4月のポーヤデー「バクポーヤ」ナーガティーパ祭り
スリランカでは、毎月満月の日「ポーヤデー」がお休みです。
4月の満月祭は「バクポーヤ(Bak Poya)」といいます。
2023年のバクポーヤは、4月5日(水)です。
ブッタ2度目のスリランカ来訪を祝う

ブッダはスリランカに3回訪れたとされていますが、4月のバクポーヤは2度目のブッダ来訪を記念しています。
2度目の訪問はブッダが悟りを開いてから5年後の4月、スリランカ北部に位置するジャフナ半島沖の小さな島(シンハラ語でナーガディーパ、タミル語でナイナーティーブ)を訪れました。
ブッタ1度目の訪問は、ナーガ族とヤッカ族の争いを止めることが目的でした。
一度目のブッタ来島については、1月のポーヤデー「ドゥルトゥ・ポーヤ」の記事をご覧ください。
ブッタ2度目の訪問は、ナーガ族同志の争いを止めることが目的でした。
争っていたのは以下の2つのグループです。
・ナーガ王国の王「マホダラ(大きい腹)」
・マホダラの甥「チュロダラ(小さい腹)」
チュロダラは、マホダラ王の姉(あるいは妹)とカンナワッダマネ山の支配者の間に生まれた子と言われています。
チュロダラの父が、チュロダラの母に宝石を散りばめた玉座「マニパラガ(Manipalaga)」を授けますが、その玉座を求めて、マホダラとチュロダラが争っていました。
ブッタは神通力でインドからナーガディーパに移動し、空に浮かんで辺りを真っ暗にします。
そのブッタの力を見て、二人の王はブッタの教えに帰依します。
そして、二人の王は玉座をブッダに譲ろうとしますがブッダは断ります。
そして、島内に玉座を守るための仏塔ストゥーパが建てられ、ナーガディーパヴィ―ハラ(ナーガ島寺院)が作られました。

この仏塔は、仏教伝来時のデヴァンピヤティッサ王やスリランカを初めて統一したドゥっタガーマニー王が再建し、聖地として整えられていきました。
現在は2つのお堂があります。
大きいお堂はジャフナの建築様式で建てられ、
小さいお堂はミャンマー政府が寄贈されたものです。
寺院にはナーガ(蛇あるいは龍)がブッタに傘のように覆い被さっている像があります。

島の船着場の門の上にもナーガ像があります。

4月のポーヤデデーには、ナーガディーパヴィ―ハラでナーガディーパ祭りが行われます。
ナーガディーパがあるのは、ヒンドゥー教徒のタミル人が多く住むジャフナ地域ですが、仏教徒にとって大切な巡礼地で、特に4月のポーヤデーには多くの仏教徒が訪れます。
ナーガディーパへは船で渡ることができます。

島への行き方は以下の記事をご覧ください。
その他のポーヤデーや祝祭日については、以下の記事をご覧ください。
参照)
Tourslanka:Bak Poya
Wikipedia:Nagadeepa Purana Vihara
SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTD Managing Director
SPICE UP TRAVELS (PVT) LTD Managing Director
「旅と町歩き」を仕事にしようとスリランカに移住。
歴史・地理・建築が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年4月、法政大学社会学部社会学科を卒業後、六本木の人材系ネットベンチャーに新卒入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長を経てネットベンチャーを退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当しながら、新宿ゴールデン街で訪日外国人向けバーテンダー。
2016年7月、スリランカに初めて渡航し、法人設立の準備を開始。
2017年1月、SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTDを登記。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年8月、スリランカ観光情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」オープン。
2020年8月、ニュースレターの配信を開始。
2020年10月、WAOJEコロンボ支部立ち上げ初代支部長・理事に就任。
2023年2月、スリランカ日本人会理事・広報部長に就任。
2025年6月、SPICE UP TRAVELS (PVT) LTDを登記。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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