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日本唯一のスリランカ政府アーユルヴェーダ省認定スクール「カルナカララ アーユルヴェーダ&ヨガ インスティテュート」

2021年11月15日

アーユルヴェーダの有名ドクターや元アーユルヴェーダ省長官が名を連ねる、日本で唯一のスリランカ政府アーユルヴェーダ省認定スクールであるカルナカララ アーユルヴェーダ&ヨガ インスティテュート。

アーユルヴェーダ省から証明書が発行されるディプロマコースは、2021年12月から開始するWomen’s Healthコース、来年2月から開始するAdviser養成講座 第5期生の募集が始まっています。

カルナカララリゾートのオーナーであるサマン・プリヤンカラさん、カルナカララ アーユルヴェーダ&ヨガ インスティテュートの校長である門脇みな美さんにインタビューを行いました。

本記事をご覧いただいた方限定で、来年1月から始まるワークショップの特別価格のご案内がありますので、ぜひ最後までご覧ください。

錚々たる講師陣の顔ぶれ

神谷:監修役ドクターのご経歴が目を引きます。アーユルヴェーダとヘラウェダカマの公的機関や研究機関の要職を歴任されていますね。

サマンさん:彼は私の学生時代の先輩です。西洋医学に診療科や病気ごとに名医がいるように、アーユルヴェーダにも各分野に強みを持つ優れたドクターがいます。

西洋医学で全ての診療科に精通した万能な先生がいないように、アーユルヴェーダでも全てに精通した万能な先生がいるわけではないのです。

カルナカララではアーユルヴェーダについて総合的に学ぶ機会を提供したいと思っています。そのため、一人のドクターから全てを学ぶのではなく、学ぶ内容ごとに適任のドクターを選出しています。当校のコンセプトを実現する上で、多くのアーユルヴェーダドクターを知っている彼の存在は大きいです。

サマンさん:パルス(脈診のこと)を強みとするドクターや、パンチャカルマやヒルを使った治療が得意で腰の痛みを改善すると評判のドクターなど、それぞれの分野で活躍するドクターが講師を務めます。

神谷:なるほど、得意分野がそれぞれあるのですね。有力な方々をアサインできるネットワーク力はさすがですね。

サマンさん:それぞれこだわりがあるドクターたちは個性も強くてマネージメントは大変ですが、そこを頑張っているのが校長のみな美さんです。

アーユルヴェーダスクールの始まり

神谷:みな美さんのアーユルヴェーダとの出会い、スクールが始まったきっかけは何ですか?

みな美さん:私とカルナカララの出会いは、一ゲストとして滞在したことがきっかけです。大手アパレルでマーチャンダイザー・バイヤーとして10数年働きながらヨガを実践していました

アパレル業界には世界の健康や美容のトレンドに敏感な人が多く、私は2008年からヨガを始めるようになりました。学んでいくうちに、本場で学びたいという気持ちが大きくなり、会社を退職してマイソールに2ヶ月滞在してヨガ漬けの日々を過ごしました。アーユルヴェーダとは、ヨガを実践する中で自然と出会いました。

2020年5月にヨガインストラクターとして私がスリランカのアーユルヴェーダと観光を案内するツアーを旅行会社さんと組み、航空券もすでに手配していましたが、コロナ禍のため渡航できませんでした。

そんな中、日本にいながらアーユルヴェーダについて学びたいと思い、サマンさんに相談したところ、スリランカのドクターから直接学ぶことを勧められて始まったのが現在のスクールです。

当時スリランカのアーユルヴェーダリゾートで働くドクター達は、海外からのゲストが途絶えて仕事がない状況でした。彼らの雇用を作るためにも、スクールの講師ができるドクターを紹介して頂きました。

せっかくの機会なので、一緒に学びたい人を募集してみたところ、22人が集まりました。それが2020年12月に開講したAdviser養成講座の第1期生です。

神谷:一生徒として学ぼうとして、気づいたら運営側になっていたと。

みな美さん:はい。スリランカにあるカルナカララのアーユルヴェーダリゾートのブログに募集内容を掲載したのが最初です。コロナ禍で海外に行けない状態ですので、海外のアーユルヴェーダリゾートのページなど見てくれないと思っていました。

