南アジア最長のジップライン「フライング・ラヴァナ・ジップライン」
スリランカ初とも、南アジア最長ともいうエッラのリトルアダムスピークに作られたジップライン「フライング・ラヴァナ・ジップライン(Flying Ravana Mega Zipline)」に乗ってきました。
実際に乗るまでは少し緊張しましたが、エッラロックと茶畑が見える絶景を気持ちよく遊覧できて楽しかったです。
本記事では、フライング・ラヴァナ・ジップラインについて紹介します。
目次
フライング・ラヴァナ・ジップラインとは?
フライング・ラヴァナ・ジップラインは、紅茶ブランド「Halpe Tea」、エッラ郊外の紅茶工場「Uva Halpewatte Tea Factory」、エッラの高級リゾート「98エーカーズリゾート&スパ」、エッラのプールクラブ「ラヴァナ・プール・クラブ」、エッラの観光地「リトルアダムズピーク」登山道の整備などで知られるUHE Exportsが作ったジップラインです。
南アジアで最長とチラシや看板に書いてあります。
UHE Exportsの茶園「グリーンランド茶園(Greenland Estate)」がある山がリトルアダムスピークで呼ばれ、その山中に高級リゾートの98エーカーズ、ラヴァナプールクラブ、フライングラヴァナなどが作られています。
インドの二大叙事詩の一つ「ラーマーヤナ」のランカー島の王ラヴァナにまつる場所がエッラにはいくつかあります。ラヴァナは空飛ぶ戦車に乗っていたと言われていますが、そんなラヴァナ王からジップラインの名が取られています。
ジップラインの他には、ATV(4輪バギー)、アーチェリー、アブセイリング、マウンテンバイク、エアライフルなどのアドベンチャーが楽しめます。
ジップラインの場所
ジップラインがあるのは、リトルアダムスピークの登山道の途中です。
エッラの中心地から近いのは、ホテル「フラワーガーデンリゾート」の横にある登山道につながる道を登っていくルートです。
Googleマップでは、以下の場所です。エッラの中心から歩いて15分ほどです。
車で訪れる場合は、リゾート「98エーカーズ」まできて、車を駐車してリゾート内の道からいくこともできます。
リゾートは山を少し登った位置にあるため、歩く距離、登る距離は98エーカーズから行った方が楽です。ただ、町から歩いてくる場合は、フラワーガーデンリゾートから行った方が楽です。
98エーカーズリゾート&スパの場所はこちらです。
チケットの購入方法
フラワーガーデンリゾートから行った場合も、98エーカーズリゾート&スパから行った場合も、途中で道が合流し、茶園の中を階段を上がっていきます。
上の写真の小屋がチケットブースです。
ジップラインの料金
外国人の大人は30ドル(3949円)です。
スリランカ人だと4000ルピー(656円)です。
動画や写真を撮るには、オプションを付ける必要があります。
まずはスマホで登録
チケットの購入は、まずスマホでQRコードを読み込んでフォームに入力していきます。
ロシア人が多いので、ロシア語で英語で書かれています。
QRを読み込むと上の画面になります。
チケットを購入するアドベンチャーを選びます。
次の画面は個人情報を入れる画面になり、オプションをつけるかどうかを選択します。
クレジットカード払い可能
クレジットカードで支払いができます。
カウンターに並んで、先ほど登録したスマホの画面を見せて、料金の支払いをします。
ギアを装着して準備
支払いを済ませたら、カウンター脇にある体重計で体重を測ります。
その後、ジップラインで滑走するためのギアを装着します。
無料の鍵付きロッカーがこの中に並んでいるので、荷物がある人はロッカーに入れます。
動画撮影のオプションを注文した人はチケットブースに戻り、選択したオプションを受け取ります。スリランカ人はスタッフさんは、どこに行っても、カメラを持っていると写真を撮ってくれ!と言われますので、ここでもパシャリ。
ギアを装着して、オプション(今回はGoProを選択)を受け取ったら、階段を登ってスタート地点まで行きます。かなりドキドキです。
ゴール地点が遠く見えます。
紅茶畑の上に、細くジップラインが引かれ、その先に山が見えます。
ジップラインを滑走!
ジップラインは2本並んでいて、カップルが順番に滑っていく様子を何人も見送り、さて自分の番。後ろに誰もいなかったのですが、小さいお子さんを旦那さんに預けてきたスリランカ人女性が来たので、一緒に滑りました。
滑走の様子は以下の動画をご覧ください。
ジープでギアブースまで送迎
ジップラインが終わったら、ギアをその場で脱がしてもらい、送迎のジープを待ちます。
ジープでお客さんとギアを運んでいるため、空のギア入れを積んでジープがやってきます。
このジープが凸凹の山道を走るため激しく揺れます。国立公園のジープサファリ並みに揺れて、ジップラインよりもジープの方がスリルがあります 笑
動画データを受け取る
GoProで撮影したデータをカウンターで受け取ります。
どういう風に受け取るのか確認せずに開始地点に行ってしまったので、遠慮がちに撮影してしまったんですが、複数の動画をとっても、全部転送してくれますので、好きなだけ撮ったらいいと思います。
>関連記事
「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年1月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開始。
2020年8月、不定期配信の「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
2023年11月、サービスアパートメント「スパイスアップ・レジデンス」開始。
2024年7月、スリランカ商品のネットショップ「スパイスアップ・ランカ」開設。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
# 関連キーワード
新着記事
-
“スリランカにおける現代ファッションを徹底調査”
年間を通して高温多湿の南国、自然豊かで「インド洋の真珠」とも呼ばれるスリランカ。日本とは全く異なる気候に住むスリランカの人々が普段どのような服を着ているのか、どのような服を好むのか知っていますか? 欧米諸国の人々のファッ…
2024年11月14日 -
世界遺産ゴール・フォートの中にある“好立地”ホテル「The Fort ...
私は今回、世界遺産ゴール・フォートの旧市街の中にあるホテル「The Fort House」に宿泊してきました。 ゴールには数多くの宿泊施設がありますが、世界遺産である旧市街の中にあり、散策しやすい場所にある「The Fo…
2024年11月13日 -
バワが手掛けたスリランカ初のモダンリゾート「ジェットウィングラグーン」
ジェフリーバワが最初に手掛けたリゾートホテルが、1965年〜1966年に建設したブルーラグーンホテル(現:ジェットウィングラグーン)です。 バワのカントリーハウスであったルヌガンガは湖に突き出した半島を走る道を挟んで北側…
2024年11月12日