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トヨタランカ(豊田通商)でのインターンシップ体験談

2024年5月09日

誰もが知るグローバルブランドの海外法人でインターンシップ活動をした私の体験談について書きます。

経験

私は関西の地方国公立大学に通う大学生です。スリランカに来るまでは海外には数カ国しか行ったことがなく、日本国内でのインターンシップの経験もありませんでした。しかし昔からぼんやりと海外への憧れがあり学生のうちに海外留学を経験しておきたいと考え、語学留学と海外インターンシップ活動に参加すること決意しました。

私のインターンシップ概要

私はトヨタランカで2ヶ月間、商社の駐在員として来ている日本人が部長を務める新規事業開発部でインターンシップ活動をしました。私を含めて日本人2人、スリランカ人6人の計8人の部署でした。主な活動として、車の売り買いをインターネット上で行う新規事業のサービスに車を売り出してもらうようにディラーさんに促す営業、営業マニュアルの作成、商社駐在員としての働き方を学びました。

新規事業の営業で得た学び

営業の内容は、具体的にはスリランカにあるカーディーラーを訪問し、新規サービスを説明して利用してもらうという流れです。

営業を始めた当初は、オーナーさんが外国人の私を信用してくれないという困難に直面しました。新規事業ということもあり、余計に私の身元を怪しまれたこともありました。この困難には、いつもオーナーさんから信頼を得るところから始めることを意識したり、1店舗ごとの訪問回数を増やすことで、対処していきました。また、何度も訪問するうちに会話が増え、お互いの性格を理解し、徐々に信頼関係を築いていくことができました。さらに新規サービスを利用していただいたディーラーにそこで終わるのではなく、その後も繰り返し訪問してアフターフォローをすることで利用して欲しいという熱量も伝わり、より強固な関係を築きました。

また海外特有の困難にも直面しました。スリランカの方は時間や文化、宗教など日本人とはそれぞれの捉え方が全く違い、そのため感覚の違いに翻弄されたことも多々ありました。例えば事前に約束していた時間に訪問してもオーナーさんが店舗にいなかったり、行き先を告げられず車に乗せられたり、お祈りの時間だからと商談中に追い出されたりしました。こういった時はスリランカ人の上長にアドバイスを求めたり、オーナーさんとスリランカの文化や宗教についての話をしたりしました。スリランカ人の考えなどを理解するとともに受け入れることで感覚の違いに関しては対応していけたと思います。

この経験を通して海外で新規サービスの営業活動を行うことの難しさを学ぶと同時に、外国人と信頼関係を築くことの大切さ、相手の文化や宗教を理解することの重要性を学びました。このインターンシップ活動にのみならず海外で活動するには現地の人との信頼関係と相手の理解は必要不可欠だと考えます。そのことをこのインターンシップを通じて学べたことは非常に良い経験だったと感じます。

上長の指導から得た学び

営業以外に経験した業務は、営業マニュアルの作成で、将来のインターンシップ生が私以上にパフォーマンスを出せるように、自分の経験をまとめた誰もが理解しやすい資料を作成することが目標でした。私の営業活動での経験を振り返るとともに何度も日本人の上長に提出してはフィードバックをいただき、マニュアルの解像度をあげ、かつ読みやすいものにすることに注力しました。さらにスリランカ人インターン生用にも活用するために、スリランカ人の上長とも提出とフィードバックを繰り返しました。また日本人の上長

の方にこまめに報連相をすることが重要であることを学び、実践し、作業の進行で上長と私自身のタスクの方向性が大きくずれないようにしました。こうして外国人や日本人の上長との何度もやり取りしてフィードバックを受け取るといった経験は私の知る限り、日本のインターンではなかなか経験できない貴重なものだと感じます。

