スリランカ、8月1日から全ての国からの旅行者を受け入れ開始
スリランカは8月1日から世界からの旅行者を迎え入れる準備が整ったと6月5日に発表されました。
スリランカは現在、事前の対策のお陰でアクティブなクラスターの発生は30日間ありません。
空港は全てのエリアとスタッフを含めて高い衛生管理がされるとのことです。
入国して観光はできるようになっていますが、滞在日数に応じたPCR検査が何度か必要であったり、空港からの移動は公共交通機関の利用は不可となっているなど、通常とは異なる条件がガイドラインとして設定されています。
本記事では6月5日に発表されたSri Lanka Tourismの発表内容を紹介していきます。
ご旅行を検討されている方は詳細を確認してください。
入国が可能な対象の人、入国可能な空港について
・どの国の人も入国ができるようになります。
・グループ、家族、個人のいずれの旅行でも可能です。
・バンダラナイケ国際空港、ラトマラーナ空港、マッタラ・ラージャパクサ・ハンバントータ空港で入国を開始します。
ビザについて
・全ての旅行者は30日間のオンラインビザを申請します。
・ビザは到着後、6ヶ月まで延長が可能です。
・ビザの費用は100米ドル。
・長期滞在者に対しては5年間のマルチプルエントリーのビザ(一回の滞在の最長日数は6ヶ月間)について現在検討中。
ビザ申請に必要な情報
・予約確定済みの滞在先の詳細(滞在先からビザ申請に必要な詳細が提供されます。)
・スリランカでの旅程
・帰りのチケット
・医療保険の証明
スリランカ滞在の条件
・スリランカに5泊以上すること
・フライト時間の72時間以内のPCR検査の結果が陰性であること
空港からの移動について
・空港からの移動に公共交通機関は使えません。空港到着より前に滞在先あるいは旅行会社で手配をしてください。
PCR検査について
・まず、搭乗前に72時間以内のPCR検査の結果が陰性であることが必要です。
・スリランカの空港の到着時に症状が検知されてなければ、隔離の必要はありません。
・到着時にPCR検査を受けていただきます。検査料は無料です。
・現在、PCR検査の結果は24時間後に結果が受け取れます。8月までに4〜6時間で結果が受け取れるようにする予定ですが、仮に24時間かかる場合にはコロンボかニゴンボの4つ星ホテルか5つ星ホテルの中から1泊の滞在先をお選びいただくことになります。
・2回目のPCR検査は4日〜5日後に宿泊先で受けていただきます。
・10日以上スリランに滞在する場合は、3回目のPCRテストが必要となります。
・PCR検査が陽性になった場合には、指定のホテルあるいは病院で隔離措置となります。通常は14〜21日間の隔離措になります。
観光地について
・8月1日から全ての観光地はオープンし、ガイドラインに沿って健康管理を行っていきます。
・各県を跨ぐ移動に制限はありません。
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「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年1月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開始。
2020年8月、不定期配信の「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
2023年11月、サービスアパートメント「スパイスアップ・レジデンス」開始。
2024年7月、スリランカ商品のネットショップ「スパイスアップ・ランカ」開設。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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