スリランカ旅行で必須のアプリ＆予約サイト完全ガイド｜鉄道・バス・タクシー・SIMまとめ

スリランカを旅する上で一番のポイントは、「移動をいかに効率よくするか」にかかっていると言っても過言ではありません！
そこで、本記事ではご自身で移動される方向けにトゥクトゥク・鉄道・高速バスの予約サイトやアプリ、検索方法、またそれらに必要なSIMについての情報をまとめました！

配車アプリ（Uber・PickMe）

スリランカでたくさん見かけるトゥクトゥク。
東南アジアやインドでも一般的ですが、風を感じながらローカルな雰囲気も味わえる便利な乗り物ですよね。

スリランカでは駅やホテル・観光地周辺で野良トゥクが「Taxi！」と声をかけてきたり、1日〇ルピーで案内するよ！と勧誘されますが、そのほとんどがぼったくりです。
乗る前に値切り交渉しても、乗ってから「紅茶を買いに行こう」「宝石が安く買えるよ」「今日はお寺のお祭りで特別にゾウさんが見られる」などと言って何かと巻き上げようとしてきます。

また、ローカルの人も利用するメーター付きのトゥクトゥクもいますが、メーターを観光客向けの高額設定に変えたり、ローカル設定だとしても料金は配車アプリを利用するほうが基本的に安いです。

そんなトラブルに巻き込まれないよう、必ず配車アプリを使いましょう。スリランカで使われる配車アプリは２つです。

Uber

スリランカでもメジャーな配車アプリ。
車のサイズを選択する際にトゥクトゥクも選ぶことができます。長距離や高速利用の場合は車を選択。
クレジットカードの登録がスリランカではできない場合もあるので、日本でカードの登録までしておくのがおすすめです。

Pick Me

こちらはスリランカ独自の配車アプリ。基本的な使用方法はUberと同じです。
エリアや時間帯によってはUberがなかなか捕まらないこともあるので、Pick Meも入れておくことをおすすめします。

配車アプリ利用時の注意ポイント

配車アプリが使えるたいていの国では、乗車から目的地まで一言も話さなくとも完結するのが一般的ですよね。

ただ、スリランカでは、ドライバーが決まった！と思ったらこちらに来る前に高確率でそのドライバーが電話をかけてきます。。。（インドでも同様だったので、南アジアあるある？）
シンハラ語で話してきますが、Englishプリーズ！と言いましょう。それでもシンハラ語の場合（結構あります(笑)、もしくは英語が聞き取れなくても、自分のいる場所と目的地を連呼すればたいていの場合OKと言って来てくれます。

また、クレジットカードで呼んでいるのに、キャッシュ(現金）か？と聞かれることも多いです。ドライバーはすぐに手元に現金が欲しいためです。
目の前まで来たけれど、乗る前にカードは嫌だ！キャッシュがいい、とごねるドライバーの場合は、やり取りするのは時間の無駄です。早めにキャンセルして再度配車しましょう。
乗車後はUberの場合支払方法の変更はできず、乗車時点でカード決済されていますので、現金を出す必要はありません。

ただ、夕方のラッシュアワーや夜は、カード支払いで呼んでもなかなか捕まらない場合もあります。
そんなときは現金支払いに切り替えましょう。おつりがないことも多いので、5000ルピー札は必ず（できれば1000ルピー札も）500ルピー札以下の小額紙幣に崩しておきましょう。

配車時にドライバーの★５段階の評価が表示されます。
2年ほど利用してみての個人的な印象ですが、4.85以上なら基本的に問題なく、4.95以上だと電話もかけてこず乗降時のあいさつ以外無駄な会話なくスムーズです。
逆に4.80以下の場合、英語が通じなかったり、日本人とわかった途端質問攻めにあったり、なぜかこちらが道案内しないといけなかったり、、、します。あまりに低い点数の場合はキャンセルして配車しなおすのがおすすめです。
一概には言えませんが、ひとつの目安としてみてください。

いろいろ注意事項を記載しましたが、それでも圧倒的に便利な配車アプリ！ぜひ活用してください。

鉄道の予約方法と便利アプリ

【2025年12月追記】サイクロンの鉄道への影響について

11月末に発生したサイクロンDitwahの被害により、鉄道へも影響が生じています。
以下は12月12日時点での状況。
・コロンボからゴール方面へ向かうCoastal Line（海岸線）は全区間運行　※一部区間速度制限あり
・ Main Line（本線）は12月1日より中央高地に入る前のコロンボ～アンベプッサ間のみ運行再開。
　紅茶列車と呼ばれる中央高地については運休中です。（アンベプッサ～ペラデニヤ～キャンディ～ハェトン～ナーヌオヤ～エッラ～バドゥッラが運休。）

