コロンボで本格ジャフナ料理!「Coffee Colombo」の絶品カニ&マトン料理と新感覚デザートを実食
コロンボには数多くのレストランがありますが、その中でも本格的なジャフナ料理(スリランカ北部料理)が食べられる名店をご存知でしょうか?
その名も「Coffee Colombo(コーヒー・コロンボ)」。
店名だけを見ると「カフェかな?」と思ってしまいますが、一歩足を踏み入れると、そこはスパイス香る魅惑のジャフナ料理のレストラン。ジャフナ料理といえば、南部のカレーとはひと味違う、力強いスパイスの風味と新鮮なシーフードが特徴の、スリランカ北部に受け継がれてきた奥深い食文化の結晶。その味をコロンボの中心部で気軽に堪能できるとあって、地元の食通たちからも熱い支持を集めています。
今回は、観光でも気軽に極上の北部グルメを堪能できるこのお店の魅力と、実際にいただいた絶品カニ料理・マトンカレー、そして思わず二度見してしまう新感覚デザートまで、たっぷりとご紹介いたします。
そもそも「ジャフナ料理」って?

スリランカはエリアによって、料理の個性が変わります。インドに最も近いスリランカ最北端の町「ジャフナ(Jaffna)」を中心とする北部エリアは、力強いスパイスと豊かなシーフードが織りなす、独自の食文化が根付く土地。その料理は「ジャフナ料理」として、スリランカの中でもひときわ個性的な存在感を放っています。
ジャフナ料理の3大特徴
- 刺激的なスパイスと辛み
ローストした独自のミックススパイス(ジャフナ・カレーパウダー)を使用し、シャープでキレのある辛さが特徴。 - 豊かな海の恵み(シーフード)
渡り蟹(Crab)やエビ、イカ(Cuttlefish)をふんだんに使った濃厚なカレーが主役。 - 南インド文化の影響
地理的な近さから、南インドの食文化と融合した独自の進化を遂げています。
コロンボからジャフナまでは、車や列車で片道6〜7時間以上。シギリヤロックやキャンディ、ゴールといった王道の観光ルートからは外れがちなため、短期の旅行ではなかなか訪れるのが難しい地域でもあります。
「でも、あの有名なカニカレーやスパイス料理を食べてみたい!」
そんな願いをコロンボにいながら叶えてくれるのが、今回ご紹介するお店です。
広々とした店内

お店はコロンボ04(バンバラピティヤ地区)のマリン・ドライブ沿いに位置していて、道路を挟んだすぐ向こうにはインド洋が広がるロケーション。
店内は清潔感あふれるカフェスタイルで、明るく洗練された雰囲気。「ローカルな食堂はちょっと…」と感じる旅行者の方や女性の方でも、気軽に入りやすい空間です。地元の方々で賑わいながらも、居心地よく食事を楽しめるのが嬉しいポイント。
そして、このお店には少し不思議な秘密があります。
実はレストランの上はホテルになっており、チェックインカウンターとレストランが自然な形で一体化しているのです。「レストランの中にフロントがあるのか、ホテルにレストランがくっついているのか」。初めて訪れると思わず首をかしげてしまう、なんとも個性的な空間です。

メニュー
フードメニューのキャッチコピーは「Home for your Jaffna Crab Pittu」。カニのプットゥを看板メニューに掲げていることが伝わってきます。


主なメニューはこちら!
- AUTHENTIC JAFFNA Pittu(ピットゥ)
お米の粉とココナッツの削り節を筒に入れて蒸し上げた、ジャフナを代表する伝統料理。
なかでもジャフナのピットゥは、白く見えるココナッツの層が重なる見た目が特徴です。 ほろほろとした素朴な食感で、カニ・チキン・マトン・エビ・イカ・魚・ベジタリアンなど、好みのスパイス煮込み(Masala)と組み合わせていただきます。ライスやパンとはひと味違う、北部ならではの主食です。
※なお、同じ料理でも言語によって呼び名が異なり、シンハラ語では「ピットゥ(Pittu)」、タミル語・マラヤーラム語では「プットゥ(Puttu)」と呼ばれています。この記事ではメニュー表に合わせて「ピットゥ」で記載しています。 - AUTHENTIC JAFFNA KOTTHU(コットゥ)
薄焼きパン(ロティ)を細かく刻んで、野菜やスパイスと一緒に鉄板で豪快に炒め合わせたスリランカのソウルフード。ここではさらに、蒸したピトゥを崩して炒める珍しい「ピトゥ・コットゥ(Pittu Kotthu)」も充実。カニ・エビ・イカ・マトンなど豊富なバリエーションから選べます。 - JAFFNA POT RICE(ポットライス)
黄色いライスに、3種の野菜・パパダン・卵・揚げチリ・ラサムが付いた、素焼きの器(ポット)で提供される旨味たっぷりの一品。スパイスとお米の風味がしっかり馴染んで、ボリューム満点です。
気になる3品を実食!
- Jaffna Mutton Pittu Kottu ( Rs.2,250 )

