入国時の隔離期間が0日あるいは7日間などに短縮されました。
スリランカ入国時の隔離期間が短縮されました。
スリランカ国籍あるいはレジデンスビザを持っていて、ワクチン接種後2週間が経過している場合には、到着時のPCRテストが陰性であれば、隔離期間なしで、自宅に向かうことができます。
スリランカ国籍あるいはレジデンスビザを持っていて、ワクチン未接種あるいはワクチン接種後2週間が経過していない場合は、隔離ホテルを選んだ場合は7日間ホテルに滞在した後に、7日間の自宅隔離となります。
隔離センターを選んだ場合は10日間センターに滞在した後に、4日間の自宅隔離となります。
旅行者でワクチン接種後2週間が経過している場合には、7日間は認証されたホテルに滞在となります。
到着時のPCRテストが陰性であれば、指定された観光地には訪問が可能です。
旅行者でワクチン未接種あるいはワクチン接種後2週間が経過していない場合には、14日間は認証されたホテルに滞在となります。
到着時のPCRテストが陰性であれば、指定された観光地には訪問が可能です。
以下、詳しく記載します。
なお、本記事の内容はMinistry of Healthの書類を元に記載していますが、スリランカ国内や世界の状況で変更される可能性があると記載されています。
また、実際に渡航される際は、原文をご確認ください。
目次
全ての入国者に必要なこと
・外務省、あるいは関連当局から入国の許可を得てください。
・全ての入国者は、健康宣言フォームを記載して、空港のヘルスオフィスに提出する必要があります。
ワクチン接種後2週間経過済みのスリランカ国籍orレジデンスビザ所持者
・到着にオリジナルのワクチン接種の証明書と、証明書が英語でない場合は英訳認証コピーと合わせて提出してください。
・到着時(24時間以内)に、隔離ホテルあるいは隔離センターでPCRテストを受けます。
・陰性結果の証明書が発行されると移動ができます。
・交通手段は自身で手配し、自宅あるいは隔離ホテル・隔離センターに向かってください。
・自宅に到着したら、エリアのメディカルオフィスーオブヘルス(MOH)に電話あるいはメールで以下の情報と、陰性結果の証明書を提出してください。
<提出物>
・名前
・パスポート番号
・スリランカ到着日時
・スリランカにおける住所
・電話番号
・スリランカにおける住所に到着した日
・スリランカ到着後に取得した陰性結果の証明書
・到着7日目にPCRテストを受けてください。
・もし、発熱や呼吸に関して症状がある場合は、直ちにエリアのMOHに連絡してください。
ワクチン未接種orワクチン接種後2週間経過していないスリランカ国籍orレジデンスビザ所持者
隔離ホテルを選択した場合
・PCRテストは到着時と7日目に受けます。
・テスト結果が陰性であれば、7日目に隔離ホテルから出られます。
・隔離ホテルから自宅への移動は自己手配する必要があります。
・ドライバーは感染対策をしっかり行う必要があります。
・自宅に到着したら、「陰性結果の証明書」、「1日目と7日目のPCR検査結果」をエリアのMOHに提出してください。
・スリランカ到着から14日間が経過するまで自宅待機となります。
・もし、発熱や呼吸に関して症状がある場合は、直ちにエリアのMOHに連絡してください。
隔離センターを選択した場合
・PCRテストは到着日と10日目に受けます。
・テスト結果が陰性であれば、10日目に隔離センターから出られます。
・隔離ホテルから自宅への移動は自己手配する必要があります。
・ドライバーは感染対策をしっかり行う必要があります。
・自宅に到着したら、「陰性結果の証明書」、「1日目と7日目のPCR検査結果」をエリアのMOHに提出してください。
・スリランカ到着から14日間が経過するまで自宅待機となります。
・もし、発熱や呼吸に関して症状がある場合は、直ちにエリアのMOHに連絡してください。
ワクチン接種後2週間経過済みの旅行者
・PCRテストは到着時と7日目に受けます。
・認証されたホテルに7日間滞在します。
・到着時のPCRテストが陰性であれば、指定された観光地を訪れることができます。
・7日目のPCRテストが陰性であれば、MOHから承認を得た旅行会社の元、自由に旅行が可能です。
ワクチン未接種orワクチン接種後2週間経過していない旅行者
96時間未満の滞在の場合
・PCRテストは到着時に受けます。
・認証されたホテルに滞在します。
・到着時のPCRテストが陰性であれば、指定された観光地を訪れることができます。
・帰国前にPCRテストは必須ではありませんが、搭乗する航空会社や行き先の国が、搭乗前のPCRテストを要求している場合はその限りではありません。
96時間以上〜14日未満の滞在の場合
・PCRテストは到着時と出国前に受けます。
・認証されたホテルに滞在します。
・到着時のPCRテストが陰性であれば、指定された観光地を訪れることができます。
・出国前にPCRテストを受けます。例えば8日目に出国する場合は、6日目あるいは7日目にPCRテストを受ける必要があります。
14日以上滞在する場合
・PCRテストは到着時と11日目〜14日目に受けます。
・14日間は認証されたホテルに滞在します。
・到着時のPCRテストが陰性であれば、指定された観光地を訪れることができます。
・2回目のPRテストは11日目〜14日目に受けます。
・2回目のPCRテストが陰性で到着から14日間が経過したら、認証ホテル以外にも宿泊ができるようになります。
>参照
>関連記事
「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年1月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開始。
2020年8月、不定期配信の「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
2023年11月、サービスアパートメント「スパイスアップ・レジデンス」開始。
2024年7月、スリランカ商品のネットショップ「スパイスアップ・ランカ」開設。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
# 関連キーワード
新着記事
-
スリランカの食文化に見る多様性とヴィーガン事情
スリランカに滞在して約2か月半、この国の食文化の多様性に驚かされています。その背景には、仏教、ヒンズー教、イスラム教といった多様な宗教が影響していると感じます。宗教ごとに異なる食の規律が存在し、それが食の選択肢を豊かにし…
2024年11月23日 -
“スリランカにおける現代ファッションを徹底調査”
年間を通して高温多湿の南国、自然豊かで「インド洋の真珠」とも呼ばれるスリランカ。日本とは全く異なる気候に住むスリランカの人々が普段どのような服を着ているのか、どのような服を好むのか知っていますか? 欧米諸国の人々のファッ…
2024年11月14日 -
世界遺産ゴール・フォートの中にある“好立地”ホテル「The Fort ...
私は今回、世界遺産ゴール・フォートの旧市街の中にあるホテル「The Fort House」に宿泊してきました。 ゴールには数多くの宿泊施設がありますが、世界遺産である旧市街の中にあり、散策しやすい場所にある「The Fo…
2024年11月13日