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グランベルホテル、スリランカ店で働く日本人

2024年8月18日

現在私は高校1年生で海外で働くことに興味があり、今回はスリランカにあるホテルで働く山本満月さんにお話を伺いました。

山本さんはホテルのコーディネーティング・オフィス・エグゼクティブとして働いています。

そんな山本さんの現地での生活を覗いてみましょう。

山本さんの経歴

まずは簡単に山本さんの経歴をご紹介します。

岡山県出身、東京外国語大学卒業後グランベルホテルに入社し、4年ほど裏磐梯レクリゾートに勤務。数ヶ月すすきのグランベルホテルに勤務後、2023年4月にグランベルホテルコロンボ勤務。

山本さんのお仕事

コーディネーティング・オフィス・エグゼクティブとなかなか聞き馴染みのない肩書だったので山本さんに詳しく説明していただきました。基本的にはホテルの経理と接客をなさっているそうです。その他にもコロンボのセールス・マーケティング担当とホテルの宣伝について話し合ったり、トレーニング担当とスタッフの研修について話し合ったりもしているそうです。グランベルホテルは日本の会社なので、スリランカでのサービス改革のため、日本の本社との連絡や報告もされるとのこと。

なぜ海外で働くことにしたのか

山本さんは元々日本のホテルで仕事をなさっていたそうですが、学生時代にアフリカへ留学した経験などから、発展途上国での業務に興味を持ち、2023年にスリランカに来たそうです。

スリランカでの生活

発展途上国というとあまり発達していないようなイメージがありますが、最大都市であるコロンボは、とても発展しているそうです。スリランカの生活で困ることはほとんどなく、治安が良いので楽しく生活されているそうです。スリランカに来てから、バトミントンクラブに通い始めたそうです。

山本さんはスリランカに渡航したばかりの頃は、会議で話していることがあまり理解できなかったり、スリランカ特有のアクセントに苦労したそうです。しかし、現地の仕事仲間の方々が支えてくれたおかげで半年経つ頃には全く困らないようになり、英語は流暢に話せなくても実際に生活しながら英語に慣れることが大切だと笑顔でお話してくださいました。

忙しい時期はもちろん仕事が大変だとおっしゃっていましたが、とてもすごしやすい職場の雰囲気を感じました。

ホテルでの接客

山本さんから見たホテルの現状を聞いてみました。スリランカのホテルの良いところは、親切でフレンドリーな温かい対応です。もっと取り入れたいと思うこととして、日本と比べるとスピーディーさが少し足りないところがあるのではないかとおっしゃっていました。

山本さんは日本のホテルで働いていたご経験があるので、日本のホテルのサービスの良さをコロンボ店に取り入れることができるのだと思います。

私は何度か海外旅行にいき、現地のホテルに泊まりましたが、日本と比べると、サービスに不満をいだいてしまうことがあります。

山本さんが働いていることで、スリランカにありながら日系ホテルらしい良いサービスが実現できるのだろうなとお思いました。

やりがいを感じる瞬間

お客さんの幸せのお手伝いを出来ること。ホテルに泊まりに来たお客さんの笑顔を見れる瞬間にやりがいを感じるそうです。

まとめ

山本さんはホテルで働く唯一の日本人ということで、母国語の通じない国で一人だと誰しも心細いですが、仕事のやりがいを感じられたり、同僚や職場の温かさから充実した生活を送ることができることに魅力を感じました。また、山本さんの体験談、今の職場での様子を伺って海外生活を充実させるためには挑戦していくことが大事だなと感じました。海外で働くにあたって、ある程度の英語力も必要ですが、日々少しずつ慣れていくことが1番の方法だと感じました。最初は思ってることが上手く伝わらなくても話そうとする努力をしていこうと思いました。

山本さんインタビューを受けてくださり、ありがとうございました。

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