ところが、思っていた以上に問い合わせがあり、アーユルヴェーダを学びたい人がいるならきちんとしたものを提供したい!という想いから、本格的にスクール運営が始まりました。

アーユルヴェーダとヨガ

神谷:ウェブサイトは「カルナカララ アーユルヴェーダ&ヨガ インスティテュート」となっていますが、ヨガについても教えていかれるのでしょうか。

みな美さん:ヨガについては、スリランカ独自のメソッドや適任なヨガの実践者を探しているところです。

神谷:インドにはヨガの各流派の聖地がいくつかありますよね。私はインドのバンガロールに住んでいた時にヨガ道場に通いはじめ、コロンボではマイソールで学んだ人の道場にコロナ禍まで通っていました。
スリランカでアーユルヴェーダは身近だと思いますが、ヨガはインドほどには浸透してないように思いますが、どうなのでしょうか?

サマンさん:インドのように町中に多くのヨガスタジオはありませんが、スリランカには森や洞窟でヨガ修行を続けている人たちがいます。ただ、彼らは修行に集中していて、人に知られるようになると場所を移動します。

みな美さん:ビジネスとは違う世界にいる人たちなので、どんな形でヨガを提供していくかは考えていかないといけません。

サマンさん:アーユルヴェーダとヨガは相互に重要ですので、スリランカでも本格的なヨガを学ぶ環境を整えたいと思っています。

以前はアーユルヴェーダを受けたり学ぶためにインドに行く人が多かったですが、今はスリランカを選択する人も増えています。

これはカルナカララのアーユルヴェーダリゾートをはじめ、スリランカに受け入れ体制が整い、日本でもスリランカのアーユルヴェーダを知ってもらう活動を地道に行ってきたからです。

ヨガを行い学ぶ場所としてスリランカが選ばれるように受け入れ体制を整えていきます。

日本唯一のアーユルヴェーダ省認定スクール

神谷:現在までのアーユルヴェーダスクールの受講人数は何人ぐらいなのですか?

みな美さん:資格が取れるディプロマコースが60〜70名、数時間から数日間のワークショップを含めると累計で170名ほどです。

サマンさん:ディプロマコースの最終試験に合格した人をアーユルヴェーダ省に提出して、アーユルヴェーダ省から証明書を発行してもらっています。

神谷:ディプロマコースはAdviser養成講座はレベル1~2がオンライン講座、レベル3がスリランカ現地での実習で、オプションの代官山でのセラピスト実習、さらに店舗の開業・運営に関するコースを完了するとフランチャイジーになれるようですが、フランチャイジーを目指されている方は受講者の中にいらっしゃいますか?

みな美さん:ご自身の学びや健康のために受講される方の他に、セラピストやカウンセラーを目指す方も多くいらっしゃいます。

神谷:コースを受講した後は加盟料なしでフランチャイジーになれるというのは新しい形ですね。

西洋医学とアーユルヴェーダの統合医療

サマンさん:新しいプロジェクトとして、西洋医学とアーユルヴェーダの統合医療を行う施設をコロンボ郊外のラーガマに建設することになりました。

このプロジェクトには、ラーガマホスピタル(スリランカ第2の規模を誇る国立総合病院)の院長をはじめ、西洋医学のドクターたち、そしてアーユルヴェーダドクターたちに参画してもらっています。

プライベートパブリックパートナーシップという形態で、土地は国が用意して、その土地に立てる建物は私たち民間企業が建設します。

患者さんやゲストの症状に応じて、西洋医療とアーユルヴェーダの両方の治療を受けられる施設を作ります。先日、西洋医学のドクターがスリランカの伝統医療について話すセミナーを開催しましたが、それはこのプロジェクトを進める中で出てきたアイディアなんです。

神谷:セミナーは拝見しました。西洋医学の先生はアーユルヴェーダ、ヘラウェダカマ、シッダ、ユナーニとスリランカの伝統医療全般についてお話されていましたが、後半はスリランカ伝承医学のヘラウェダカマを中心にお話されていましたよね。

