしっかりとめて調理します。
ダムビリヤニには、生肉のマリネに半茹でにしたバスマティライスをそのまま乗せて一緒に弱火で蒸し上げる「カッチビリヤニ」と、調理したグレイビーに茹でた米を加えて炊く「パッキビリヤニ」がありますが、今回はパッキビリヤニとのこと。
「カッチ(カッチャ)」は「生」という意味であり、。カッチビリヤニはビリヤニの聖地ハイデラバードなどで殊に有名だが、生肉にそのまま米を乗せるという作り方が特殊だったからクローズアップされただけで、カッチ式で作っているお店は実際それほど多くないという。
黒いのはビーフサンボルとのこと。
写真の撮り方をミスりましたが、下の写真は左がカトゥレット、右がインディアンスイーツのグラブジャムン。
スイーツ
頂いたスイーツで一番美味しかったのは、代表的なムスリムのスイーツであるワタラッパン!
カルダモンだけではなく、ナツメグシード、シナモンを入れているのが美味しくなるコツだとファジーナ先生が言っていました。
ピンク色がサンジャー、黄色がインディアンスイーツのブーンディ
参考)
カレーの哲学.com:【レシピ】チキン・カッチ・ビリヤニ
インド人シェフのブログ:ハイデラバーディダムビリヤニ
Wikipedia:Boondi
ウィキペディア:グラブ・ジャムン

「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年1月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開始。
2020年8月、不定期配信の「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
2023年11月、サービスアパートメント「スパイスアップ・レジデンス」開始。
2024年7月、スリランカ商品のネットショップ「スパイスアップ・ランカ」開設。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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