古代スリランカ王の名がつくラヴァナ滝

エッラの代表的な観光スポットの一つ、ラヴァナ滝について紹介します。
ラヴァナ滝とは?
ラヴァナ滝は、エッラの中心地から国道23号線を南に6.4キロ下った、車で15分ほどの距離にあります。
滝の高さは25メートル。
雨季には滝の形が、「花びらが枯れたアレカの花」ように見えるとも言われています。
ラヴァナ滝(Ravana Falls、රාවණා ඇල්ල)の名は、近くのラヴァナ洞窟から取られています。滝と洞窟は古代のトンネルでつながっていると言われています。
ちなみに、シンハラ語では、「ラーワナー・エッラ」と言います。
スリランカに26の野生生物保護区がありますが、ラヴァナ滝を含む周囲は「ラヴァナ滝野生生物保護区」となっています。
エッラとウェッラワーヤをつなぐバスが走っているため、エッラからバスで行くこともできます。
周囲のお土産屋
ラヴァナ滝の周囲には、お土産屋やジュース屋が数軒並んでいます。
サルが多い
ジュース屋さんの食べ物を狙ってなのか、サルが多くいます。
宝石売りのおじちゃん
宝石を売っているおじちゃんが数人います。
展望デッキ
写真撮影に適したデッキが道路脇にあります。滝をバックに集合写真を撮影しているグループが見られました。以下の写真はデッキから撮影したものです。
滝の近くに行く
滝までつながる道が整備されています。
入口には、滝に登って落下して36人が死亡しているので、決して滝を登らないようにと注意書きがあります。
ネットで検索すると、2016年にフランス人の19歳の女性が、落下して死亡した事件の記事や動画が出てきます。
足の近くにある青い小屋は警察が待機しています。これも滝での死亡事故が多いからだそうです。
滝は登らずに、近くまで行って見学する分には危ないことはありません。ただし、雨季で増水しているときの写真を見ると危なそうです。
また、滝の中を泳ぐのも危険でしょう。
参考)
Wikipedia:Ravana Falls
SRILANKA-PLACES.com:Ravana (Raawana) Ella Wildlife Sanctuary
Gossip News From All corners:French national dies after falling from the Ravana Ella
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「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年2月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、ホステル「スパイスアップ・ハウス」開設。
2020年8月、週刊「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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