運休中の区間については、予約ができません。予約受付の再開時期も未定です。

鉄道の運行状況、観光可能エリアなどサイクロンに関する情報は、以下のページで随時更新しています。

スリランカのサイクロン影響と最新状況｜観光・鉄道【12月11日・随時更…

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事前予約がおすすめです！

紅茶鉄道や海沿いを走る路線など、車窓からの風景に身をゆだねるのもスリランカ旅行の醍醐味のひとつ。

鉄道は直接駅に行って切符を買うことはもちろんできますが、１・２等車は予約が埋まっているとその場での購入はできません。混雑していて〇時間立ちっぱなし、、ということもあるので、事前にオンラインで購入しておきましょう。
また、紅茶鉄道メインラインを走る観光列車エッラオデッセイ、特別展望列車カリプソも必ず予約しましょう。

旅行会社が代理販売しているサイトも検索すると数多く出てきますが、割高だったり、支払ったのにいざ乗ろうとしたらきちんと予約できていなかった、という話も聞きます。
必ず以下の公式ページから予約・購入しましょう。受付は1カ月前からスタート。

スリランカ鉄道公式予約サイト（Sri Lanka Railways）

https://seatreservation.railway.gov.lk/mtktwebslr

スリランカ鉄道の公式サイト
「Book Your Seat」で乗降駅、日にち、人数を入力すると列車が表示され、出発・到着時刻、等級、残りの座席数、金額がわかります。

鉄道予約の注意点

予約・購入可能なのは乗車日の1カ月前からです。
観光列車やオンシーズン（12月～2月ごろ）の列車はすぐに売り切れてしまいますので、1カ月前を迎える日に購入しておきましょう。

列車はあるはずなのに表示されない！という場合は、予約が埋まっているためです。
または、乗降駅のどちらかが主要駅でない場合、停車するにもかかわらず、また空席はあるのに、検索結果に表示されないことがあります。

その場合、まず次の項目で紹介するアプリ「RDMNS.LK」の時刻表で目的の降車駅に停車するかを再度確認し、停車する場合は再度公式サイトで目的降車駅以降の主要な駅で検索しなおし、切符を購入しましょう。
多少余分に支払うことにはなりますが、金額の差はわずかであり、予約せずにいざ駅に行ったら埋まっていた、、、となるよりは間違いなく安心です。

時刻表アプリ「RDMNS.LK」の使い方

https://rdmns.lk

鉄道を利用する場合は必須！
列車の時刻表、停車駅、遅延情報がリアルタイムでわかるWEBサイト・アプリです。

スリランカでは鉄道は遅延することが多いため、自分が乗るべき列車が今どの駅にいて、何分遅れているのかがわかるのでとっても便利！！

ブラウザ検索も可能ですが、出先で利用しやすいようにアプリをダウンロードしておきましょう。

時間ちょうどに列車が来た！と乗り込んだら、どの列車も遅延していて乗るべき列車ではない別の行先の列車で慌てて降りた、、ということもありますのでご注意を。
アプリでの確認に加え、実際乗る際は同じホームで待っているスリランカ人の乗客に行先を確認しましょう。

バスでの移動方法（長距離／ローカル）

鉄道は路線が限られますが、スリランカはバス路線が張り巡らされており、どこへでも行くことができます。
また、同じ行先でも場所によっては鉄道よりもバスの方が所要時間が短いこともあります。
ご自身で移動される場合はバスも選択肢に入るでしょう。
バスも鉄道と同様に公式サイトから予約・購入するのがいちばん安心です。

高速バスの予約サイト（magiya.lk）

https://magiya.lk

高速バス（エアコン付き）の予約サイト。
ゴールやエッラなどへ行く高速バスはマークンブラにあるバスセンターから出ています。

コロンボの高速バス乗り場マークンブラ・マルティモウダル・センター

Google Mapでローカルバスを検索する方法

スリランカ全土に路線が張り巡らされているエアコンなしの各停ローカルバス（パーラバスと呼ばれます）、何と言っても運賃が激安です。
少し高い視線で町を眺められるのも楽しいポイント。

Google Mapで行先を検索すると、乗るべきバスの番号が表示されるので便利です。
※iPhone標準の地図アプリでは番号は表示されません。

Google Mapで発車時刻も表示されますが、時刻表は実態としてはないに等しいです。コロンボ市内であれば本数は多い（路線により異なりますが）ので、とりあえずバス停で目当ての番号のバスを待ちましょう。

