週末に賑わう陶芸家デザインのThe Joint Pub and Grill
コロンボフォートには週末にバンドやDJがライブパフォーマンスを行うバーやパブが多く集まっています。
その中でも20時頃と早めの時間から満席に近い状態で盛り上がっているのがThe Joint Pub and Grillです。
音響がよく、週末に近くを歩いていると、吸い寄せられるように入店してしまいました 笑
本記事では、The Joint Pub and Grillについて紹介します。
目次
The Joint Pub and Grillとは?
The Joint Pub and Grillは、2021年5月にコロンボフォートのチャタム・ストリートにオープンしたパブです。
ディルマのt-loungeの隣の隣にあり、週末の夜はt-loungeの裏(トレイに行くときに通る)の中庭がライブステージになり、屋外席が設置されます。
パブを経営するのは、 スリランカの大手工業原料の貿易会社であるJK Tradelinkです。
JK Tradelinkはレジャー部門に進出し、カルピティヤの ビーチリゾート「Club Man-Go」と、コロンボのThe Joint Pub and Grillがまず開業。
続いて、ウィルパットゥにリゾートを開業する予定で、さらにエッラとディガーナ(キャンディのゴルフ場内)にリゾートを開業する計画があります。
陶芸家が手掛けたラスティックモダンな内装
ワンゴールフェイスモールやマジェスティックシティーに「ザ・ポタリーショップ(The Pottery Shop)」を出店している陶磁器メーカーの「アヌラーダ・セラミックス(Anuradha Ceramics)」の創業者であり、陶芸家としても知られるアジス・ペレラ(Ajith Perera)氏が店舗のデザインを手掛けています。
アヌラーダ・セラミックスはジェットウイング、ヒルトン・コロンボ、シナモン・グランド、オデル、アーピコなどに製品を提供しています。
また、アジス・ペレラ氏はパナドゥーラに「The Barnhouse」、デニヤヤに「The Line」とリゾートも経営しています。
オープンキッチンで、1階では調理している様子が見られます。
1階にはバーカウンターもあります。
屋内席のメインは階段を上がった2階です。2階で写真を撮ろうとしてたら、2階にいたお客さんたちに「写真撮って!」の依頼が続いて、ニコニコのスリランカ人たちの写真は撮れましたが、店内の様子は撮れませんでした 笑
ライブが行われる中庭
20時頃に訪れたら満席でした。他に立ち寄ってから1時間後にきたら入れましたが、その後も出入りはあるのの、満席に近い状態が続いていました。
お店には中庭側(ホスピタル・ストリート側)からも入店することが可能です。
メニュー
ドリンクメニュー
ドラフトビールがピッチャーやタワーのみ書いてあります。グループでの利用を想定しているのでしょう。
ハードリカーもグラスの値段の横にボトルの値段が書いてあり、グループ利用が想定されていそうです。確かに各テーブルはグループが多いようです。
フードメニュー
ポルロティのラップ、フュージョンのコットゥが気になります。
シグネチャーのメインもシェアして食べるものかと思います。
プラッターは「トゥギャザーしようぜ!」なメニューとして記載されています。
実食!
この日は別のお店を取材した後に訪れてしまったので、ノンアルコールを2杯だけ。
ヴァージンコラーダ(1,050ルピー)
ライムソーダ(1,250ルピー)
参考)
Daily FT:The Joint: Hottest rustic-themed pub and grill opens at Chatham Street
Daily Mirror Life Online:The Joint Pub & Grill: New Quick Grab Lunch Menu Launched
issuu:The Master Potter
Daily FT:Redefining studio pottery
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「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年1月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開始。
2020年8月、不定期配信の「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
2023年11月、サービスアパートメント「スパイスアップ・レジデンス」開始。
2024年7月、スリランカ商品のネットショップ「スパイスアップ・ランカ」開設。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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