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スリランカ産天然100%のゴムサンダル「WAVES」

2023年3月13日
天然100%のスリランカ産ゴムサンダルを販売するWAVESの製品は、環境への優しさを特徴にしています。
天然100%のため、生分解性も100%、100%リサイクル可能な製品でもあり、私は2020年からWAVESのサンダルを愛用しています。
本記事ではWAVESについて紹介します。

WAVESとは?

WAVESは、天然100%のスリランカ産ゴムから作るサンダルを主力商品としています。
FSC認証(森林認証制度)を受けた本物のスリランカ産のゴムだけで作られているそうです。FSC認証は環境、社会、経済の便益に適い、きちんと管理された森林から生産された林産物や、その他のリスクの低い林産物を使用した製品を目に見える形で消費者に届ける仕組みです。
WAVESは、Certified Veganのロゴも使用としています。Certified Veganは、動物性製品や副製品を含まず、動物実験も行っていないことを示す認証です。

サンダルのカスタマイズ

WAVESのサンダルは、サンダル本体の色と、鼻緒の色、鼻緒につけるアクセサリーなどを自分で選んでカスタマイズすることができます。

WAVESの店舗

店舗は以下のところにあります。

コロンボのマリーノモール
コロンボのワンゴールフェイスモール
ゴールフォートのペドラーズストリート
ニゴンボのビーチロード
キャンディのキャンディシティーセンター
ジャエラのK-ZONE
ウナワトゥナのショップトラック
本記事に載せている写真は、マリーノモール店で撮影したものです。
私は前回は2020年にワンゴールフェイスモールで、カスタマイズしてサンダルを買いましたが、今回はサーフボードが描かれたサンダルを購入しました。

左が履きつぶしたカスタマイズで買ったサンダル。右が今回新しく買ったサンダル。

スリランカの主要な輸出品であるゴム

サンフランシスコ講和会議でのジャヤワルダナさんの演説では、「連合国に対する唯一の生ゴムの生産者であり、重要産業品である生ゴムの大量採取による損害に対して、当然賠償を求める権利を有する」とセイロンの立場を述べています。
セイロンは、世界中に領土を持っていたイギリス帝国が選んだ最初のゴム生産地でした。

イギリス植民地庁は、1876年にブラジルで採取したゴムの種をキューガーデンで発芽させ、1919本のゴム苗をセイロンに送っています。

ゴム苗は、ガンパハのヘナラトゴダ植物園に植えられました。

翌年1877年には22本の苗木をセイロンからシンガポールに送っています。
シンガポールに送られた苗木から、マレーシアとボルネオ島にも分布させています。
1879年には28本のゴム苗をインドとビルマに送っています。
そして、1881年にセイロンで最初のゴムノキが開花し、その後すぐに最初のタッピングの実験が開始され、ゴムの生産が本格化しました。
スリランカでのゴム生産は、1982年にピークを迎えて、その後は減少。
2021年のデータでは、天然ゴムの生産量においてスリランカは第17位です。
スリランカ政府は、2019年にスリランカの経済に8億9000万米ドル以上貢献しているゴム産業を、2025年までに20億米ドル成長させることを目指すという方針を出しています。

参考)
WAVES公式サイト
FSC(Forest Stewardship Council)公式サイト
wikipedia:Rubber production in Sri Lanka
Global Note:世界の天然ゴム 生産量 国別ランキング・推移

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