シンハラ語1-2 シンハラ語の母音

前回は日本語の五十音表に当てはめてシンハラ文字の法則性を紹介しました。
今回はシンハラ語の母音を学びます。
シンハラ語の母音は6つ× 短音・長音=12個
シンハラ語の母音は、日本語より一つ多く、「あ」「ae」「い」「う」「え」「お」の6つです。
さらに、それぞれ伸びる音(長音)があるので、12の文字があります。
「あ」である”අ”の長音は右側に半円ාを足して「ආ」です。
「ae」はフックැを足して「ඇ」です。
「ae-」はタツノオトシゴෑを足して「ඈ」です。
詳しくは上の画像をご覧ください。
シンハラ語母音を足した五十音表
以上、本記事冒頭の写真をご覧ください。
私は最初、「これ、覚えるの意味あるの?」と思ってしまいましたが、以下の表をご覧いただくと、法則性があることが分かります。
上の表は日本語の五十音図にシンハラ語の母音を足したものです。
一気に文字数が増えますが、ルールはシンプルです。
前回の五十音図と同様にラ行だけはご乱心ですが、他の行は太平の世を保っていますのでご安心ください。
実践!読んでみよう!!
では、今回覚えた長音が使われている単語を読んでみましょう!!
読めましたか?
次回は濁音について紹介します。
参考)

「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年2月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、ゲストハウス「スパイスアップ・ハウス」開設。
2020年8月、週刊「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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