Spice Up 観光情報サイト スリランカ観光・情報サイト

【5月25日更新】スリランカにおける新型コロナウイルスの感染人数推移

2020年5月23日

厳しいロックダウンが続いたスリランカ、は5月11日(月)よりコロンボ県、ガンパハ県を除く、23県の外出禁止令が夜間外出禁止令(夜8時から翌朝5時までの外出禁止)に移行されました。

コロンボ県、ガンパハ県は引き続き外出禁止令が適応されていますが、市民生活、公的機関、民間部門の活動は再開されました。

5月23日(土)午後8時から5月26日(火)午前5時はスリランカ全土に外出禁止令が発出されています。

そこで、Ministry of HealthのEpidemiology Unitが毎日発表しているデータを元にスリランカ全土、主要観光地の感染者数についてまとめました。

スリランカの総感染者数、死亡者数、入院者数、退院者数

スリランカ累計感染者数

5月22日時点の累計感染者数は 1,141名です。
そのうち、海軍での感染者が628名と55%を占めています
海外以外の感染者数は増加傾向は見られません。

スリランカ新規感染者数

以下は海軍での人数を含めた、スリランカ全土の新規の感染者数のグラフです。

5月24日時点のスリランカ各県の感染者数

全25県中、感染者数がゼロなのが8県、感染者数が1桁以下なのが19県です。
上位2つのコロンボ 県とガンパハ県のみに現在も外出禁止令が出されています。
ムスリムの人口が最も多い、アンパーラ県の最大都市「カルムナイ」は別にカウントされています。

感染者数1位:コロンボ県(コロンボ、スリジャヤワルダナプラコッテ、マウントラビニアなど)

外出禁止令が続いています。
5月6日から19日間、新規の感染者は確認されていません。

感染者数2位:ガンパハ県(ガンパハ、バンダラナイケ国際空港、ニゴンボなど)

外出禁止令が続いています。
5月7日から18日間、感染者数の増加はあまり見られません。

感染者数3位:カルタラ県(カルタラ、ワッドゥワ、ベルワラ、アルスガマ)

5月11日から夜間外出禁令に移行しました。
5月5日から20日間、新規の感染者数は確認されていません。

感染者数4位:プッタラム県(プッタラム、カルピティヤ、チラウ)

5月11日から夜間外出禁止令に移行しました。
4月28日から27日間、新規の感染者数は確認されていません。

感染者数5位:キャンディ県(キャンディ、ペラデニヤ、ガンポラなど)

4月6日から4月19日までの14日間、新規感染者がゼロで、4月20日から夜間外出禁止令に移行しました。
その後、4月25日まで20日間、新規感染者はゼロでしたが、4月26日から4月29日まで4日間連続で、新規感染者が出てしまいました。
5月5日から20日間、新規感染者は出ていません。

ゴール県、マータレー県、ヌワラエリヤ県、トリンコマリー県

世界遺産「ゴールの旧市街と要塞」、ビーチリゾートの「ウナワトゥナ」、「ヒッカドゥワ」、「ベントタ」を有するゴール県は感染者数は1名のままです。

世界遺産「古都シーギリヤ」、世界遺産「ダンブッラの黄金寺院」を有するマータレー県は5月2日に4名の感染者が確認されていますが、それ以降は2名で推移しています。

世界遺産「スリランカの中央高地」に登録されている「ホートンプレインズ国立公園」と「スリーパーダ(アダムスピーク」の登山口の一つのナラタニヤなどを有するヌワラエリヤ 県は5月2日の1名を除いて、感染者数はゼロです。

これからシーズンを迎える東海岸のビーチリゾートを有するトリンコマリー県、サーフィンスポットのアルガムベイを有するアンパーラ県についても、5月3日以降は感染者がゼロとなっています。

>>>関連記事

スリランカ、77日間のコロナとの戦い

6月28日(日)から夜間外出禁止令が解除され、外出禁止令が完全に解除!

# 関連キーワード