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創業1884年の老舗Green Cabinのおしゃれスリランカカレー

2022年12月22日

コロンボフォートのPagoda Tea Room、ゴールロードのGreen Cabinで知られる5代続くRodrigo家が、2代目の名前を冠したお洒落レストランをオープン。

近くに泊まっていたので、3日連続でランチに行き、3日目はディナーにも行って十分堪能したので、ご紹介したいと思います。

バンバラピティヤにお洒落にリブランド開業!

お店の場所はバンバラピティヤのVisaka Roadです。

ゴールロードから行くと、お店が見えてきます。

2016〜2018年頃はコッルピティヤにあったGreen CabinやPagoda Tea Roomはよく使っていましたが、コッルピティヤのGreen Cabinはある時期から半分のスペースを貸し出し、レストラン部分が縮小し、ベーカリーとテイクアウトのみになって、寂しく思っていましたので、お店を見つけて嬉しい!

今回はかつてよりもお洒落な店内です。

バンバラピティヤにあるレストラン「Culture Colombo」を彷彿とさせます。

屋外の席が以前のGreen Cabinのようにありますが、こちらも以前より整っています。

歴史を物語る店内の写真

創業の歴史

店内には創業者のトーマス・ロドリゴ、その息子のシリル・ロドリゴの写真があります。

Green Cabinの歴史は、ムダリヤールだったトーマス・ロドリゴが、1884年にコロンボに「Ceylon Tea Kiosk」をイギリス人茶農園家と共に開業したことに始まるそうです。

お店はセイロンを訪れた人たちにセイロンティーとペーストリーを提供していたようです。

その後、コロンボフォートのチャタムストリートに移転し、店名をPagoda Tea Roomsに変更。

当サイトでも以前紹介していますが、Pagoda Tea RoomsではデュランデュランのHurry Like The Wolfが撮影されています。

スリランカでPVを3作撮影したデュランデュラン

トーマス・ロドリゴの息子シリル・ロドリゴはゴールロード(コッルピティヤ)にGreen Cabinを開業します。

クリケットの歴史的な写真

ロイヤルカレッジで初めてクリケット試合が行われた時の写真や、2000年のトーマス・ロドリゴ杯の写真などが飾れています。

ロドリゴ家の家族写真

ロドリゴ家の写真も展示されています。

エリザベス女王に提供したティーカップ&ティーポット

1954年にエリザベス女王がセイロンを訪問し、レースコースでハイティーを提供したときに使ったティーカップとティーポットが展示されています。

スリランカの老舗では、古写真を展示しているお店がよくありますが、コロンボやキャンディの町の古写真ではなく、創業家に関する写真が展示されているのが特徴的です。

ランチメニュー、ディナーメニュー、ドリンクメニュー

まずはランチメニューから紹介します。

ランチメニュー

ランチメニューは「ランプライス」「イエローライス」「ライス&カリー」の3カテゴリーがあります。

ランプライスとイエローライスにカシューナッツメニューがあるのが特徴的です。

Paradise Road The Gallery CafeやBarefoot Cafeで人気のブラックポークカリーを初日に注文してみました。

お洒落です。そして、美味しい!

ブラックポークカレーは美味しいですが、他のお店で頼むと、ブラックポークカレーだけになってしまうのが少し寂しいのですが、こちらのお店ではライス&カリーのように色んなカレーもついてきます。

ナスモージュやコロッケ、揚げ卵など、ランプライスを想起させるような料理たちです。

翌日に頼んだのが、フィッシュのライス&カリーです。

他のメニューに比べてお値段控えめ。

個人的にはブラックポークカレーの方がお勧めです。

3日目はランプライスのチキンを注文!

ランチメニューでランプライスが一番上に来ていたことと、ブラックポークカレーがランプライス的なものと出てきたので注文してみました。

すごい特別感があるわけではなかったです。

僕の個人的見解では、このお店のランチは「カハ・バス」から選ぶのがいいのでは?と。
エビのテルダーラやカシューナッツカレーも気になります。

ディナーメニュー

先ほどのランチメニューの左側にスターターとサンボルが載っていました。

注目は18:00〜22:30に提供されるアーッパ(Hopper)、ロティでしょう。

スリランカでは昼食にライス&カリーやランプライスなどをガッツリ食べて、夕食はアーッパやロティなど軽く済ませることがありますが、そのスリランカスタイルなメニューがいい感じだな!と思い、22時前に遅い夕食としてアーッパのセット(Hoppers)を注文。

スリランカ人な気分になれて最高です!笑

ちなみに、この日はエンドレス・ホッパーなる特別な夕食メニューが用意されていましたが、もう22時前なので控えめお願いしましたが、エンドレス・ホッパーは気になります。またやってほしい。

他にメインとなるカレーもいくつかあります。

ドリンクメニュー

ドリンクメニューはこちら!

最初に頼んだのは自家製ジンジャービアー!

これ、俺が作ったんだよ!どう?って店員のおじちゃんが話しかけてきて、スリランカらしくて最高です。

ジンジャービアーは美味しいので、ご飯届くまでにほぼ飲み干してしまいました。

翌日頼んだのはライムソーダです。

ピナコラーダと悩みつつ、スリランカといえばジンジャービアーとライムソーダでしょ!ということで、ライムソーダをチョイス。

またしても、ご飯が出てくる前にゴクゴク飲んでしまったので、「お水入りますか?チルワン?」と聞かれて、チルでお願いしました。

少し氷が浮いています。

言えば無料の水も出してくれるみたいです。

3日目にピナコラーダを注文したら、「ない!」と言われて、やっぱりスリランカだな!と思って、ランチはジンジャービアー、ディナーはライムソーダと2巡目しちゃいました。

デザートメニュー

スリランカらしいデザートメニューが並んでいます。

毎度、「デザートはいりませんか?」と店員さんに聞かれますが、お腹いっぱい過ぎて注文できていません。

ティータイムにデザートを食べに行ってもよさそうです。

クリスマスとニューイヤー

お酒は出していないお店ではありますが、クリスマスディナー、クリスマスブランチ、ニューイヤーディナー、ニューイヤーブランチをやるようです。

まとめ

ローカル感はありつつ、ローカルすぎず、程よく洗練されているので、スリランカ料理に興味はあって、高級レストランでもドローカルでもないお店を望んでいる方には、ピッタリなお店だと思います。

ぜひ行かれてみてください!

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