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シンハラ語オンラインスクールSerendipの関根静夏さんにインタビュー

2022年6月12日

私は2021年5月からシンハラ語オンラインスクールSerendip(セレンディップ)で月8回のシンハラ語レッスンを受けながら、シンハラ語を学び始めました。

ところが、なかなか自己学習の習慣化できず、2021年1月には全くシンハラ語の自習をしていないサボり状態になりました。

そのため、2月の前半は、スクールオーナーの静夏先生から「私が続けて復習レッスンをしますので勉強したことを身に付けていただきます!」と復習レッスンを続けて受けた後に「神谷さんにはシンハラ語辞典を使って勉強することをお勧めします!」とアドバイスを受けました。

注文したシンハラ語辞典が家に届くと、私は地名や人名、料理名、食べ物名などに興味があったため、辞典をペラペラめくっていると、スリランカで出会った意味を知らない言葉が多く目に止まりました。

辞典が引けるのは、シンハラ文字をセレンディップで習っていたからです。

「これは面白い!」と思ったシンハラ語について紹介するとともに、混乱している言葉を整理するため、文字の復習から初めて、毎日その勉強した内容を記事にして投稿することに決めました。

「早くセレンディップのレッスン内容に追いつかなくちゃ!」と思い、1日も休まず続けてみたら、128記事を投稿して、4ヶ月ほどかかりました。

私はまだまだシンハラ語は学習中の初学者ですが、勉強を初めてちょうど1年が経過し、自己学習の4ヶ月が終わったところだったため、この1年間の経験も踏まえてセレンディップの関根静夏さん(以下、静夏先生)にお話を伺うことにしました。

シンハラ語を勉強する人の動機とは?

神谷:毎月行われているセレンディップのイベントに参加していると、色んな方が色んな動機でシンハラ語を勉強しているのだな〜といつも思います。セレンディップでシンハラ語を学んでいる生徒さんたちの動機は大きく分けると、どんな理由がありますか?

静夏先生:パートナーがスリランカ人の方、スリランカに駐在している方、スリランカ関連ビジネスをしている方、スリランカ人の友達がいる方、言語を複数習得されていてシンハラ語にも興味を持った方、などがいらっしゃいます。

神谷:友達がスリランカ人という理由で学ぶ方はすごいですね。僕なんて、スリランカに住んでスリランカ企業向けにビジネスをしているのに勉強していなかったという。。。

静夏先生:スリランカ人は人柄がいいので、日本の職場にもよく馴染んでいます。そんなスリランカ人と仲良くなったことがきっかけでシンハラ語を学び始める方は一定数います。スリランカ人って、スリランカカレーを一生懸命作って持っていったりするじゃないですか!?

神谷:めっちゃ想像つきますね〜!僕は日本人に声掛けるのは躊躇してしまいますが、スリランカ人だと絶対に笑顔で対応してくれると思って、つい絡みにいっちゃいますが、そんな時にシンハラ語が少しでもできたらもっと楽しいですしね。

静夏先生:現在、継続されている生徒さんは数十名いますが、全員のシンハラ語を学び始めた動機と、現在の学習状況を把握しています。生徒さんの習得状況によりますが、基本的には毎月必ず私が1回はレッスンをして状況を確認しますし、先生たちに毎日学習内容の指示を出しています。

神谷:オーナーの顔が見える語学スクールはなかなかありませんが、静夏先生がいる安心感は大きいですね。

毎レッスン後に担当した先生からレッスンの振り返りコメントが届き、さらに1ヶ月間の学習の振り返りと評価が毎月LINEで届きますが、これを全生徒に対してやっているのは、相当な労力だと思います。

振り返りは生徒側としても助かりますが、それが着実に行われることで運営側に生徒の状況が記録され、授業のクオリティーチェックにもなっているんだろうな〜と思い、これはすごいと感じています。

毎月の振り返りシートに「学習スタート時の目標」が書かれているので、初心を忘れがちですが、毎月リマインドされるのは、目標達成に大事なことだなと思います。

英語より簡単な言語を学ぶと自信がつく

神谷:アメリカ国務省が、外交官育成機関がまとめた英語を母国語とする人が言語習得にどれぐらい時間が必要かを65言語を分類して公表しています。

英語を母国語とする人にとって、最も難しいカテゴリー4に日本語、韓国語、中国語、アラビア語が分類され、習得に必要な授業時間は2,200時間。つまり、平日5日間に毎日5時間勉強し続けると2年弱かかる計算になります。

