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アーユルヴェーダのセルフオイルマッサージをやってみた!

2020年6月29日

本格的なアーユルヴェーダを受けるには、スリランカやインドに行って、まとまったお金と時間が必要です。

一方で、アーユルヴェーダは普段の生活に取り入れるべき生活の知恵でもあります。

アーユルヴェーダはオイルを使ったトリートメントを多く行いますが、実はスーパーで買えるオイルを使って、自宅でセルフマッサージをすることもできます。

本記事では、体質別のオイルの選び方、キュアリング(加熱処理)の方法と併せて、筆者が一週間手作りのオイルでマッサージしてみた感想をまとめてみました。

アビヤンガとは?

アーユルヴェーダで行われるオイルを使った全身へのマッサージのことを一般的にアビヤンガと言います。

本来はセラピスト二人から左右対象に、ロングストロークでオイルを塗り込まれていきます。

マッサージというと、揉んだり、押したりするイメージがありますが、アーユルヴェーダではオイルを浸透させることが主目的となります。
そのため、痛いことはありません。

体内にたまった毒素、老廃物を排出を促する目的があり、デトックス効果が期待できるトリートメントです。

アビヤンガに使うオイルは、日本にある専門店やエステサロンなどで購入することができます。

それ以外にも、普通のスーパーで手に入るものでも代用可能なんです。

はじめに知っておくべきこと

まずはオイルマッサージの前に、自分の身体の声に耳を傾けましょう。

それによってマッサージに使用するべきオイルが変わってくるからです。

何となく調子が悪かったり、イライラするのは「ドーシャ」のバランスが崩れているからかもしれません。

ドーシャとは?

ドーシャとは生理機能の活動に必要なエネルギーのことを言います。

ドーシャの3要素

  1. ヴァータ(空・風元素)
  2. ピッタ(火・水元素)
  3. カパ(水・地元素)

全ての人に3つのドーシャが備わっています。

3つのバランスが崩れた時、身体の不調を引き起こします。

そのためアーユルヴェーダでは、このドーシャのバランスを保つことを常に意識するのです。

ドーシャのバランスは日々の生活の中でも簡単に変化していくものですが、ほとんどの人に3つのドーシャのうち1つか2つ優勢なドーシャがあります。

自分はどのドーシャの要素が強いのか、またそのドーシャが強まった時に起こる特徴をあらかじめ知っておくと、身体の不調に落ち着いて対処できるようになると思います。

アビヤンガにはヴァ―タ・ピッタを落ち着かせる効果があります。

またそれ以外にも老化防止や代謝促進、疲労回復、ホルモンバランスを整える、肌荒れ改善、睡眠の質を上げることにも役立ちます。

そのためセルフアビヤンガを毎日続けることは、精神的・身体的にとても良い習慣といえます。

体質別オイルの選び方

オイルマッサージには、ヴァータ体質・カパ体質の人には『太白ごま油』、ピッタ体質の人には『オリーブオイル』もしくは『ココナッツオイル』が適しています。

医師による体質診断が正確ですが、インターネットでも無料でセルフチェックが出来ます。

筆者はカパ体質であったため、太白ごま油でマッサージをしていきます。

マッサージの前にキュアリングが必要

太白ごま油をマッサージに使用する際は、キュアリングという加熱処理をしましょう。

オリーブオイル、ココナッツオイルを使用する場合にはキュアリングの工程は飛ばしてください。

■用意するもの

太白ごま油、遮光瓶、漏斗、温度計

漏斗と温度計は百円均一で購入。遮光瓶は「生活の木」で購入しました。

オイルマッサージをする前に毎回湯煎をするため、耐熱性のある瓶を選んでください。

■キュアリングの手順

1. 鍋に遮光瓶に入る容量のごま油を入れる。
2. 温度計でかき混ぜながら弱火で加熱する。
3. 100度の直前で火からおろす
4. 粗熱が取れたら漏斗を使って、遮光瓶に移す。

