スリランカの独立記念日は軍事パレードが楽しめる!

明日、2月4日はスリランカの独立記念日でお休みです。
スリランカは1948年2月4日にイギリスから独立していますがので、2021年は第73回目の独立記念日です。
例年は午前中にゴールフェイスで軍事パレードがあります。
戦車、戦闘機、ヘリなど普段は見られない貴重なものが見られます。
2021年はパレードの練習風景を捉えた写真がニュースサイトに掲載されており、マスクを着用して行進するようです。
本記事で掲載している写真は2019年2月4日のものですが、2019年の第71回独立記念日は陸軍3620人、海軍1249人、空軍830、警官隊800人、市民治安部隊505人、国家士官候補生隊員100人が参加したそうです。
一糸乱れぬ軍事パレードでは、軍楽隊・騎馬隊・女性部隊などの行進が見られます。
空軍の戦闘機やヘリ、パラシュート隊の落下、スリランカの伝統舞踊なども披露されました。
キャンディのエセラ・ペラヘラなどお寺のパレードは長時間ですが、軍事パレードは短時間ですが、軍隊だけでなく、伝統舞踊も見られますので、かなりオススメです。
本記事では、独立記念日の軍事パレードについて、概要をお知らせします。
観覧場所①「ゴールフェイスグリーン」
軍事パレードのメイン観覧場所はゴールフェイスグリーンです。
簡単なボディーチェックを受けますが、誰でも無料で観覧エリア内に入ることができます。
ゴールフェイスホテル側と、シャングラ・コロンボ側に入口があります。
各部隊が順番にパレードを通過していきます。
軍楽隊の様子。
航空部隊が空を飛びます。
ヘリは比較的近くを飛んでいました。
スリランカのパレードらしく、象さんも登場!
各民族の伝統舞踊も披露されます。
観覧場所②穴場の「レイクハウス」
ゴールフェイスグリーンに比べて、観覧者がグッと減り、パレードを目の前で見ることができます。
パラシュート隊、空軍の様子は見られませんが、パレードの隊列の前に人だかりができてよく見えない、綺麗に写真が取りづらいゴールフェイスグリーンよりも、こちらの方が実は観覧場所として良いのではないかと思えてしまうほどに間近で見られます。
11時には終了してしまうので早めに現地へ!
開始時間は明確に把握できていませんが、11時には終わってしまいますので、8〜9時には現地にいた方が良さそうです。
交通規制、飲食店のクローズ
独立記念日はモールやスーパーは基本的に終日お休みの場所が多いです。
また、ポーヤデーのように、お酒の販売がありません。
パレードは午前中には終わりますが、交通規制されているため、パレードがやっている近くまではトゥクトゥクで行けますが、歩いていく必要があり、帰りは基本的にはある程度離れたところまで歩かないと、トゥクトゥクは拾えません。
まとめ
1月のケラニヤ・ペラヘラ、2月のコロンボ・ペラヘラ、7月のカタラガマ・ペラヘラ、8月のキャンディ・ペラヘラ、9月のマヒヤンガナ・ペラヘラもオススメですが、お寺が中心となるパレード(ペラヘラ)と大きく異なる独立記念日の軍事パレードはユニークですので、是非見てみてください。
関連記事)
参照)
Sri Lanka to celebrate 73rd Independence Day
The Kingsbury「72nd Independence Day of Sri Lanka」
Wikipedia「Independence Day (Sri Lanka)」
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