シンハラ語とタミル語は、英語を母国語とする人にとってはカテゴリー3で、習得に必要な授業時間は1,100時間で、平日5日間に毎日5時間の授業を受けると1年弱で到達できます。

日本語を母国語とする人にとって、カテゴリー1に韓国語・インドネシア語・マレー語・タガログ語、カテゴリー2に中国語、カテゴリー3に英語、カテゴリー4にアラビア語と分類した表を記事で見たことがあります。

中国語がカテゴリー2なのは、発音と文法が日本語とかなり違うからだと思います。
一方で、韓国語がカテゴリー1なのは、発音と文法に似ているからだと思います。
そうすると、シンハラ語もカテゴリー1に入りそうです。

シンハラ語は勉強を進めていくほどに、日本語とここまで文法が同じなのか!と驚きますが、英語の勉強で外国語アレルギーになってしまった人は、シンハラ語を勉強したらいいのに!と思います。

静夏先生:シンハラ語を勉強して、自分に自信が付いたという声は結構ありますね。

シンハラ語の学習は習い事の一つでもあると思いますが、できなかったことができるようになること、できるようになって相手や周囲から好意的な反応が得られることは嬉しいですし、自信に繋がります。

神谷:生徒さんたちから、シンハラ語ができるようになって良かったこととして、どんな話がありますか?

静夏先生:スリランカ人の旦那さんのお母さんと、子供について話すことができて、とても嬉しかったというお話を聞いたことがあります。

スリランカに行って、スリランカの人たちとシンハラ語で話す状況になって、気付いたら数時間経っていてビックリしたという生徒さんもいます。

「仕事仲間がシンハラ語を使いながら対応したことを褒めていたよ。」と旦那さんから伝え聞いて嬉しかったという報告もありました。

「前は家の中でシンハラ語で大きな声で電話で話していた旦那が、私がシンハラ語を理解していると気付いて、別の部屋で電話するようになった」という話も聞いています 笑

なぜ、高い学習継続率を実現できているのか?

神谷:シンハラ語が英語よりも習得が簡単とはいえ、カテゴリー1で750時間必要だとすると、毎日1時間休まず勉強しても2年以上かかります。言語習得の肝は学習の継続だと思いますが、生徒さんはどれぐらいの期間、勉強されいていますか?

静夏先生:実は継続率がとても高くて、毎月新しい生徒さんが増えるため、生徒数は毎月微増を続けています。私が起業した2020年4月から現在も続けている生徒さんの学習はかなり進んでいて、新しいテキストを随時追加しているのは、そこまで学習が進んでいる生徒さんがいるということです。

神谷:入会金と数ヶ月分の料金を払ったのにジムや習い事にあまり行かなくなるということはありますが、入った人が辞めない、既存のお客さんに対して継続的にサービスを提供していくというのは、顧客との関係性、ビジネスの形としても理想的に思います。

静夏先生:私は生徒さんが好きなんですよね。生徒さん全員のことを把握できない状態にはしたくないので、新規の受け入れを停止するか、あるいは空きが出たら入会できるような形にしようとも考えています。スリランカとの接点の一つとして、セレンディップの授業を楽しみにしてくださる生徒さんも多いです。スリランカが大好きな生徒さんが多いのが、英会話スクールとは違うところかもしれません。

神谷:静夏先生は、生徒さん個々人の習得ペースや勉強のやり方を把握して、勉強方法をアドバイスされていますが、覚え方のタイプにはどんなものがありますか?

静夏先生:とにかく聴いて覚える人、目で見て覚える人、書いて覚える人、動作をしながら覚える人などがいます。音声教材を最近増やしましたが、それは聴いて覚える生徒さんが増えてきたからです。どのタイプの生徒さんでも学びやすいように、教材の拡充に取り組んでいます。

神谷:動作をしながら覚える人は、例えばどうやって覚えるのですか?