これでキュアリングは終了です。

あとは使う前にお湯を沸かし、火を止めた鍋にオイルが入った瓶を一分ほど入れて温めるだけです。

実際に一週間セルフアビヤンガをしてみて気付いたこと

匂いはそこまで気にならない

1日目。こわごわとごま油を手に出してみたものの、匂いは思ったほど気になりませんでした。

一瞬ごま油特有の香ばしい香りはするものの、すぐに消えてしまいました。マッサージオイルとしては伸びが良く、使いやすいと感じました。

肌が柔らかくなる

2日目。お昼を過ぎても肌がもちもちしていることに気付きました。

これまではお風呂にあがりにボディクリームを塗っていたものの、次の日のお昼過ぎには乾燥していたので驚きました。

マッサージ前の湯煎は必須

3日目。「ごま油を体に塗る」という行為にやっと慣れてきて、湯煎したオイルの温かみを気持ち良いと感じられるようになりました。

4日目。湯煎した後、細々とした用事を済ませていたら、お風呂に入る頃にはオイルが常温に戻ってしまいました。

再び湯煎するのが面倒でそのまま使用したら、温かくないと気持ち良くないばかりか、ごま油の匂いが気になってしまい失敗でした。

メイクもしっかり落ちる

5日目。この日はオイルマッサージに加えて、ごま油を使ったメイク落としに挑戦しました。

顔に付けるのはさすがに匂いが気になるかと思いきや、全く問題はありませんでした。メイクもきれいに落ちました。

6日目。昨日より濃いメイクにして、再びメイク落としに使ってみました。

普段愛用しているマスカラ専用リムーバーを塗ってから、ごま油を馴染ませます。

いつもよりはマスカラの繊維が落ちるのに時間はかかりましたが、濃いめのメイクも綺麗に落ちました。何よりも温かいオイルでくるくるとマッサージするのが気持ちよく、癖になりそうです。

抜群のリラックス効果

7日目。朝にシャワーを浴びた際に、オイルマッサージをしました。とてもリラックスできたので、時間がある朝におすすめです。

【上級者向け?】うがいにも使える!

ずっと気にはなっていた、ごま油を使ったうがいにも挑戦しました。

歯茎を強くし虫歯の予防になる、味覚が良くなる、声が美しくなる、白髪減少、口臭予防、ほうれい線改善の効果があると言われています。

オイルのうがいのやり方

  1. 大さじ一杯程度のごま油を口に含み、上下左右に動かしゆすぐのを30秒、ガラガラうがいも30秒。
  2. キッチンペーパーや、紙のパックに吐き出す。
  3. 気になる人はお湯でゆすぐ。

香りはほぼ感じませんが、粘度のある液体が何とも言えない気持ち悪さです。

うがいをしているうちに自分の唾液も出てきて粘度が増し、その不快感に思わず顔をしかめてしまいました。

お湯でゆすぐとさっぱりするので、お湯での仕上げうがいは必須だと思います。

個人的にはごま油うがいは最もハードルが高いものだと感じましたが、毎日1分ほどで上記の効果が得られるなら是非取り入れたい習慣です。

おわりに

今回は自宅で簡単に取り入れられるアーユルヴェーダとして、スーパーで手に入るオイルを使用したセルフアビヤンガを紹介しました。

マッサージにもメイク落としにも、うがいにも使用できる万能オイルなので、気になった人はチャレンジしてみてください。

(あくまでも個人の感想です。使用する前にはパッチテスト等、お試しの上ご使用ください)

 

今回使用したアイテムはこちらから購入できます。


生活の木の店員さんに、ポンプがあるとマッサージに使いやすいとこちらもおすすめしてもらいました。

参考)

ドーシャとは
アーユルヴェーダの体質で選ぶ美容オイル!貴方に合うのは?
アーユルヴェーダはオイルが主役【マッサージオイルは質にこだわろう】
アーユルヴェーダのごま油の効果・キュアリング方法【セルフマッサージガイド付き】
アーユルヴェーダでごま油のうがい方法。口内の毒素を洗い流して美容健康をお助け!

シローダーラー、アビヤンガってなんのこと?アーユルヴェーダの施術・セラピーを一挙紹介

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