シンハラ語6-33 動詞で表す先週・先月・来週・来月

本記事では、シンハラ語の「先週・今週・来週」、「先月・今月・来月」について学びます。
先=ギヤ(行った)で表す先週・先月
昨日、今日、明日は法則性はありませんでしたが、「先週・今週・来週」「先月・今月・来月」には共通点があります。
先週・先月はヤナワー(行く)の過去形ギヤーの最後の音を短音に変えたギヤをつけます。
ギヤ(行った)+サティヤ(週)=ギヤ・サティヤ(先週)
ギヤ(行った)+マーサヤ(月)=ギヤ・マーサヤ(先月)
来=エナ(来る)で表す来週・来月
来週・来月はエナワー(来る)の語尾ワーをとって表現します。
エナ(来る)+サティヤ(週)=エナ・サティヤ(来週)
エナ(来る)+マーサヤ(月)=エナ・マーサヤ(来月)
次の=ラバナでも表せる来週・来月
来週・来月はラバナ(次の)でも表現できます。
ラバナ(次の)+サティヤ(週)=ラバナ・サティヤ(来週)
ラバナ(次の)+マーサヤ(月)=ラバナ・マーサヤ(来月)
今=メー(この)で表す今週・今月
今週・今月はメー(この)で表します。
メー(この)+サティヤ(週)=メー・サティヤ(今週)
メー(この)+マーサヤ(月)=エナ・マーサヤ(今月)

「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
歴史・地理・建築・語源が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にてベトナム・ミャンマー・タイ・インドネシア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の設立を開始。
2017年2月、スリランカ専門誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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