静夏先生:洗面台に「ホーダナワー」と紙に書いて貼ってもらって、手を洗いながら「ホーダナワー、ホーダナワー」と覚えるのが向いている人です。目で見て覚える人は、書くことはせずに、単語帳をペラペラめくるなど視覚から覚えていきます。

神谷:私は耳で聴くだけではついていけず、目で見ないと分からないです。人の名前も聞いて覚えるよりも名前を書いてもらえれば覚えられます。ただ、目で見るだけでは似た言葉がこんがらがってしまうので、自分なりに整理して手が書いてみて、やっと覚えられるようになってきます。静夏先生はどうやって生徒さんのタイプを見極めているのですか?

静夏先生:何回かレッスンをして、どうやって自己学習しているのか、学生時代にどうやって勉強されてきたのかを聞くと、大体分かります。神谷さんにはシンハラ語辞典が向いているとは思いましたが、辞典を読んでしまうほど気に入ってしまうとは驚きです!

神谷:シンハラ語辞典は面白すぎて読み耽ってしまい、数日間寝不足になりました。紙の辞書は重くて、ペラペラめくって引くのが面倒だと思っていたんですが、アプリや電子辞書とは違って、調べたい言葉が見つけるまでに予想外の言葉が目に入ってきます。

「その言葉はこういう意味だったのか〜!」「この言葉とあの言葉は関連しているのか〜!確かに音が似ている!!」など発見が多くて、紙の辞書の利点を初めて知ったように思います。この言葉は僕には不要だろうな〜と頭の片隅で思ってしまって、なかなか覚えられない言葉が、辞書には関連語がたくさん載っているを見ると、さすがに覚えないとヤバいな!と思って、サボり癖がある僕には、シンハラ語辞典は叱咤激励をしてくれる良い存在です 笑

やる気が継続しない時はどうすればいいのか?

神谷:僕がシンハラ語の勉強をサボり続けている時に静夏先生からシンハラ語辞典を薦めてもらいましたが、やる気になれない時はどうしたらいいのでしょうか?

静夏先生:生徒さんの顔を見たら、疲れてしまっていることは分かります。仕事や家庭のことで突発的に忙しくて、どうしても勉強できない時は誰にもあります。人間ですからどうしても気分が乗らない時もあります。そういう時はあえて先には進まず、復習を一緒に行って覚えていること、身に付いていることを実感して自信をつけてもらうようにしています。スリランカ料理など好きなことをテーマにお話することも効果的だと感じています。

神谷:言語を習得するためのメソッドはいくつかありますが、共通しているのは復習を重ねた上で段々と応用していくことだと思っていますが、セレンディップは計画的に復習が組み込まれている上に、授業中の会話から記憶が曖昧になっている点が見えてくると、突発的に復習が行われます。カリキュラムをこなすこともよりも、生徒個々人が着実に習得して、話せるようになることに注力しているのが特徴的だと思います。

静夏先生:前にも神谷さんに聞かれて、なぜそのようにできているのか考えたんですが、私の前職での経験が影響しているかもしれません。保健師の仕事で、糖尿病の方の生活習慣を改善する場合には、人によって対応の仕方は変わります。

励ませばいいのか、目に見える形で示せばいいのか、決まり事を作るのがいいのか、怒る方がいいのか、褒める方がいいのか、人によって、また状況によって違います。

神谷:言語学習は自己学習が大切で、日々の生活の中で学習時間をいかに確保できるかが大事ですので、生活指導をされてきた経験がそこに活きているわけですね!

静夏先生:その人が目標を達成するためにどうしたらいいのかをサポートすることは、保健師の仕事もシンハラ語の教師の仕事も根本は同じなのかもしれません。シンハラ語の勉強を朝やるのか夜やるのか、どこで、何を、どんな風に復習するのか聞くこともあります。自己学習がうまくできた場合はなぜなのか、うまくできなかったのはなぜなのかを聞いて、さらにどうやったらいいのかを考えていくこともありますし、逆にそういうことを言われたくない方もいます。

神谷:僕は言われたくないので、レッスン日の前日になって必死になって復習していましたが、復習していないところを聞かれて答えられないということがあって、よく凹んでいます 笑

