スリランカ産の健康食材が揃う「Kenko 1st」
2年4ヶ月ぶりに帰ってきたコロンボで私が最初に訪れたのは、スリランカ在住20年の石川さんが経営されている健康食材店「Kenko 1st」です。
コロナ前は、モリンガ、MCTオイル、ココナッツオイル、スパイスやハーブのタブレット、Bean to Bar、オーガニックの紅茶やコーヒーなどをKenko 1stで買って、毎朝の日課にしていました。
日々の生活に取り入れ易い健康食材が、日本よりも遥かに安く購入できます。健康食材は継続して摂食してこそのもので、そのためには手頃に買えることは大切だと思います。
他を知らずに「スリランカ産のものが良い!」と言えないので、コロナで日本に帰国した2年4ヶ月間で色んな国のコーヒー、紅茶、Bean to Bar、スパイスなど熱帯作物を試しましたが、スリランカ産のものは良質だと思います。
今回は「朝の日課として、コーヒー豆を挽いてコーヒーを淹れたい!」と思い、早速行ってきました。
目次
清本さんが取り扱うスリランカ産コーヒー
豆のままで200g、1580ルピー(584円)。
東京で買うコーヒー豆に比べて、かなり安いです!
色んなコーヒーを飲んできた割に、コーヒーの味と香りをうまく表現できませんが、毎日飲める美味しいコーヒーです。
SGホールディングス(佐川急便)が買収したExpolankaにてスリランカ駐在された後に独立された清本さんの会社で取り扱っているコーヒーとのこと。
スリランカ産Bean to Barチョコレート「Serendib」
スリランカ産コーヒーの製造販売・カフェの「Hansa Coffee」を経営されていたアメリカ出身のローレンスさんが始めたスリランカ産カカオ製品ブランド「Serendib」。
コロナ前にカカオ70%のものを食べたので、今回はカカオ100%を買ってみました。
100%なんて苦くて食べれないのでは?と思いましたが、案の定、口に入れて後悔しました 笑
ところが2日目、3日目と食べてみると、カカオの苦味にも慣れて、美味しく感じられて、1日目は4つのかけらを食べて終わってしまったのに、3日目はバクバク食べてなくなってしまいました。
石川さん曰く、ローレンスさんは職人系のこだわりの人で、売るよりも作るのに熱心な方とのこと。
値段は60グラムで430ルピー(159円)と、Bean to Barとしては破格でしょう。
2年4ヶ月ぶりに帰ってきたスリランカのスーパーでも、別のBean to Barが売られていましたが600ルピー(222円)でした。
600ルピーでランチのカレーが外出で食べられてしまうことと、普及品のチョコレートがかなり安いため、少し高いかも?と思ってしまいますが、日本円に換算すると、どちらにしろ破格です。
クラフトコーラならぬネッリコーラ
コロナ禍で東京にいた際に、クラフトコーラの伊良コーラを飲みましたが、スリランカにはネッリコーラがあります!
ネッリは、古代インドで食用・薬用として使われてきた果実で、スリランカでもよく見かけるフルーツです。
このコーラのようにネッリの味の製品もあったりしますが、ビタミンCが豊富でアーユルヴェーダの治療でも使われます。
コカコーラも開発当初は薬効を謳っていた製品ですし、伊良コーラは色んなスパイスが配合されているようですので、アーユルヴェーダな果物とコーラはミスマッチなようで、実はよくマッチしているかもしれません。
味は全く期待していませんでしたが、美味しくてビックリ!
コカコーラは罪悪感があるので、ぜひ色んなお店にコカコーラと並んでネッリコーラも置いてほしいと思ったり。
250mlで200ルピー(74円)!
Kenko 1st ブランドのピーナッツ
ナッツ好きなので、写真を取らずに、ボリボリ食べてしまったため、写真がありません!泣
冒頭のパッケージの写真で見ても分かるかと思いますが、粒が小さいのが特徴的です。
日本で見るピーナッツは細長いですが、このピーナッツは丸くて可愛らしいです。
スリランカ名産のナッツといえばカシューナッツですが、少々高級品です(とはいえ日本感覚では安い)。
一方で、スリランカ産のピーナッツは価格もお手頃です。
200グラムで480ルピー(177円)!
お口が寂しい時に、スリランカだったらお菓子ではなくて、ピーナッツが良い!と個人的には思っています。
Kenko 1stの場所
Kenko 1stは高級住宅街シナモン・ガーデンズ(コロンンボ7)のRosmead Placeにあります。
アーユルヴェーダ好きの方や、健康意識が高い方にお土産を買う場所としてご案内すると、いつも喜ばれますが、是非行かれてみてください。
関連記事
https://spiceup.lk/ishikawa-san/
「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年1月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開始。
2020年8月、不定期配信の「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
2023年11月、サービスアパートメント「スパイスアップ・レジデンス」開始。
2024年7月、スリランカ商品のネットショップ「スパイスアップ・ランカ」開設。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
新着記事
-
スリランカの食文化に見る多様性とヴィーガン事情
スリランカに滞在して約2か月半、この国の食文化の多様性に驚かされています。その背景には、仏教、ヒンズー教、イスラム教といった多様な宗教が影響していると感じます。宗教ごとに異なる食の規律が存在し、それが食の選択肢を豊かにし…
2024年11月23日 -
“スリランカにおける現代ファッションを徹底調査”
年間を通して高温多湿の南国、自然豊かで「インド洋の真珠」とも呼ばれるスリランカ。日本とは全く異なる気候に住むスリランカの人々が普段どのような服を着ているのか、どのような服を好むのか知っていますか? 欧米諸国の人々のファッ…
2024年11月14日 -
世界遺産ゴール・フォートの中にある“好立地”ホテル「The Fort ...
私は今回、世界遺産ゴール・フォートの旧市街の中にあるホテル「The Fort House」に宿泊してきました。 ゴールには数多くの宿泊施設がありますが、世界遺産である旧市街の中にあり、散策しやすい場所にある「The Fo…
2024年11月13日