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4月のポーヤデー「バク・ポーヤ」ナーガティーパ祭り

2021年4月25日

毎月祝われるスリランカの祝日ポーヤデイですが、実は月ごとに名前が付けられ、それぞれがテーマをもっていることはご存じだったでしょうか?

この記事では主に4月のポーヤ「バクポーヤ(Bak Poya)」についてご紹介していきます。

ブッタ2度目のスリランカ来訪を祝う

ブッダはスリランカに3回訪れたとされていますが、4月のバクポーヤは2度目のブッダ来訪を記念しています。

2度目の訪問はブッダが悟りを開いてから5年後の4月、スリランカ北部に位置するジャフナ半島沖の小さな島(シンハラ語でナーガディーパ、タミル語でナイナーティーブ)を訪れました。

ブッタ1度目の訪問は、ナーガ族とヤッカ族の争いを止めることが目的でした。
一度目のブッタ来島については、1月のポーヤデー「ドゥルトゥ・ポーヤ」 の記事をご覧ください。

1月のポーヤデー「ドゥルトゥポーヤ」ケラニヤペラヘラ

ブッタ2度目の訪問は、ナーガ族同志の争いを止めることが目的でした。

争っていたのは以下の2つのグループです。
・ナーガ王国の王「マホダラ(大きい腹)」
・マホダラの甥「チュロダラ(小さい腹)」

チュロダラは、マホダラ王の姉(あるいは妹)とカンナワッダマネ山の支配者の間に生まれた子と言われています。

チュロダラの父が、チュロダラの母に宝石を散りばめた玉座「マニパラガ(Manipalaga)」を授けますが、その玉座を求めて、マホダラとチュロダラが争っていました。

ブッタは神通力でインドからナーガディーパに移動し、空に浮かんで辺りを真っ暗にします。
そのブッタの力を見て、二人の王はブッタの教えに帰依します。

そして、二人の王は玉座をブッダに譲ろうとしますがブッダは断ります。
そして、島内に玉座を守るための仏塔ストゥーパが建てられ、ナーガディーパヴィ―ハラ(ナーガ島寺院)が作られました。

この仏塔は、仏教伝来時のデヴァンピヤティッサ王やスリランカを初めて統一したドゥっタガーマニー王が再建し、聖地として整えられていきました。

現在は2つのお堂があります。
大きいお堂はジャフナの建築様式で建てられ、
小さいお堂はミャンマー政府が寄贈されたものです。

寺院にはナーガ(蛇あるいは龍)がブッタに傘のように覆い被さっている像があります。

島の船着場の門の上にもナーガ像があります。

4月のポーヤデデーには、ナーガディーパヴィ―ハラでナーガディーパ祭りが行われます。
ナーガディーパがあるのは、ヒンドゥー教徒のタミル人が多く住むジャフナ地域ですが、仏教徒にとって大切な巡礼地で、特に4月のポーヤデーには多くの仏教徒が訪れます。

ナーガディーパへは船で渡ることができます。

島への行き方は以下の記事をご覧ください。

スリランカの知られざる北部都市ジャフナへの行き方とおすすめ観光地をご紹…

その他のポーヤデーや祝祭日については、以下の記事をご覧ください。

スリランカの祝日と祭りの年間スケジュール

参照)

Tourslanka:Bak Poya
Wikipedia:Nagadeepa Purana Vihara

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