静夏先生:前日になって復習するのでもいいんです。レッスンがなかったら全く復習してなかったわけですから。復習とレッスンを続けていれば、全くやっていない人に比べたら、確実に毎週前進しています。

自分で復習ができない方、自己学習が苦手な方はもちろんいらっしゃいます。その場合は週3回のレッスンにして、レッスン時間に一緒に復習しています。週1回のレッスンだけで、自己学習しなかったら、毎回リセットされてしまって身に付きません。身に付かなかったら、お金と時間の無駄になってしまいます。

神谷:静夏先生は、復習ができていないと「レッスン回数減らしますか?」と確認されますが、なかなか売上が減ることをお客さんに提案することはできることではないと思いますが、結果として、それが高い継続性につながっているのは流石ですね!

始めたい時に始められて、ペースを調整できる

神谷:僕はスリランカで何度かシンハラ語スクールに通おうと思ったんですが、第一回目のレッスン日に行けないとそのコースに参加できず、その日に出張が入っていていけないことが続き、結局通うのを諦めました。通えたとしても、途中のレッスンを欠席してしまうと、授業についていけず脱落してしまいそうですが、オンラインのマンツーマンレッスンですので、いつでも始められるのがいいですよね!

静夏先生:人は始めたい時に始められないとやる気がなくなってしまいますからね。

神谷:セレンディップは、LINEでいつでも質問できるようになっていますが、疑問に思ったときに質問できることも勉強する上で大きなプラスだと思います。

静夏先生:1質問いくらと設定しているスクールや、1ヶ月の質問は3問までなどと制限をしているスクールもあるそうですが、セレンディップでは追加料金は一切かからず、何回でも質問ができますので、どんどん活用していただきたいです。

神谷:フィリピン英語留学に2回行ってみて感じたことなのですが、勉強を始めてみないと自分に合う勉強のペースは分からないものだと思いました。詰め込みがいいと思ったものの実は自分で復習できる時間があった方がいいことが分かる人もいます。一方で、余裕があるとサボってしまうので、とにかく詰め込みたいと思う人もいます。その点、レッスンのペースを都度相談ができるのは非常に良いことだと思います。

スリランカ人と日本人の教師がいる効果

静夏先生:スリランカ人と日本人の先生がいることがいいという声もよく頂きます!旦那さんや友達のスリランカ人にシンハラ語を教えてもらったり、アプリでお互いの母国語を教え合うサービスを使ったものの身に付かず、うちで学ぶことにした方も多くいます。シンハラ語が当たり前にできるネイティブでは、シンハラ語をうまく教えられない点もあります。私は大人になって苦労してシンハラ語を学んだ一人ですので、生徒さんが間違いやすいポイント、覚えるのに苦労する部分も分かっています。

神谷:セレンディップのスリランカ人の先生は日本語が堪能ですので、スリランカ人なのに、日本語の特徴とシンハラ語の特徴を踏まえて説明してくれるのも面白いです。「シンハラ語はたくさん変化するので難しい!」と伝えたら、「日本語の方がもっと変化していますし、そこは一緒ですよ!」と言われて、説明を聞いたらおっしゃる通りで、シンハラ語を理由にできない言い訳を言うのを辞めました 笑

静夏先生:日本人だからこそ教えられること、スリランカ人だからこそ教えられることがそれぞれあります。スリランカ人の先生のレッスンの時にする質問を事前に用意して、私のレッスンの時にする質問を別途用意している生徒さんもいます。スリランカ人の先生もキャラクターがそれぞれ違います。友達のような距離感のニルミニ先生、姉御肌のチャーリカー先生、きっちり先生っぽいチャールカー先生とそれぞれの良さがあります。

神谷:スリランカの最近の出来事やスリランカ人目線の日本についてはニルミニ先生に質問すると面白いお話が聞けます。チャールカー先生には日本語とシンハラ語の表現の違いやニュアンスの違いを聞くと丁寧に説明してくれます。チャーリカー先生にはお子さんのことやスリランカの教育・家庭事情について聞くとリアルなお話が聞けて、参考になります。

