ペターの聖体奉仕会の「聖フィリップ・ネリ教会」
コロンボの旧市街ペターに最も多い宗教施設はモスク、次いでヒンドゥー寺院、そして3つ目に多いのがキリスト教会である。
バス通りオルコット通りにある聖フィリップ・ネリ教会は歴史がなく、その完成年は1908年設立のレッドモスクよりも46年も早い1862年である。
本記事では、ペターにある聖フィリップ・ネリ教会について紹介する。
教会の歴史
教会の始まりは、1853年に聖ベネディクト修道会のジョセフ・マリア・ブラヴィ師が、教会の設立を求めたことによるという。
1858年に礎石が置かれ、1862年2月23日に教会は公開されたという。
当時の最大規模の教会(収容人数は600人)の一つで、ペターではフォート駅と並ぶランドマークであったと言う。現在ではオルコット通りの出店の傘に隠れて、近づかないと、その存在は目に入ってこない。
教会には大きな鐘があり、これはネゴンボで鋳造された930キロを超えるものだそうで、1894年7月に初めて鳴らされたという。
本教会は1956年から聖体奉仕会(SSS)の管理になっている。

聖フィリップ・ネリとは?
教会名になっている聖フィリップ・ネリとは、1515年生まれのイタリア人カトリック司祭で、オラトリオ会の創設者である。カトリック教会の聖人でもあり、記念日は5月26日。
オラトリオ会は、カトリック教会の男子の自治的生活団体と言われる。
修道者が上長の修道院長に絶対服従する会則を持つ修道会とは異なり、オラトリオ会は司祭と信徒のキリストへの愛徳により結ばれた共同体であり、重要事項は全員の決議一致によって決められるという。
聖体奉仕会(SSS)とは?
1856年5月13日にフランスのパリで聖ピエール・ジュリアン・エイマールによって創設されたカトリックの男子修道会。ラテン語名Congregatio Sanctissimi Sacramentiより、S.S.S.とも呼ばれる。
SSSによるアジアへの初の宣教が行われたのがセイロンという。
関連記事・参考
ceylon guide:St. Philip Neri’s Church – Colombo
SSS Sri Lanka公式サイト
Wikipedia:Congregation of the Blessed Sacrament
ウィキペディア:フィリッポ・ネリ
Wikipedia:Oratory of Saint Philip Neri
SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTD Managing Director
SPICE UP TRAVELS (PVT) LTD Managing Director
「旅と町歩き」を仕事にしようとスリランカに移住。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年4月、法政大学社会学部社会学科を卒業後、六本木の人材系ネットベンチャーに新卒入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長を経てネットベンチャーを退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当しながら、新宿ゴールデン街で訪日外国人向けバーテンダー。
2016年7月、スリランカに初めて渡航し、法人設立の準備を開始。
2017年1月、SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTDを登記。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年2月、スリランカ観光情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」オープン。
2020年8月、ニュースレターの配信を開始。
2020年10月、WAOJEコロンボ支部立ち上げ初代支部長に就任。
2023年2月、スリランカ日本人会理事・広報部長に就任。
2025年6月、SPICE UP TRAVELS (PVT) LTDを登記。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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