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コロンボで唯一!ベトナムレストランのオーナーに聞く人気の秘密とは

2019年10月09日

スリランカでは、外国企業が近年多く進出するにつれて、レストランもここ数年で急激に増えています。
そんな中、スリランカにいるベトナム人は50人という小さなコミュニティにかかわらず、コロンボには唯一のベトナムレストランがあります。
そんな環境の中で、なぜベトナムからスリランカに来たのか、どのような思いでレストランを経営しているのか、今回はベトナム料理店のオーナー、スーさんにインタビューします。

スーさんのプロフィール

2012年にスリランカに初めて渡航。
帰国後は、ベトナムの小学校で教師として務めていたものの、ルールの縛りに疑問を感じ、2017年に辞職。
いとこがスリランカで経営していたベトナム料理店を手助けするため、再びスリランカに渡航し、レストランの経営に関わり始める。
2018年12月に、いとこのベトナム料理店の2号店オーナーとして独立。
今ではスリランカ人だけでなく、中国人、韓国人、日本人など多くの国々の人々に支持されている人気ベトナム料理店となっている。

ベトナム料理店「Pho Vietnam」とは?

スーさんがオーナーとして、経営するPho Vietnamは、2018年12月に開店したばかり。
スーさんのいとこが経営するベトナム料理店はコロンボ7にあり、スーさんのお店は2号店となります。
ベトナム料理本来の味を守りつつ、外国料理店としては低価格を維持することで、常連客を多く抱えています。
いつ訪れても連日多くの人々で賑わうコロンボの人気レストランです。

【名前】Pho Vietnam
【住所】62 Havelock Rd, Colombo 00500
【営業時間】11:00~23:00(火曜日は定休日)

 

Q1.そもそもなぜスリランカでベトナム料理店を始めようと思ったのですか?

きっかけは、姉妹のような関係のいとこです。
元々彼女がコロンボでベトナム料理店を経営していたのです。
私が初めてスリランカに来たのは7年前。
いとこの両親がスリランカにあるベトナム大使館に勤めていたのですが、ベトナムの祝日に大使館で式典が催されたときに、その式典のベトナム伝統楽器の演奏者として招かれたのがきっかけです。

ベトナムに帰国した後は、教師として働き始めましたが、ルールに縛られた環境に疑問を感じて辞職してしまいました。
ちょうどその頃、いとこが妊娠して、レストランの経営を手伝ってほしいと相談を受けました。
再びスリランカに来て、レストランの経営を手伝い始めたのが、
今から2年前、2017年のことです。

その後、これこそ自分がやりたかったことだと気付いたのです。
2018年に2号店のオーナーとして独立しました。

Q2.レストランを経営する上で大変だったことは何ですか?

たくさんありますが、まずはベトナムとスリランカの文化の違いですね。
例えば、ベトナムでは祝日のときは家族で外に食べに行ったりしますが、スリランカの人々はあまり外に出ません。
また、お客様の多くは外国人の駐在員の方なので、お休みの日は、自分たちの国に帰ってしまい、売上が左右されることが多くありました。

もう一つは、スタッフの管理です。
スリランカでは、ベトナムよりも簡単に仕事を変えます。
仕事が合わないと感じればすぐに辞めてしまいます。
1日や2日、1週間程度で辞めてしまうスタッフもいました。
彼らにお店の運営が左右されるのは大変でしたが、なんとかやりくりしてきました。

Q3.Pho Vietnamのコンセプトを教えてください。

それは、ベトナム本来の料理をご提供することです。
私たちは、ベトナム本来の味を変えることなく、忠実にそのままの味をお客様に届けています。
スリランカ人のシェフにベトナム料理を教えるのは大変でしたが、私が直接指導して、逐一味をチェックしていました。
今では、安心して任せられるようになりました。

Q4.ベトナム料理本来の味を守ることを大切にされている、とのことでしたが、人気のメニューは何ですか?

それはお客様によって異なるので、一概には言えません。
おかげさまで、レストランはスリランカ人、中国人、韓国人、日本人を主に様々な国籍の方々が来店いただいています。

例えば、中国人や日本人のお客様には、フォーを含む麺料理が人気です。
スリランカ人のお客様は、オイリーな揚げ物が人気ですね。
最初の方は東アジアのお客様が多かったのですが、最近はスリランカ人のお客様も増えています。
スリランカ人のお客様に合わせてメニューも刷新したいと考えています。

Q5.メニューについてですが、フォーが650ルピーからと、外国料理店にしてはかなり低価格です。このような価格設定にされている理由は何ですか?

それは、お客様に気軽に来ていただきたいという思いがあるからです。
通常の外国料理店ですと、1回2,000ルピー程度はかかってしまいますよね。
そうすると、お店の利益は大きくなるかもしれませんが、お客様はたまにしか来られなくなります。

650ルピーという低価格にすることで、お客様に気軽に何回でも来られます。
そんな敷居の低い、ファミリーレストランのようなお店にしたかったのです。

Q6.最後に、これからどんなレストランにしていきたいか、今後の展望を教えてください。

これからは様々なことに挑戦していきたいと思っています。
まずは、メニューを刷新することです。
先ほどもお話しましたように、最近ではスリランカ人のお客様も増えています。
スリランカ人のお客様が好まれるベトナム料理を新しくメニューに加えるつもりです。

それだけでなく、今あるメニューの味の質をさらに高めていきたいですね。
また、ベトナム料理はフォーだけでなく、様々な種類があります。
もっとベトナム料理のバリエーションを増やして、お客様にベトナム料理を知ってもらい、楽しんでいただきたいです。

「Pho Vietnam」のココがおすすめ!

ベトナム料理本来の味が楽しめる

このように、オーナーのスーさんはベトナム本来の味を守ることに重きをおいています。
ですので、スリランカにいながらベトナム本来の味を楽しめる点が魅力的。
また、スーさんはハノイ出身で北部のベトナム料理は味がマイルドと言われます。
実際にフォーをいただきましたが、マイルドであったまる日本人の舌に合う味になっています。

外国レストランとしてはリーズナブルな価格設定

一般的に日本食レストランなどの外国レストランでは、最低でも1,500ルピーほどになります。
しかし、Pho Vietnamでは、スモールサイズのフォーでたった650ルピーという破格の値段を実現しています。
手軽に何度でも来れる点が魅力的です。

スリランカ唯一のベトナムレストラン

「Pho Vietnam」はスリランカで唯一のベトナム料理店です。
そのため、ベトナム料理にかける思いは強く、メニューだけでなく店内にはベトナムを思わせる伝統の楽器や写真が飾られています。
スリランカにいながら、ベトナムの雰囲気を体感できるお店づくりも魅力的です。

【名前】Pho Vietnam
【住所】62 Havelock Rd, Colombo 00500
【営業時間】11:00~23:00(火曜日は定休日)

 

最後に

今回は、スリランカでベトナムレストランを営むスーさんにインタビューしました。
2018年にオープンしたばかりですが、インタビュー中も続々と来店していて、かなりの賑わいぶりでした。様々な苦難を経て、ベトナム料理本来の味を守り続けるPho Vietnam。
これからは、お客様の層に合わせてメニューも刷新していく様子。
スリランカ唯一のベトナム料理店として躍進していくPho Vietnamに注目です。

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