国道1号線と2号線の起点「コロンボフォート時計塔」
スリランカの町の中心や入口には国道沿いに時計塔が建てられています。
コロンボフォートに建つ時計塔は、コロンボとキャンディを結ぶ国道1号線の起点、コロンボとゴール・ハンバントタ・ウェッラワーヤを結ぶ国道2号線の起点にもなっています。
本記事ではコロンボフォート時計塔について紹介します。
コロンボフォート時計塔とは?
コロンボフォート時計塔は、一時期灯台の機能を兼ねていたためオールドコロンボ灯台とも呼ばれますが、時計塔として建設され、現在も時計塔として機能しています。
1856年から1857年にかけて建設され、1857年2月25日に完成しています。
設計を担当したのは当時のセイロン総督ヘンリー・ジョージ・ウォードの妻、エミリー・エリザベス・ウォードです。

高さ29メートルの塔は、当時コロンボで最も高い建造物だったそうです。
建設当時の時計はロンドンのビックベンの製造にも携わったデント社によって作られました。

現在の時計は、1914年4月4日に交換されたものです。
灯台のライトを設置
コロンボ時計塔が完成する28年前、1829年にコロンボ要塞にコロンボ灯台(高さは23m)が建設されています。
ところが、1869年~1871年にイギリスがコロンボ要塞の城壁を取り壊した際に、コロンボ灯台も解体されました。
この灯台の解体に先立ち、1867年に灯台のライト(航海灯)がコロンボ時計塔の上に設置されています。
灯台よりも高さのある時計塔の上がライトの設置場所として選ばれたのでしょう。
海沿いに建っていた灯台とは異なり、内陸側に建つ時計塔の上にある航海灯の光、船からは見づらかったと言われていたとか。
コロンボ灯台が建設され、灯台の機能を失う
高い建物が建つようになり、時計塔の上の航海灯の光が船に届きづらくなったことから、1952年に新しいコロンボ灯台が建設されました。

時計塔の上の航海灯はそのまま残され、現在に至ります。
新しいコロンボ灯台は海沿いに建てられましたが、現在は埋め立てによって海に面していません。
海には面していませんが、現在も夜になるとコロンボ灯台の航海灯は光を放っています。
国道1号線・2号線の起点
コロンボとキャンディを結ぶ国道1号線、コロンボとゴール・ハンバントタ・ウェッラワーヤを結ぶ国道2号線は、このコロンボフォートの時計塔が建つラウンドアバウントが起点になっています。
日本に例えると、時計塔は五街道の起点となった日本橋といえる存在かもしれません。
このラウンドアバウトから東に進むチャタム・ストリート沿いに店舗を構えた老舗は多く、東海道の日本橋エリアに当たるとも言えそうです。
参考)
Wikipedia:Old Colombo Lighthouse
Amazing Lanka:The First Lighthouse of Colombo – කොලඹ මුල්ම ප්රදීපාගාරය
Wikipedia:Colombo Lighthouse
SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTD Director
SPICE UP TRAVELS (PVT) LTD Director
スリランカ日本人会理事 兼 広報部長
WAOJEコロンボ初代支部長・理事(ラーニング委員)
「旅と町歩き」を仕事にしようとスリランカに移住。
歴史・地理・建築が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2004年12月、人材業界就職支援サイト『SPIRITS』開設。
2005年4月、法政大学社会学部社会学科を卒業後、六本木の人材系ネットベンチャーに新卒入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長を経てネットベンチャーを退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当しながら、新宿ゴールデン街で訪日外国人向けバーテンダー。
2016年7月、スリランカに初めて渡航し、法人設立の準備を開始。
2017年1月、SPICE UP LANKA CORPORATION (PVT) LTDを登記。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年8月、スリランカ観光情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開業(2026年1月営業終了)。
2020年8月、ニュースレターの配信を開始。
2020年10月、WAOJEコロンボ支部を立ち上げ初代支部長に就任。
2023年2月、スリランカ日本人会理事・広報部長に就任。
2025年6月、SPICE UP TRAVELS (PVT) LTDを登記。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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