2019年12月に昨年並みに観光客数が回復、ロシアは昨年対比で増加

2019年は4月の痛ましいテロ事件によって、多くの方が亡くなりました。
改めてご冥福をお祈り申し上げます。。
2009年に内戦が終結して以降、スリランカは毎年観光客が増加していましたが、2019年はその傾向にストップがかかりました。
ただ、12月には昨年並みに回復しています。
本記事では、スリランカ観光開発局が毎月発表しているデータを元に、2019年のスリランカ観光客数について振り返ります。
5月を谷に12月には回復
以下は、月別のスリランカへの観光客数の折線グラフです。
テロの翌月の5月は昨年対比で3割を下回る谷となり、その後に徐々に回復し、11月には昨年対比で90.5%、12月には昨年対比で95.5%と回復しています。
以下、観客数の実数を表にしたものです。
ロシアが昨年対比で観光客数が増加
多くの国がスリランカへの渡航が減った中、ロシアは昨年対比で増加しています。
ロシアは、2018年の54,497人から、2019年は87,623人と、134%増加。
参考)
スリランカ観光開発局(SLTDA):STATISTICS
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「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年2月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、ゲストハウス「スパイスアップ・ハウス」開設。
2020年8月、週刊「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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