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オーストラリア帰りの兄弟が経営するお洒落カフェのSalty Swamis

2022年1月09日

オーストリアに住んでいたオーナー兄弟がオープンしたサーフショップ兼アートギャラリー兼カフェの「Salty Swamis」を紹介します。

オーストラリアからきたバリスタが淹れるコーヒーはとても美味しく、また店員さんのインターナショナルなフレンドリーな接客も大変心地よいお店です。

Salty Swamisとは?

Salty Swamisの前のビーチ

Saltya Swamisは、2017年にヒッカドゥワのナリマガビーチのサーフスポット近くにオープンしたサーフショップ・アートギャラリー・カフェです。

オーナーは、スリランカからオーストラリアのメルボルンに移住したヤニックとイェヴィンのティセラ兄弟。

Swamisの名は、ダイバーで映画監督であり、「Swami Siva Kalki」と名乗ったマイク・ウィルソンMike Wilsonに由来するようです。

マイク・ウィルソンは、SF作家のアーサー・C・クラークとともに、スリランカ初のカラー映画『Ranmuthu Duwa(宝島の意味)』を監督しています。

アーサー・C・クラークはダイビングを好み、スリランカに長く住みましたが、彼にダイビングの面白さを教えてのは、マイク・ウィルソンだったとも言われています。

参考)
Salty Swamis公式サイト:Surf History
Sunday Times:The Enigmatic Mr.Wilson Part 1
Wikipedia:Ranmuthu Duwa

エコフレンドリーなプロダクト&カフェ

サーフショップで取り扱っている商品はエコフレンドリーな素材から作っているそうです。

本記事の冒頭の写真はギャラリーの中を撮らせてもらったものです。

メルボルンにはスリランカ人のコミュニティーがありますが、オーナー兄弟もメルボルンに住んだようです。

スリランカでは、サーフスポットの代表格は西のヒッカドゥワ、東のアルガムベイと言われますが、アルガムベイはオーストラリア人サーファーが訪れたことから観光地化が始まったと言われています。

最近のヒリケティヤの観光地化もオーストラリア人の存在は大きいように思います。

2010年代初頭にオーストラリからスリランカに帰国したオーナー兄弟は、オーストリアで見てきたサーフカルチャー、コーヒーカルチャーをスリランカに持ち込んだのでしょう。

環境への配慮もその一つの要素でしょう。
収益の1%を非営利団体「The Parrotfish Collective」に寄付しているそうです。

Salty Swamisのウェブサイトには、Familyというページがあり、サーファー・紅茶製造者・コンブチャ製造者などが紹介されていますが、ニセコのスノーボードショップ「GENTEMSTICK」も紹介されています。

参考)
Salty Swamis公式サイト:Family
GENTEMSTICK
The Parrotfish Collective公式サイト

東南アジアフードやスリランカ産のコーヒー・紅茶

カフェはギャラリーがある建物内、建物を出たところの中庭スペース、そして上の写真の海につながる通路部分にある席と、3つのエリアがあります。

潮風を感じられる通路席に座りました。

オーナー兄弟のことなのか、シェフのことなのか、タイでの滞在経験があるそうです、東南アジア風のフードメニューがあります。

コーヒーはバリスタを務めるオーストラリア人スタッフさんが淹れてくれます。

こちらのカフェでは、スリランカ産コーヒーブランドのタスカー(tusker coffee)とソウルコーヒー(Soul Coffee)の豆を使っています。

以下の写真にはキャッシャーの手元にソウルコーヒー、その隣にタスカーのコーヒーが並べられています。

紅茶は2018年に始まったブランド「Peekoh.tea」を使っているようです。

参考)

Salty Swamis公式サイト:Cafe
Soul Coffee公式サイト
tusker coffee インスタグラム
Peekoh.teaインスタグラム

通路の一番奥からはビーチが見えます。

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