スリランカの観光ビザが2020年4月30日まで費用免除! 注)現在、外国人へのアライバルビザの発行が停止中。事前申請が必須です。
目次
スリランカ観光がビザの支払いいらずに!
ビザとは、旅行先の国々の在日大使館や領事館、または各国の政府が与える「入国のための事前審査証」のこと。
つまりは入国許可証の役割を持ちます。
スリランカでは、短期間の観光でもビザが必要で、事前の申し込みと料金の支払いをしなければ入国ができませんでした。
しかし!!
2019年8月1日から2020年1月31日までの6ヶ月間という期間限定で、スリランカでの観光ビザが免除されていましたが、2020年2月26日から4月30日までスリランカへの観光ビザの申請費用が再び免除となりました。つまり、ビザの取得にかかる料金を支払わなくても観光ができるのです。
ただし、その制度変更には、いくつかの注意点があります。
今回は、ビザの免除についてとそのメリットを解説していきます。
この期間限定のチャンスを利用して、スリランカを訪れてみませんか?
これまでのスリランカのビザの料金や仕組み
元々スリランカでは、短期の観光でもビザが必須でした。
ただし、ビジネスで入国する場合は現在もビザは必要です。
スリランカの観光ビザの取得方法は主に以下の3つです。
- ETAを通してオンラインで取得する方法
- 現地のアライバルビザカウンターで取得する方法(2020年3月16日現在停止中)
- 日本の大使館で取得する方法
観光ビザの場合、以前は12歳以下の子供は無料、13歳以上はオンラインの申請(ETA)で取得すると30ドル、現地のカウンターと日本の大使館での取得は40ドルの手数料がかかっていました。
日本円にすると約4000円、旅行者の負担の一つとなっていました。
しかし、今回の制度変更でその負担は大きく減り、スリランカへの旅行のハードルが大きく下がったのです。
ただし、2020年3月16日現在、スリランカ政府はコロナウィルス対策のため、外国人のアライバルビザを停止しています。入国の際はオンラインのETA、あるいは事前にスリランカ大使館でのビザ取得が必須になっています。
スリランカの観光ビザ制度変更の注意点
今回の制度変更で、期間限定で支払いの必要がなくなりましたが、いくつかの重要な注意点があります。
しっかりと確認して、旅行に備えましょう。
期間限定である
先ほどもお話しましたように、今回の観光ビザ免除は、2020年2月26日~2020年4月30日までの期間限定です。
つまり、この期間内の旅行であれば、観光ビザの支払いが免除されるという意味です。
そのため、2020年4月30日以降の渡航については、支払い免除制度が続くか、続かないかはまだ未定です。
2020年4月30日以降に渡航する予定のある方は注意しましょう。
観光ビザの申請は必要である
今回の免除については、支払いは期間限定で免除されましたが、観光ビザの申請は免除されていません。
つまり、観光ビザの支払いは必要ありませんが、観光ビザの申請は必要です。
「なんで支払わないのに、申請が必要なの」と思われるかも知れませんが、政府の決めたことですから従わなくては入国できません。
「渡航する前に、ビザを申請していなかったから入国できなかった。」なんてことにならないように、渡航前に申請しておきましょう。
とはいえ、申請に難しいことは特にありません
ビジネスビザは変化なし
今回、大きく変わったのは観光ビザの支払いが免除になったということ。
ビジネスビザについては、これまで同様、申請も支払いも必要です。
ビジネスで渡航する方は、間違わないように注意しましょう。
観光ビザやビジネスビザの申請方法、入国の方法まで以下の記事で図解付きで詳しくご紹介しています。
期間限定のビザ免除、スリランカに行くしかない!
北海道ほどの小さな島国に、壮大な世界遺産、ヨーロピアンな洒落た街並み、サーファーが集う透明なビーチなど、たくさんの魅力がつまっているスリランカ。
日本人観光客の数は年々増加しているものの、まだまだ日本人が知らない穴場的な存在です。
これを機に南国スリランカを訪れてみるのはいかがでしょうか?
当サイトでは、現地在住のライターがスリランカの観光情報を多数紹介していますので、下記の記事も参考にしてみてください!
【スリランカの世界遺産めぐり】
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神戸市外国語大学国際関係学科4年生。スリランカのご飯と陽気な人とビーチと列車が好き!マイブームは自炊と砂肝。
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