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【閉店】コロンボ初のラーメン店「Ramen Misoya」がレースコースにオープン

2017年11月12日

Ramen Misoyaは2022年に閉店しました。

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コロンボ初となるラーメン店「Ramen Misoya」がレースコースにオープンしました。

2017年11月11日(土)にオープニングイベントが開催されましたので、その様子をお届けします。

Ramen Misoyaとは?

Ramen Misoyaは、日本国内127店舗・海外16店舗にラーメン店を展開する「トライ・インターナショナル」の海外でのブランド名です。

日本国内のブランド名は「蔵出し味噌 麺場 田所商店」で、本拠地は千葉県にあります。
本社は幕張のワールドビジネスガーデンで、本店は幕張郊外の武石です。

Ramen Misoyaニューヨーク店は、ミシュランガイドのコストパフォーマンスによる評価「ビブグルマン」に2013年から2017年まで5年連続で掲載されています。

味噌屋に生まれた創業者の田所さん

トライ・インターナショナルの田所史之さん

日本国内でのブランド「蔵出し味噌 麺場 田所商店」
海外でのブランド「Ramen Misoya」
ともに、味噌ラーメンが看板商品です。

創業者の田所史之さんは、福島県白河市の味噌製造店に生まれたそうです。

田所さんは21歳でラーメンチェーンのお店として独立。
29歳でバブルがはじけ、35歳で倒産。
35歳~40歳は会社員をして、40歳で再独立されています。

2005年、千葉県市川市に1号店となる「蔵出し味噌 麺場 田所商店」 を開店(行徳店)。

2010年、初めての海外出典となる台湾台北店(合弁)を開店。

その後、ニューヨーク店、シリコンバレー店、モントリール店、バンコク店、シカゴ店、シカゴ2号店、バンコク店2号店、ホーチミン、ミラノ店と出店しています。

台湾、アメリカ、カナダ、タイ、ベトナム、イタリアに続く、7カ国に出店したのがスリランカのコロンボ店です。

コロンボ店はミダヤセラミックとの合弁

ミダヤセラミックのクムドゥさん

コロンボ店は、日本のトライ・インターナショナルと、スリランカのMidaya Ceremic(ミダヤセラミック)との合弁です。

ミダヤセラミックはスリランカの陶磁器企業です。
創業者のDayasiri Warnakulasooriya(ダヤシリ)さんは日本に留学して陶磁器について学び、日本人と結婚して、1968年にスリランカでミダヤセラミックを創業され、スリランカを代表する陶磁器メーカーの1社となっています。

現在、ミダヤセラミックは息子のKumuduさんが社長をされています。

Ramen Misoyaの店長はダヤシリさんの甥であるSanjayさん。

ダヤシリさんは、JASTECA(Japan Sri Lanka Technical and Cultural Association)のパトロンでもあります。
JASTECAは、一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS:The Association for Overseas Technical Cooperation and Sustainable Partnerships)で日本に研修留学したスリランカ人の卒業生組織です。

JASTECAのもう一人のパトロンは、日産、スズキ、ヤマハなどを取り扱うAssociated Motorways (Pvt) Ltd.の会長で、Waters Edgeのディレクター、スリランカ政府の金融委員会のボードメンバーも務めたTilak De Soysaさんです。

JASTECAはスリランカ人経営者も多く関わり、現在のディレクターで、2016年時に会長を務めていたAthulla Edirisingheさんは、居酒屋「くふ楽コロンボ店(Kuuraku Colombo)」のスリランカ側の代表者です。

材料はベトナム工場から

ラーメンの材料は、2015年にベトナムのホーチミン郊外のタンキム工業団地内のMisoyaの工場から輸入してコロンボでラーメンを提供されるそうです。

コロンボ店のスタッフは日本で研修を受け、今後も定期的に研修を受けるそうです。

参照)

MIDAYA CERAMIC
JASTECA
一般財団法人 海外産業人材育成協会
Associated Motorways (Pvt) Ltd

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