シンハラ語3-15 自然の名前
本記事では、シンハラ語における自然の名前を学びます。
冒頭の写真から見ていきましょう。
山は「カンダ」と言います。
英語名のKandyの語源です。
カンダの複数形は「カンドゥ」です。
シュリーパーダヤ(Adam’s Peak)の別名は「サマナラカンダ」と言います。
サナマラは蝶を意味します。
蝶の単数形は「サマナラヤー」、複数形は「サマナラヨー」です。
岩山のことを「ギリヤ」と言います。
シーギリヤとは、ライオンの岩山のことです。
ギリヤの複数形は「ギリ」で、ニルギリは青い山々を意味します。
岩は「ガラ」と言います。
多くの地名や山の名前にガラは使われていますが、スリランカの最高峰「ピドゥタラガラ」は、麦わらの高地の岩という意味です。
ガラの複数形は「ガル」で、マウントラビアニアのシンハラ語名「ガルキッサ」に使われています。
花は「マラ」で、複数形は「マル」です。
イスラム化する前のモルディブではシンハラ語が使われていたそうですが、モルディブは「花々の島々」が語源で、首都の名前はシンハラ語の首飾りと同じ言葉です。

木は「ガハ」で、複数形は「ガス」です。
キャンディの北側からマハウェリ河を渡ると「カスガストータ」という町がありますが、その意味は”刺々の木々の港”という意味です。
太陽は「イラ」あるいは「ヒル」と言い、インドの太陽神スーリヤ同様に「スーリヤ」あるいは「スールヤ」とも言います。
マッゴナにあるアーユルヴェーダリゾートのヒルヴィラは”太陽のビラ”の意味です。
丹野冨雄 著『シンハラ語の話し方・別冊 日本語=シンハラ語小辞典』には、日本語の”昼”との共通点を指定しています。
そう思うと、覚えやすいですよね。
月は「ハンダ」と言います。
ヌワラエリヤは”町の光”という意味だと言われますが、ハンダエリヤは”月の光”です。
空は「アハサ」と言います。
風は「フランガ」あるいは「スランガ」と言います。
海は「ムフダ」と言います。

土地・大地は「ブーミ」と言います。
スワンナブーミで、”黄金の土地”という意味で、タイ語ではスワンナプームと発音します。
雨は「ウェッサ」です。
雪は「ヒマ」です。
「ヒマギリヤ」で”ヒマラヤ”を指します。
まさに雪山ということです。
湖は「ウェワ」です。
スリランカの場合は、ほとんどが人造湖です。
池は「ポクナ」です。
ポロンナルワの有料遺跡エリアにあるクマーラポクナは王子の池、ネルンポクナは蓮の池という意味です。
川は「ガンガー」です。
スリランカ最大の川「マハウェリガンガー」は、”偉大な砂の川”という意味です。
小川は「オヤ」です。
ヌワラエリヤ郊外を流れる川「ナーヌオヤ」は、粘液の小川
ディンブラ地方を流れる川「ディクオヤ」は、長い小川
東海岸が流れる川「マドゥルオヤ」は、姫茴香(スパイス)の小川、という意味です。

滝は「ディヤエッラ」あるいは「エッラ」と言います。
ディヤには水の意味があり、2番搾りのココナッツミルクを「ディヤキリ」と言います。
森は「キャラヤ」です。
谷は「ミティヤーワタ」です。
星は「ターラカーワ」です。
露は「ピンナ」です。
象の孤児院がある「ピンナワラ」は、露の森という意味です。
砂は「ウェリ」です。
サーフィンスポットの「ウェリガマ」は、砂の村という意味です。
砂浜は「ウェッラ」です。
コロンボ南部の「ウェッラワッタ」は砂浜の庭園という意味です。
南海岸の「ディクウェッラ」は、長い砂浜という意味です。

島は「ディーパヤ」あるいは「ドゥーワ」です。
セイロン島は「ランカーディーパヤ」と言います。
ジェフリーバワのルヌガンガは「デドゥーワ」にありますが、これは川に2つ(デ)に島(ドゥーワ)があることが由来しています。
マーティンウィクラマシンハの小説「マドゥルドゥーワ」は”泥だらけの島”という名のコッガラにある島が舞台になっています。
ハンバントタには6つの塩田(レーワーヤ)が海岸近くに並んでいますが、
塩田の単数形は「レーワーヤ」、複数形は「レーワー」です。
宝石は「マニカ」「マニクガラ」「マニヤ」などいくつかの単語があります。
カタラガマを流れている「マニクガンガー」は”宝石の川”という意味です。
珊瑚は岩「マル」と花「マラ」をつなげて「ガルマラ」。
真珠は「シッピムトゥ」
貝殻は「シッピカトゥワ」です。
参考)
SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTD Managing Director
SPICE UP TRAVELS (PVT) LTD Managing Director
「旅と町歩き」を仕事にしようとスリランカに移住。
歴史・地理・建築が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年4月、法政大学社会学部社会学科を卒業後、六本木の人材系ネットベンチャーに新卒入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長を経てネットベンチャーを退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当しながら、新宿ゴールデン街で訪日外国人向けバーテンダー。
2016年7月、スリランカに初めて渡航し、法人設立の準備を開始。
2017年1月、SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTDを登記。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年8月、スリランカ観光情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」オープン。
2020年8月、ニュースレターの配信を開始。
2020年10月、WAOJEコロンボ支部立ち上げ初代支部長・理事に就任。
2023年2月、スリランカ日本人会理事・広報部長に就任。
2025年6月、SPICE UP TRAVELS (PVT) LTDを登記。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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