デンマーク人画商のギャラリー「Lanka Living Gallery」

ゴールに新しくできたギャラリー「Lanka Living Gallery」は、デンマーク人ギャラリストのトマス・クラウセン(Tomas Clausen)が始めたギャラリーです。
本記事では、Lanka Living Galleryについて紹介します。
Lanka Living Galleryとは?
Lanka Living Galleryは、ゴールフォートで最も東西に長い道「ペドラーズ・ストリート(Pedlar’s Street)」にあります。
2023年8月にギャラリーを訪れると、トマスがいらして、気さくに話しかけてくださったので、お話を伺いました。
トマスさんは1981年に初のアジアの国として訪れたのがスリランカがとても気に入り、その後、何度もスリランカを訪れるようになったそうです。
2014年にスリランカに移住を決めて、1950年代に建てられた邸宅を改装して、アハンガマにブティックホテル「ザ・デコハウス」を開業。
しかし、コロナ禍でホテルの経営を諦め、2021年にゴールに移住し、Lanka Living Galleryを始められたそうです。
つまり60歳を過ぎてから、アートを作り始めて、まだ2年なのだそうです。
ギャラリーは2階建てで、2階にも作品が展示されています。
写真アート
トマスさんのアートは写真です。
写真に見えませんでしたので、どうやって撮影したのかを尋ねると、アート作品の元になっている被写体とアート作品を並べて説明してくれました。
説明してくださったアートはドラム缶が被写体で、ドラム缶の模様を切り取るように撮影したものでした。
カフェ
ギャラリー1階の奥にはカフェがあります。
トマスさんは注文したコーヒーを飲みながらスタッフさんとミーティングされていて、イケオジ感溢れていました。
スパ
2階にはスパがあり、スパの施術室に向かう通路にも作品が展示されています。
Lanka Living Galleryのアートは、ウェリガマにあるHangtime Hostelの階段の壁に展示されています。
Hangtime Hostelをチェックアウトして向かったゴールで、また同じ作品を目にして、かつ、その作品を作った本人にお会いできるとは思ってもいませんでした。
参考)
Lanka Living Gallery公式サイト
MISS-WORLD:THE DECO HOUSE, DEN DANSKE VILLA I AHANGAMA, SRI LANKA

「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年4月、法政大学社会学部社会学科を卒業後、人材系ネットベンチャーに新卒入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して人材系ネットベンチャーを退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当しながら、新宿ゴールデン街で訪日外国人向けバーテンダー。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2022年12月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開始。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
# 関連キーワード
新着記事
-
【WAOJEコロンボ主催】経営者の“心と身体”を整えるアーユルヴェーダ...
WAOJEコロンボは、この4月より新支部長に就任したBKG航氏が運営する本格アーユルヴェーダリゾート「カルナカララ」にて、経営者向けリトリートツアー「経営者の“心と身体”を整えるアーユルヴェーダ リトリート in スリラ…
2025年4月08日 -
国連開発計画(UNDP)スリランカ常駐代表 久保田あずさ氏インタビュー
国連開発計画(UNDP)スリランカ事務所の常駐代表は現在、日本人女性が務めています。UNDPスリランカ常駐代表の久保田あずさ氏にお話を伺いました。 目次1 UNDPのスリランカでの活動1.1 UNDPスリランカの活動内容…
2025年4月07日 -
ジェフリー・バワの復刻家具展示会「Design in the Mome...
2024年12月にオープンしたジェフリー・バワ財団の新事務所に併設された展示スペースにて、企画展「Design in the Moment: Furniture by the Geoffrey Bawa Practice…
2025年4月07日