パーラバス（ローカルバス）の乗り方と注意点

バス停はベンチや屋根がありわかりやすいものもあれば、何も目印がないパターンもあります。
Google Mapで示すバス停の位置はほぼ正しいですが、目印がなく心配な場合は近くのスリランカ人に聞いてみましょう。

また、長距離移動に各停バスを利用する場合（時間も体力も必要なのでなかなかハードです。スーツケースを持っての利用は非現実的です。）、Google Map での発車時間・所要時間はあてになりませんのでご注意を。始発バス停で座席が埋まったら発車するので発車時間が決まっていない、途中で休憩が入る、時間帯によっては渋滞にハマる、など。
時間と体力に十分余裕があり、ローカルさを感じたい場合にはいいでしょう。

▽以下はパーラバスの乗り方
目的のバスが来たら前ドア・後ろドアどちらからでもいいので乗り込みます。
スリランカのバスは運転荒めなのでとっても揺れる上に、ドアは開いたまま走行。席が空いていればとりあえず座りましょう。混雑時は両手で手摺につかまって。
運転手とは別に運賃を集める専門のスタッフがいて、その人が近くに来たら目的地を伝えると金額を教えてくれるので、支払います。
降りるバス停の名前がわからない場合は、目的地やバス停近くの目印などを伝えればOK。バス停ごとにアナウンスがあるわけではないので、スマホの地図で現在地も確認しましょう。たいていの場合は降りるバス停が近づくとスタッフや周りの乗客が「そろそろだよ」と声をかけてくれます。
降りるバス停のひとつ前のバス停を過ぎたら運転席の横まで行き、ドライバーに自分の存在をアピールしておくと、次のバス停で止まってくれます。「バヒナワ（シンハラ語で降りますの意）」も覚えておくといいでしょう。

スリランカの治安はそれほど悪くないですが、バスでのスリ・痴漢には気をつけましょう。
ローカルな雰囲気を楽しみたい方は利用してみてください！

デリバリーアプリ（Uber Eats・PickMe）

Uber Eatsの特徴・日用品の購入にも使える

日本ほど手数料は高くなく、気軽に利用できます。ホテル滞在の場合もエントランスまで取りに行けばOK。
食事にかぎらず、スマホの充電コードなど日用品も購入できます！
スーパーで手に入らないものはUber Eatsで検索してみましょう。ものによってはスーパーより安い場合もあります。

配車アプリUber内でもUber Eatsの利用が可能です。
Pick Meでも同様にデリバリーを利用できます。

SNS・通話アプリ（WhatsApp）

スリランカでWhatsAppが必要な場面

こちらは必須ではありませんが、アクティビティなどを予約した場合は、現地でのやりとりに必要となります。
スリランカではLINEは使われていません。
Whats AppはLINEと同様にネット環境があれば通話料はかかりません。
Whats Appアカウントは電話番号に紐づきますが、日本の電話番号で登録していてもスリランカでそのまま利用可能です。

スリランカのインターネット事情とSIMの選び方

eSIMと物理SIMの違い

海外旅行する際、ネット環境の確保は必須ですよね。
選択肢は
・物理SIMカード
・eSIM
・国際ローミングに対応している日本の格安SIMでそのまま利用
・日本からポケットWiFiをレンタルして持参

結論としては、スリランカでは滞在期間が短くても「物理SIM」一択！です。

スリランカでは物理SIMがおすすめな理由

理由は2つ。
①物理SIMが圧倒的に安く接続も安定しているから。

eSIMはスリランカでは高額にもかかわらず接続が悪く、物理SIMを買いなおす方も少なくありません。
また日本のSIMでそのまま使えるものや、レンタルのポケットWiFiもeSIM同様接続が悪いです。

②スリランカで使える電話番号が持てるから

配車アプリやUber Eatsを使う際、ドライバーからかかってくる電話を受けるのに必要になります。
物理SIMを購入した場合のみローカルの電話番号を使用できます。

特に、ご自身で鉄道やバス、トゥクトゥクなどで移動される方は物理SIMを購入されることを強くおすすめします。

Dialogアプリの便利機能

物理SIMカード購入にあたって、メーカーはいくつかありますが、どれも接続にさほど変わりはないようです。
空港の到着ロビーに数社カウンターがならんでいるので、そこでGETしましょう。
Dialog社はアプリ内でデータ残量確認や追加購入ができ便利です。

お使いのスマホがSIMフリーになっているかどうかの確認をお忘れなく！

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