4月の入国者数は3月の4割減

2022年4月のスリランカへの観光客数は、2022年3月に比べて約40.8%減少の62,980人に留まりました。
スリランカの観光におけるピークシーズンは3月まではありますが、経済危機に伴い3月31日にデモが発生し、政治情勢が安定していないことによる影響と考えられます。
落ち込みが大きいのは、インドからの渡航者で、3月に比べて約62.6%も減少しています。
2022年4月のスリランカへの渡航上位5カ国は以下のとおりです。
1位:イギリス 11,539人
2位:インド 8,678人
3位:ドイツ 6,088人
4位:フランス 4,035人
5位:ロシア 3,874人
6位:オーストラリア 3,508人
7位:カナダ 2,083人
8位:アメリカ 1,872人
9位:スイス 1,647人
10位:オランダ 1,575人
日本はトッププライオリティーマーケッツ20カ国に入っていますが249人でした。
トップポテンシャルマーケッツに入っている以下の国々の方が多くなっています。
ポーランド 1,391人
イスラエル 1,228人
チェコ686人
ポルトガル295人
シンポガール289人
南アフリカ257人
トップポテンシャルマーケッツに入っているマレーシアは244人と日本とほぼ同数でした。
2022年4月のスリランカへの渡航目的は、以下の通りです。
観光・休暇:66.0%
友人・親戚の訪問:22.0%
ビジネス:2.5%
健康・アーユルヴェーダ:1.0%
参考)
SLTD:Monthly Tourist Arrivals Report:April 2022
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「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
歴史・地理・建築・語源が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にてベトナム・ミャンマー・タイ・インドネシア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の設立を開始。
2017年2月、スリランカ専門誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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