また日本人の上長に大企業で新規事業を行うことのやりがいについて聞く機会がありました。大企業の新規事業は多くのプロセスがあり、関係者の合意を経て事業が成り立っています。通常は将来の事業計画を作成して会社に説明し、承認を得て事業が始まります。このプロセスには数年かかる場合もあります。いざ始まっても常に経営指標に基づく実績の説明責任が問われます。この基準に満たないと判断された場合、事業撤退並びに部下を解雇する決断をすることになります。大企業では多くの関係者を巻き込み、理解を得ながら事業を進めていくことが必要になります。一方でオーナー系企業は経営者のリーダーシップで、非常にスピード感が早く、フレキシブルな働き方もできると思います。また収益が短期間で見込めない場合や、リスクが高い事業でも取り組めることがあります。これが大企業とオーナー系企業の新規開発の違いだと感じました。なお、利益計画を作成する際は、既存事業の場合は前年の実績を元に今年の売り上げや純利益を作成できますが、新規事業の場合は、実績が無いため、売り上げの設定など全て予測して一から作成しなければいけません。また通常初めは利益が少なく販管費が多くかかり、赤字が発生します。私のいた企業では黒字化と、累積損失解消の目安が定められていました。そのため計画を細かく分析して、人件費や研究開発費などの改善点など考え続ける必要があります。このようにすべてのプロセスを多くの関係者と協力し、合意しながら進めるのは大企業での新規事業の特徴だと思います。大企業の新規事業にしかない難しさや責任感があることにやりがいや面白さ、大企業や新規事業を行うことの価値があると思います。こうしたことを踏まえることで私がやった営業が事業のどこに、さらに将来どのように影響するのかを考えることで私自身も新規事業の面白みを感じ貴重な経験であったと思いました。

学びから見えてきた今後の展望

私はこれから日本に帰って就職活動をして、その後社会人となって社会に出ていくと思います。しかし私は留学に来る前にどういった会社で働きたいかなど決まっていませんでした。そのため将来やりたことをある程度明確にすることも留学に来た目的の一つです。トヨタランカのインターン活動を通して一つ決めたことがあります。それは日本国内だけで働くのではなく海外で、さらに商社で働くことです。

そう決めた理由は2つあり1つは海外で働く日本人の上長の様々な国を跨いで働く姿に憧れを感じたからです。日々、日本の本社に関する仕事をする傍らトヨタランカで複数の新規事業を同時に進め、部下のマネジメントもしていました。いつも忙しそうでしたがやっている仕事に責任感を持ち、やりがいを感じていたように思います。私が上長のような働き方に向いているかは2ヶ月間のインターンシップ活動では判断できませんでしたが、身近な社会人の姿に憧れました。

2つ目は商社の業務内容に魅力を感じたからです。子会社を多く持つ商社は常に経営者目線でビジネス、経営について考え働くことを求められ、入社直後からF/Sを分析する能力が求められ、経営について考えていかなければいけません。大学で学ぶような簿記の知識に加え、さらにそれをどう分析して子会社の経営を改善していくのかなどを考えなければなりません。B/Lの流動、固定・資産、負債のバランスやP/Lを同時に見て分析して、さらに解像度をあげて在庫の1つ1つの流動生をチェックして子会社の社長などと共に改善策を考える業務もあります。商社のような会社では、入社後早くからF/Sを分析したり、経営について考える機会があると思います。こういった業務内容に魅力を感じ将来働きたいと感じました。

将来のインターンシップ生へ

この体験談を読んでいる多くの大学生が海外でインターンシップを希望しているか、またはすでに受け入れ企業を探している段階だと思います。私自身も同じようなタイミングがあり何度もこの選択が正しいのかどうかを迫られることがありました。もし少しでも迷っているのであればトヨタランカに来ることをお勧めします。私が学び経験したように、来た人はそれぞれ違った学び経験をできると思います。また私が知る限り海外で大企業の新規事業に関わることができるインターンシップ活動はここしかありません。この体験談が、多くの人が私の後に続くきっかけになることを心から願っております。

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