おしゃれ自家焙煎セイロンコーヒーカフェ「London House of Coffee」

ロンドンハウスオブコーヒー(London House of Coffee)は、スリランカ産のコーヒー(セイロンコーヒー)を提供するカフェです。
各国の大使館が立ち並ぶ高級住宅街コロンボ7にマッチした石造りの外観と、木目の落ち着いた店内の様子、イギリスのフードメニュー、自家焙煎にこだわったカフェで、wifiもあり、朝7時から夜20時やって営業しています。
コロナ禍や経済危機で閉店したり、移転縮小したコーヒーカフェが多い中、2015年から変わらず営業しているオーナーのアルナさんにお話を伺いました。
目次
ロンドンハウスオブコーヒーとは?
ロンドンハウスオブコーヒーは、コロンボ7にある自家焙煎のセイロンコーヒーを提供するカフェです。
スリランカはかつて、世界中に植民地を保有していた大英帝国領内で、最もコーヒーを生産した国でした。
コーヒーさび病による被害と、大英帝国のコーヒーから紅茶への戦略転換の影響を受けて、スリランカはコーヒー生産大国から紅茶生産大国に変わりましたが、コーヒーの生産は続けられていました。
高品質なスリランカ産コーヒーを提供するべく、港湾の土木技師としてキャリアを積んだアルナさんが2015年にコロンボ7にオープンしています。
私が初めてスリランカに来た2016年に、ノマドワーカーさんから「Wifiが早く仕事するのに快適なカフェ」として、在住日本人女性から「トイレが綺麗な貴重なカフェ」として、教えてもらったのがロンドンハウスオブコーヒーでした。
現在改装中の日本大使館から近くにあり、打ち合わせにも便利な立地です。
焙煎7日以内のコーヒー
セイロンコーヒーのブランドやカフェはスリランカにいくつかありますが、ロンドンハウスオブコーヒーの特徴は、ホテルやスーパーにコーヒー豆を卸していないことです。
それは焙煎7日以内のコーヒーを提供することにこだわっているからです。
店内で自家焙煎したコーヒーを提供されています。
高級感とゆとりがある店内
ロンドンハウスオブコーヒーにはソファー席の座席が多く、高級感とゆとりがある座席配置が特徴的です。
一階席と二階席があり、二階にはテラス席もあります。
一階の奥には広い会議室があり、プロジェクターもあって、セミナー会場としても利用が可能です。
二階にあるトイレは広いです。
以前はホテルのように手を拭くタオルが、撒かれていくつもおいてありました。
現在は棚にペーパーにおいてあり、ペーパーがまばらなので、綺麗さが以前よりも減ってしまっているように思いますが、トイレは綺麗です。
階段にはコーヒーの木の彫刻が埋め込まれています。
コーヒーはエスプレッソが中心
店内にはエスプレッソマシーンがあり、エスプレッソを使ったメニューが中心です。
以下の写真の右側に見えるのが、ヨーロッパで高いシェアを持つLA CIMBALIのエスプレッソマシーン。
店員のお兄さんからは、モカラテとキャラメルカプチーノのお勧めしてもらいましたが、以前に何度か飲んでいますが、改めてスタンダードなカプチーノを注文。

カプチーノ
層の厚いクリームの上にチョコレートシロップがかかっていて、少し甘味のあるカプチーノでした。

ブルーベリー・クリーム・フラぺチーノ
コールドドリンクも飲んでみることにして、先ほどはコーヒーを飲んだからジュースにしますか?とアルナさんに言われましたが、コーヒー推しのお店なので、フラペチーノから選ぶことにしました。
スリランカではコーヒーや紅茶はホットが基本ですが、冷たい飲み物のメニューも充実しています。
フラペチーノって、飲むデザートですよね!
フードメニュー
フードメニューは、サンドウィッチやパスタ、ケーキなどがあります。
チーズトーストがわざわざカテゴリーとしてあったので、そちらから今回はチョイス!
こちらはオールドベーカリー。イギリスでよく食べられているそうです。
コーヒー豆
お店の入口を入って左手側に焙煎機があります。
豆の販売はそこまで積極的にしているわけではないようですが、家で豆を挽いて淹れてみないと、どういうコーヒーなのか分かりません。
家で淹れてみたら、コクと甘味のあり、チョコレートのようなコーヒーで、僕は好きです。
豆の販売は一種類で、250gグラムで3000ルピーです。
アルナさんはマータレー、ハンターナ、ヌワラエリヤなどのコーヒー生産地を回ったそうですが、コットマレーのコーヒーが一番良かったので、コットマレー産のコーヒー豆のみを使っているそうです。
ローストの度合いも一択で、これがベストとのこと。
日本への進出に興味あり
ロンドンハウスオブコーヒーは、ロンドン郊外のギルフォードの中心地であるハイストリートにも店舗があります。
2018年頃から定期的に「日本に進出したい!」とアルナさんから相談があり、コロンボ店での日本人インターン生も大歓迎!というので、弊社にインターンに来た学生のうち、スターバックスでアルバイトをしていた子をはじめ、何人かがお店の手伝いをしたことがあります。
日本には様々なカフェやコーヒーブランドがあり、進出は簡単ではないと何度も伝えていますが、昨日もその相談を受けましたので、もし、日本でのロンドンハウスオブコーヒーの店舗に興味がある方、あるいはコロンボ店でのインターンシップに興味がある方はお問い合わせください。
アルバイト代も出してくれるそうですが、日本に比べるとかなり少ないです。稼ぐことを目的ではなく、経験としてやってみたいという方には良いでしょう。
インターンシップへのご応募
ロンドンハウスオブコーヒーでのインターンシップをご希望の方は以下のフォームよりお問い合わせください。
日本への進出に興味あり
ロンドンハウスオブコーヒーの日本進出に関わりたい、サポートしたいという方がいらっしゃいましたら、以下のフォームよりお問い合わせください。

「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年2月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、ホステル「スパイスアップ・ハウス」開設。
2020年8月、週刊「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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