静夏先生:先生ごとの違いを楽しんでいただけるのがセレンディップ通な活用の仕方ですが、生徒さんとの教師の相性もありますので、そこは調整しています。

神谷:先生たちの個性を活かしていることは、生徒さん個々人に向き合っているのと共通していますね。静夏先生は一人ひとりに関心が向く人なんでしょうね。

スリランカで時間厳守を実現する奇跡

神谷:スリランカでは約束はあくまで仮約束で、時間は当日にならないと明確にならず、時間厳守は難しいですが、先生たちがレッスンに遅れないのは流石だな〜と思います。

静夏先生:日本で働いていた先生たちは、日本人の感覚を肌で知っているので、その点は助かっています。

神谷:現在、スリランカでは停電が多くてレッスン環境を整えるのも大変だと思いますが、どう対応していますか?

静夏先生:停電が始まったばかりの頃は日本にいる私が代行したり、生徒さんに日程を変えてもらったり、対応に追われていましたが、現在はデータ通信は万単位で買ってもらって、停電になってもレッスンが行えるようにしています。停電が続くとケータイのバッテリーが持たないので、家族のケータイのバッテリーも駆使して、必死に対応してくれています。

シンハラ語学習の3つのつまづきポイント

神谷:シンハラ語を学ぶ上で、生徒さんの多くがつまづくポイントはありますか?

静夏先生:1つ目は文字です。シンハラ文字が不思議に見えるからだと思います。

2つ目は動詞です。文法が好きな方は法則を知りたがりますが、法則を知るとできたつもりになりますが、動詞の原型を地道に覚えていかないと会話はできるようになりません。

3つ目は、学習を進めていくと、最初の頃に学んだことを忘れていくことです。なので、直近の学習内容の復習もしますが、会話の中で以前学んだことが抜けていると感じたら、前に戻って復習を随時行います。

神谷:僕がセレンディップで学ぶことに決めたのは、静夏先生がYoutubeでシンハラ文字を解説しているのを観て、これなら覚えられそう!と思ったからです。日本のガイドブックやネット上に書かれているスリランカの地名は、英語名をカタカナ表記したものが多く、スリランカ人に通じないことがあります。シンハラ文字が読めれば、正しい発音が分かりますので、文字が読めることはとても大切だと思いました。文字ができるから辞書が引けるわけです。英語の勉強を辞書なしではできませんからね。

静夏先生:神谷さんはタミル語の勉強も始めたんですよね?

神谷:タミル文字とシンハラ文字はルールが似ているんですよ!未知の文字を覚えることは難しいことだと思い込んでいましたが、シンハラ文字を覚えられたことで、未知の文字を覚えることに抵抗感がなくなりました。

ただ、タミル語は発音が難しいです。日本人は英語のLとRを聴き分けるのに苦労しますが、タミル語はLとRが5つに分かれていて、さらに難しいです。
文字の並びで、同じ文字が濁音に変わったり、違う音に変わったりするのも難しい点です。

一方で、シンハラ語は発音が日本語と近く、文字と発音が1対1で対応しているので、一度覚えてしまえばなんとかなります。

セレンディップで最初に習う常用シンハラ文字は35文字ですが、日本語はひらがな、カタカナに加えて、常用漢字が2,136文字もありますので、どう考えても日本語よりも簡単ですよね!

静夏先生:シンハラ語文字が読めると、スリランカの町の看板や商品のパッケージの表示も読めて、見える景色が変わります。最初に学んでおくと、その後に動詞や形容詞を学ぶ時も発音を正しく覚えられますので、最初に文字を学ぶようにしています。

シンハラ語には、日本語のように敬語もありません。とても学びやすい言語だと思います。

まとめ

一生徒でもある私の感想をお伝えしながら、静夏先生にお話を伺いましたが、セレンディップやシンハラ語の特徴は伝わりましたでしょうか?

記事を読んでも、結局はやってみないと分からないと思うので、やってみようかなと思った方は、まずは無料の体験レッスンを受けてみるといいでしょう。

必死に生徒募集をしているわけではありませんので、無理に勧誘もされませんし、気づいたら新しい生徒の募集が打ち切られてしまうかもしれませんので、決めかねている方はお早めに!

以下をクリックすると、セレンディップのサイトに飛びます。
https://www.serendip-sinhala.com

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