インド洋の絶景が楽しめる日本人料理長がいる和食レストラン「実乃里」

グランベルホテルコロンボの25階にある和食レストラン「実乃里」には、在スリランカ日本大使公邸料理人、ヒルトン・コロンボ、シャングリラ・コロンボで腕を振るってきた高橋料理長がいます。

ランチタイムは青い海と青い空が見渡せる素晴らしい景色が、ディナータイムは落ち着いたシックな雰囲気が味わえる贅沢な店内となっています。

実乃里とは？

ファッション通販のベルーナは、「グランベルホテル」と「ルグラン」という2つのホテルブランドを日本国内外で展開しています。

ルグラン軽井沢には「蕎麦と地酒のお食事処 実乃里」
大阪グランベルホテルには「実乃里 de バル」

と、両ブランドのホテルのレストランに「実乃里」の名称が使われています。

ベルーナは、スリランカではゴールにルグラン、コロンボにグランベルホテルを展開していますが、グランベルホテルコロンボに入っている和食レストランも実乃里の名を冠しています。

素晴らしい眺望のランチタイム

店内の様子

入口の木の扉を入ると、鉄板が並ぶ長いカウンター席と、海が眺められるテーブル席が目に入ります。

潮風が気持ちいいテラス席

テラス席からの景色

天気の良い日に行くと、テラス席からは海が綺麗に見えます。上の写真は開発が続くポートシティー。

上の写真は海岸沿いを走る鉄道、そして、その先に見えるのはコロンボ最寄りのビーチリゾート地であるマウントラビニア。

真下を見下ろせば、鉄道と青い海が見えます。

ソファー席

入口近くにはソファーがあります。

シックな雰囲気のディナータイム

夜は海は見られませんが、店内の照明で長いカウンターやインテリアに目がいきます。

人気の個室横の角席（4人掛けが2組）

景色が最も良い席が一番の奥のこちらの席です。

上の写真はディナー営業開始時間の18時半の少し前。まだ日が落ちていない時間で、晴れていれば夕日が綺麗なはずですが、この日は残念ながら曇りでした。

この席の窓が唯一町側にも向いているので、夜は夜景が楽しめます。ここ以外の窓は海側を向いている夜景では暗い海となります。

4人掛けテーブルが2つ並んでいますが、連結して使うことも可能です。

6名の個室が2つ（連結すると最大12名）

お店の一番奥に、6名の個室が二つ並んでいます。

２つの部屋の仕切りを開けて連結すると、12名座ることができます。

アラカルトメニュー

ランチで一人ずつ一品頼む場合や、出張でグランベルホテルに泊まってランチやディナーを一人でいただく場合などにお勧めなのは丼メニューです。

イチオシは親子丼

丼の中でもイチオシは親子丼です。他の丼も美味しいですが、親子丼についてはスリランカにいることを忘れさせてくれるクオリティです。

天丼はカウンターで揚げる

天丼を注文すると、カウンターで天ぷらが調理されていきます。

天丼の具材。

天ぷら鍋で、天ぷらが揚げられていきます。

揚げ終わったものをキッチンに持ち帰り、盛り付けて持ってきてくれます。

日本の天ぷら職人が揚げる天ぷらを期待してはいけませんが、スリランカでは天ぷらというよりフリッターのように思えるものが出てくることはありますが、スリランカで食べる天ぷらとしては美味しいです。

期間限定のポークマヨ丼？（名前を忘れてしまいました。）

2024年3月上旬に頂いた期間限定メニュー！

美味しかったですが、親子丼の方が個人的には好きです。

味噌汁

丼には味噌汁がついてきます！これはスリランカ在住者には染みます。

握り寿司

こちらの握り寿司は、スリランカのSushi!ではなく、お寿司と言っていいでしょう。
上の写真はAssorted Sushi 6 pieces（3,600ルピー）です。

卵焼き

美味しい卵焼きです。一人で食べるには多いかな？と思いましたが、気付いたら全部食べていました。

ランチのセットメニュー

ランチには3,800ルピー（税金やサービスチャージ込みで 5,105ルピー）のセットメニューがあります。

メインを5つの中から一つ選び、前菜とデザートが付いてきます。

アペタイザー

上の写真が前菜の「マグロの刺身」「鶏の唐揚げ」「卵焼き」「ポテトサラダ」「人参の甘酢漬け」「サラダ」です。

和食レストランに来ると、どのメニューを選ぶか悩ましいですが、定番メニューが盛り付けられた前菜は嬉しい一皿です。

メインディッシュ

アラカルトで親子丼、天丼は紹介しましたので、今回は盛り蕎麦！

お蕎麦にはエビの天ぷらがついてきます。

デザート

デザートは初代の日本人料理長の長さんが京都・祇園にある割烹 梅津で働いた時のプリンのレシピから作っているという「グランベル・プリン」です。滑らかで美味しいです。

鉄板焼きコース

ディナーでのみ提供されている鉄板焼きコース。事前に予約すればランチでも対応してくれるそうです。

充実のドリンクメニュー

ホテルのルーフトップにはバーがありますが、実乃里のドリンクメニューもバー同様に豊富です。

カクテル「Granbell Kiss」

ドリンクメニューの先頭に記載されているホテル名を冠したGranbell Kissを注文しました。

カクテルの中身はウォッカ、ブルーベリー、ピューレ、ライチシロップ、オレンジジュース、ライムジュース、ソーダ。

お酒に弱い私でも飲みやすいカクテルでした。

ライオンビール ドラフト

食べ物が到着する前にカクテルを飲み干してしまったので、ライオンビールのドラフトまで飲んでしまいました。

お茶

お茶類を頼むと、ポットで出してくれます。

その他のドリンクメニュー

シグネチャーカクテル、食前酒カクテル、ラムカクテル、ウォッカカクテル、ウイスキーカクテル、テキーラカクテル、食後カクテル、ジャパニーズカクテル、アラックカクテルと、カテゴライズされていて、多数のカクテルから選ぶことができます。

日本酒、焼酎、梅酒、日本ウイスキーなど日本のお酒も各種が揃っています。

シングルモルト、バーボン、ブランデー、ウイスキーはスコッチ、アイリッシュ、キャナディアンもあります。

もちろん、ビールもあります。

モクテールやフレッシュジュース、ミルクシェイク、ソフトドリンクもありますので、ノンアルコールにされる方も色々選べます。

ロビーフロアーにカフェが併設されていますが、コーヒーメニュー、お茶のメニューも複数あり、食後のデザートとともに最後にコーヒーやお茶を飲むのもいいでしょう。

たばこもメニューに載っています。

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神谷 政志

「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。

1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年1月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開始。
2020年8月、不定期配信の「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
2023年11月、サービスアパートメント「スパイスアップ・レジデンス」開始。
2024年7月、スリランカ商品のネットショップ「スパイスアップ・ランカ」開設。

渡航国：台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