サマンさん:このプロジェクトでは西洋医学とアーユルヴェーダの統合が柱ですが、ヘラウェダカマも大切な医学です。インドからアーユルヴェーダが入ってくる前からスリランカでは長く医療の実践・伝統があったことがスリランカのアーユルヴェーダを特徴づけています。

セミナーでも話していた西洋医学のドクターたちは、腰の痛みや関節の痛みには西洋医学の施術は行わず、ヘラウェダカマのオイルによる施術が効果的だと言っています。マータラなどの南の方に生息しているビブラという蛇の骨から作るオイルが特に効果的だそうです。

神谷:ヘラウェダカマには蛇毒の解毒を専門するドクターも多くいますが、蛇の骨から作るオイルによる治療法があるとは驚きです。

サマンさん:西洋医学、アーユルヴェーダ、ヘラウェダカマのそれぞれのドクターたちはこれまであまり交流をしていませんでした。それぞれの知恵を持ち寄ってもらい、より良い治療や医学の形を作っていきたいと思っています。そうすることで、健康や医療を目的にスリランカを訪れてくれる人が増えるのではないかと思っています。

ヘラウェダカマはスピリチュアル的な側面もありますが、科学的なアプローチで体系的にまとめられたものがスリランカのアーユルヴェーダです。

アーユルヴェーダは占いではありません。アーユルヴェーダは世界三大伝統医学の一つです。医学としてのアーユルヴェーダを広めていきたいのです。そのためには、西洋医学のドクターたちとも協働していく必要があると思っています。

アーユルヴェーダスクールの開講予定

神谷:最後に、今後のアーユルヴェーダスクールの予定について教えてください。

みな美さん:直近で2つのディプロマコースの開講が決まっています。

年齢に応じて変化する女性の心と身体について学ぶ「Women’s Healthコース」を2021年12月に開講します。これは今回新しく作ったディプロマコースで、担当講師はアーユルヴェーダの婦人科・産科が専門で、ヘラヴェダカマの知識も融合した治療に定評があるドクターです。

そして、これまで最も多くの方が受講している養成講座の第5期生が来年から始まります。
レベル1のAdviser Basicが来年2月から、
レベル2のAdviser Advanceが来年3月からです。

また、2つのワークショップの開催も決まっています。

2021年12月にアーユルヴェーダ薬の魅力について学ぶオンラインワークショップを開催します。この講座はドクター監修の元、当講座のオリジナルレシピで作った薬、約1か月分がそれぞれ自宅に届きます。受講後は、その効果や服用方法を体験していただくことができます。

今回取り扱うのは、シャタバリとアシュワガンダです。それぞれの薬の特徴、効果、摂取方法、作り方などを、アーユルヴェーダドクターから学びます。様々な調合レシピや効果がありますが、今回は大学での研究で、科学的な効果や効能を証明されたものをご紹介します。

2022年1月から2月にかけた全12日間のワークショップは、サンスクリット語で「健康な人」を意味する”Swasthaya(スワスタヤ)”をテーマとしています。

ドクター3人からアーユルヴェーダを学びながら自分自身の本当の健康に気付いていくという内容になっています。

スパイスアップ読者限定特典

本記事を最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。

カルナカララさんがスパイスアップ読者限定の特典をご用意してくださいました。
来年1月~2月に開催される全12日間のワークショップの受講料が割引されます。

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#015 Swasthaya ~Awarness program~(自覚・意識のプログラム)
日時:2022/01/17~02/18 (全12日間)
受講料:¥66,000(税込)¥55,000(税込)
ワークショップ詳細はリンクより
Workshop | Karunakarala Ayurveda & Yoga Institute
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<お申し込み方法>

以下のフォームより、お申し込みください。
Apply | Karunakarala Ayurveda & Yoga Institute

その際 “その他” 欄に、「Spice Upを見ました」とご記入をお願いします。
※申し込み後に定価が記載された自動返信メールが届きますが、追ってご担当者様より特別価格でのご案内がされるとのことです。

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