綺麗に整備されたゴールフェイスグリーン
ゴールフェイスグリーンが綺麗に整備されていますので、その様子をお届けします。
ブラウンからグリーンになった
ゴールフェイスグリーンはその名の通り、芝生が生えた緑地です。
ところが、海に面しているため、塩害によって芝が枯れて、緑はまばらで、茶色の砂が見える土が多く見ていました。
ゴールフェイスグリーンならぬ、ゴールフェイスブラウンでしたが、芝生が植えられ、ゴールフェイスグリーンになりました。

私は2016年からゴールフェイスグリーンを見ていますが、今が最もグリーンな状態です。上の写真はこれでも、グリーンが少ない部分で、もっと青々としている部分もあります。
ブースが作られた

ゴールロード側と、海側にそれぞれ、ブースが作られました。

まだ活用されているのはごく一部で、海側の1~2つのブースにお店が入っていますが、それ以外は空いたままです。ゴールロード側もほとんど空いている状態です。

スリランカと言えば、「陰あるところにカップルあり!」。木の陰、岩の陰、船の陰、壁の陰、陰があるところにはカップルがいるものですが、このブース以外の海側の全てブースに、カップルがいました!
プロムナードに照明が設置

以前はプロムナード沿いに並ぶ屋台の光が頼りだったと思いますが、プロムナードにライトが設置されました。
メンテナンスが完了した桟橋
ゴールフェイスグリーンの中央にある桟橋は、2022年のクリスマスシーズンはメンテナンスのため、立ち入り禁止になっていました。

現在はメンテナンスが完了して、桟橋にまた入ることができます。

国旗掲揚台にライオン像が追加
桟橋の近くにある国旗の掲揚台に、ライオン像が追加されました。

国旗にも描かれているライオン像です。

毎日朝6時の国旗掲揚式、毎日夕方6時に行われる国旗降納式は、国旗に描かれているライオン像が加わったことで、より威厳を増したように思います。
ただ、この日に見学したときは、慣れていない兵士さんなのか、何度か国旗を畳みなおして、普段よりも時間がかかっていました。
砲台の設置
ゴールフェイスグリーンは元々は、コロンボフォートを領有していたポルトガルを駆逐したオランダ東インド会社が、ポルトガルの再上陸に備えて砲台を並べて整備した土地です。
砲台はゴールフェイスグリーンからコロンボフォートの海岸線にかけて現在も設置されていますが、2018年~2020年頃だと思いますが、ゴールフェイスグリーンに設置されていた砲台の数が減りました。

国旗の掲揚台を中心に、砲台が並べられるようになりました。
また、現在建設中のITC Colombo Oneの正面に、大きな大砲のレプリカが作られました。

この大きな砲台は、イギリスが1982年から1909年までゴールフェイスグリーンに設置していた砲台のレプリカです。
2015年にITC Colombo Oneの建設中に砲台が発見され、本物はトリンコマリーの海事海軍歴史博物館(Maritime And Naval History Museum)に保管されています。
まとめ
ゴールフェイスグリーンは、今も昔もコロンボの中心にありますが、ポートシティー、ITC Colombo Oneが完成すると、さらに賑わっていくことでしょう。

>関連記事
SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTD Managing Director
SPICE UP TRAVELS (PVT) LTD Managing Director
「旅と町歩き」を仕事にしようとスリランカに移住。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年4月、法政大学社会学部社会学科を卒業後、六本木の人材系ネットベンチャーに新卒入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長を経てネットベンチャーを退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当しながら、新宿ゴールデン街で訪日外国人向けバーテンダー。
2016年7月、スリランカに初めて渡航し、法人設立の準備を開始。
2017年1月、SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTDを登記。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年2月、スリランカ観光情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」オープン。
2020年8月、ニュースレターの配信を開始。
2020年10月、WAOJEコロンボ支部立ち上げ初代支部長に就任。
2023年2月、スリランカ日本人会理事・広報部長に就任。
2025年6月、SPICE UP TRAVELS (PVT) LTDを登記。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
# 関連キーワード
新着記事
-
スリランカのサイクロン影響と最新状況|観光・鉄道【12月4日・随時更新...
スリランカを襲ったサイクロンにより発生した洪水・地滑りで、犠牲になられた方々に哀悼の誠を捧げるとともに、御遺族に対し謹んでお悔やみを申し上げます。被害に遭われた方々の早期の御快復をお祈りし、心よりお見舞い申し上げます。 …
2025年12月01日 -
スパイスアップスリランカ【デジタル版】|vol.19 アルガムベイ特集
目次1 スリランカ唯一の日本語情報誌『スパイスアップ・スリランカ』デジタル版を公開!2 2025年10月発行 vol.19「アジア屈指のサーフスポット 東海岸アルガムベイ」特集号2.1 vol.19目次3 vol.19デ…
2025年11月20日 -
ウナワトゥナのブティックホテル「Sergeant House」|ゴール...
スリランカ南海岸・ウナワトゥナのブティックホテル「Sergeant House(サージェント ハウス)」は、19世紀の邸宅を改装したプライベートな隠れ家。風の通るテラス、緑に包まれたプール、そしてわずか5室の上質な客室が…
2025年11月03日