スリランカ名物のコットゥといえば、ロティを刻んで炒めるのが定番スタイル。しかしこちらで味わえるのは、ロティの代わりに「ピットゥ」を使ったジャフナならではのコットゥ。
一口食べると、ピトゥならではのホロホロ・モチモチとした独特の食感が口の中に広がります。続いて、じっくり煮込まれたマトンの深い旨味とスパイスの香りが押し寄せ、辛さの中にしっかりとしたコクが重なって、食べる手が止まらない中毒性抜群の美味しさ。ゴロゴロと大ぶりに入ったマトンは崩れたピットゥとよく絡み合い、一口ごとに肉の旨味をたっぷりと堪能できます。
- Jaffna Crab Pot Rice (Rs.1,750 )

素焼きのポットに入って登場したのが、カニのポットライス。上に大きなパパダンがのっており、めくった瞬間、カニの香ばしい磯の香りがふわりと広がります。
イエローライスの上には、旨味がこれでもかと凝縮された濃厚なカニとカレー。付け合わせの野菜・豆カレー・パパダムと一緒に混ぜながらいただくのがジャフナスタイルです。カニの出汁をしっかり吸い込んだお米とスパイスの相性が完璧で、「これぞジャフナの味!」と思わず唸ってしまうクオリティでした。

- Sweet Jaffna Mango Pittu (Rs.650)

本来お食事として食べる「ピットゥ」をスイーツに仕立てた、ここでしか見たことがない創作メニュー。まるでタイの『マンゴースティッキーライス(カオニャオ・マムアン)』のピトゥ版のような一品です。
完熟のフレッシュマンゴーに、ココナッツ風味の温かいピットゥを添え、上からお米の甘みを引き立てるココナッツソースをたっぷりと。ピットゥの素朴な穀物の甘みとココナッツのコクが、マンゴーのジューシーな酸味と絶妙にマッチして、スリランカと東南アジアのスイーツ文化が融合したような、新感覚の美味しさでした。

スプーンでピットゥをほぐしながら、マンゴーと混ぜ合わせていただきます。スイーツとしての完成度はもちろん、完熟したスリランカ産マンゴーそのものの甘さと香りも存分に楽しめる、一皿で二度おいしいデザートです。

- 個性的なドリンクも

料理だけでなく、ドリンクメニューも個性派ぞろいです。
ジャフナならではの「Jaffna Nelli Crush」は、まるでメロンソーダのような見た目で、どこかかき氷シロップを彷彿とさせる懐かしい味わい。「Signature Iced Chocolate」は、想像通りの甘いチョコレートドリンク。そして「Avocado Juice」は、スリランカのレストランではおなじみの定番ドリンク。日本ではサンドイッチやサラダなどお食事のイメージが強いアボカドが、甘いシェイクのような飲み物になっているのは、不思議な感覚になります。
さいごに
「コロンボにいながら、本場ジャフナの味に出会える」
そんな贅沢な体験ができるのが、Coffee Colomboの最大の魅力です。スパイスの刺激、シーフードの旨味、そして遊び心あふれるスイーツまで、一度の食事でジャフナ料理の奥深さをまるごと堪能できます。
気になった方は、まずお店のInstagramをチェックしてみるのもおすすめ!日々の魅力的なジャフナグルメが発信されているので、訪問前の予習にもぴったりです。コロンボを訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください!
店舗情報
店名:Coffee Colombo
住所:29, Milagiriya Avenue(On, Marine Drive, Colombo 00400
営業時間:11:00ー0:00
カード:使用可
Instagram:@coffee.colombo
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世界中を旅して、スリランカにたどり着きました。食べることと、手仕事が好きです。
スリランカ訪問地:30都市以上
Colombo, Negombo, Gampaha, Unawatuna, Ahangama, Weligama, Mirissa, Matara, Devinuwara, Hiriketiya, Tangalle, Walasmulla, Weeraketiya, Hambantota, Ella, Badulla, Nuwara Eliya, Deniyaya, Ampara, Trincomalee, Jaffna, Kandy, Gampola, Anuradhapura, Kurunegala, Kuliyapitiya, Rambukkana, Hogollamankada, Sigiriya, Polonnaruwa, Mihintale, Minneriya, Point Pedro, Kankesanturai
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