シンハラ語2-2 11〜19の数え方・覚え方
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本記事では、シンハラ語の11〜19の数の覚え方を学びます。
シンハラ語の数字は20以上は法則性があり覚えやすいのですが、11〜19については、変則的な変化をするため、覚えるにはちょっと気合いが必要です。
気合いはあっても、記憶力がない私は、法則性をなんとか見つけ出し、なんとか覚えました。
11〜19は大きく3つのグループに分かれます。
基本形「13」「18」「19」
10は「ダハヤ」です。
日本語の感覚で言えば、13は「ダハヤトゥナ」ですが、”ヤ”をとって「ダハトゥナ」と言います。
これと同じルールなのが18と19です。
10(ダハヤ)と8(アタ)を足して、”ヤ”をとって、18「ダハアタ」
10(ダハヤ)と9(ナマヤ)を足して、”ヤ”をとって、19「ダハナマヤ」
ダーと長音になる変形「14」「17」「16」
4(ハタラ)
6(ハヤ)
7(ハタ)
と”ハ”で始まる数字は、ダハヤからヤをとってくっつけると、ハが2つ続いてしまうからでしょう。
ダーと伸びる音になります。
10(ダハヤ)と4(ハタラ)を足して、”ダー”と伸ばして”ハヤ”をとり、14「ダーハタラ」
10(ダハヤ)と7(ハタ)を足して、”ダー”と伸ばして”ハヤ”をとり、17「ダーハタ」
ここでちょっと変則的なのが、「6」です。
シンハラ語は同じ単語でも「ハ」と「サ」の2つの言い方があるものがありますが、同じ意味だったりします。
6(ハヤ)は10(ダハヤ)と一緒になると「サ」に変換されます。
10(ダハヤ)と6(ハヤ)を足して、”ダー”と伸ばして、”ハ”を”サ”に変えて、ヤ”をとり、16「ダーサヤ」です。
ちなみに、日本では「何歳ですか?」と聞かれて、「永遠の18歳」と答えたりしますが、スリランカでは「永遠の16歳1ヶ月(ダーサヤイ・マーセヤイ)」という表現があります。
現在学習中の単元4「数詞」の後半で学びますが、時間や期間など、数字を続けていう場合に、数字の後に「イ」をつけます。
16(ダーサヤ)に「イ」を加えて、月(マーセヤ)に「イ」を加えて、16歳1ヶ月です。
スリランカ人は会った瞬間に年齢や結婚しているかどうかを聞いてきますが、年齢を聞かれたら「ダーサヤイ・マーサヤイ」と答えるのは鉄板のようで、笑ってくれて、それ以上聞かれません。
倒置法の「11」「12」「15」
これまでの6つは10(ダハヤ)の変形+1の桁の数字で成り立っていましたが、11・12・15については、1の桁の数字+10(ダハヤ)の変形という変則的な構造をしています。
11と12については、1の桁の音がオ列になります。
そして、10(ダハヤ)の「ダ」がラ行に変化します。
3つとも変化が微妙に異なるため、もはやこの3つは覚えるしかありません。
なぜこの3つの数字は特別な言い方なのか、シンハラ人にとって大切な数字なのかもしれませんが未調査です。
1(エカ)に10(ダハヤ)を足して、11「エコラハ」
2(デカ)に10(ダハヤ)を足して、12「ドラハ」
5(パハ)に10(ダハヤ)を足して、15「パハロワ」
次回の20以降はルールは分かりやすいのでご安心を!
![神谷 政志](https://spiceup.lk/wp-content/uploads/2020/10/28167741_1909245465771908_3854024028417223566_n-4-150x150.jpg)
「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年1月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開始。
2020年8月、不定期配信の「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
2023年11月、サービスアパートメント「スパイスアップ・レジデンス」開始。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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