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スリランカ含むアジア各国の食材が揃う亜州太陽市場

2022年8月28日

ラオックスの新業態として2021年11月25日に吉祥にオープンした「亜州太陽市場」ではアジア各地の食材が販売されています。

2022年7月8日に世田谷区千歳船橋に2号店、7月22日に杉並区浜田山に3号店がオープンし、取り扱いの国にスリランカとミャンマーが加わり、合計14の国と地域の食材が販売されています。

2022年8月26日に千歳船橋店の2階もオープンし、8月26日〜8月31日で千歳船橋店はグランドオープンを記念したセールが行われています。

亜州太陽市場(あしゅうたいよういちば)とは?

ラオックスは、2009年8月に中国で家電量販店を運営する蘇寧電器の傘下になって以降、中国人をはじめとする外国人観光客向けの免税店が中心になったことで、メディアで紹介される際も「家電量販店」ではなく「大手総合免税店」と紹介されるようになります。

ところが、コロナ禍によって訪日外国人客が激減したことから、新しく開発された業態がアジア食材を扱う「亜州太陽市場」のようです。

2021年11月25日に1号店を吉祥にオープン。
韓国、台湾、中国、タイ、インド、ベトナム、マレーシア、フィリピン、シンガポール、インドネシア、ラオス、カンボジアと12の国と地域の食材の取り扱いを開始。

2022年7月の2号店(千歳船橋店)と3号店(浜田山店)のオープンとともに、スリランカとミャンマーの食材の取り扱いを開始。

3店舗の中で売場面積が一番大きいのが千歳船橋店のようです。

8月26日のグランドオープンで、1階の右手奥に冷蔵・冷凍食品が販売され、1階奥の階段を登った2階ではお茶やコーヒーが販売されるようになりました。

ラオックスは、2022年5月13日に亜州太陽市場を100%子会社のシャディ株式会社に事業譲渡し、現在はシャディが運営しています。

参考)
むーなび:日本最大級の品揃え!アジア食品専門店「亜州太陽市場」が吉祥寺に新オープン ラオックスの新業態
ラオックス:ラオックス、『亜州太陽市場』『LAOX BEAUTY AIRPORT』の 事業譲渡に関するお知らせ
ラオックス:日本最大級の品揃えを誇るアジア食品専門店が世田谷初出店! 『亜州太陽市場 千歳船橋店』 7月8日(金)グランドオープン
ラオックス:杉並区初出店!アジア食品専門店3号店 『亜州太陽市場 浜田山店』グランドオープン!
ウィキペディア:ラオックス

韓国の食材が充実

店内で一番目立つのは韓国の食材です。
入口を入ると冷蔵庫があり、その中にはキムチやマッコリなどがあります。

その右の棚には冷麺、韓国海苔などがあり、冷蔵庫の奥の棚には台湾茶などがあります。
左の棚には辛ラーメンなど韓国のインスタント麺が並んでいます。

お店の品揃えとしては、韓国が一番多く、次いで台湾。
そして、タイ、ベトナム、マレーシアという順番で品揃えが豊富なように思います。

スパイスはインド産が中心

スパイスは、以下の2つの会社の商品が主に陳列されています。
・神戸スパイス:神戸に4軒、大阪に3軒、西葛西に1軒あるスパイス・食材専門店
・Ambika(アンビカ):蔵前、西葛西、新大久保にあるインド食材・スパイス専門店

神戸スパイスはインド産以外のものもありますが、インド産が一番多いように思います。

インド産のカレーリーフ(カランピンチャ)も販売されています。

レンズ豆、マッタライス(ケララ赤米)などもあります。

参考)
神戸スパイス公式サイト
Ambika(アンビカ)公式サイト

スリランカ産紅茶、食材はCeylon Family

スリランカ食材で確認できたのは、Ceylon Familyが取り扱うスリランカの紅茶ブランド「JAF TEA」などの各種紅茶、サマハン、ジンジャービスケット、有機セイロンシナモンパウダー、有機ココナッツシュガーでした。

JAF TEAは1944年創業のJafferjee Brothersの紅茶ブランド名です。スリランカで販売されている同じデザインのティーバッグとリーフの各種紅茶が陳列されていました。JAF TEAの産地別のティーリーフ200gがオリジナルのパッケージでも売られていました。

Ceylon Familyのオリジナルなのか、ウバのハイフォレスト茶園、ディンブラのティーリーリー茶園、ルフナのケラニ茶園などの100gのティーリーフも売られていました。

サマハンはスリランカで売られているものと同じパッケージで20袋入りのものが陳列されていました。

ジンジャービスケットは、スリランカでは見かけないオリジナルパッケージでした。味は4種類あり、ノーマル、アーモンド、オレンジ、レモンです。ピリリとジンジャーが強いスリランカらしいクッキーです。原材料名を見ると、生姜パウダーだけでなくコショウパウダーとも書いてあり、生姜と胡椒によって、このピリッと感は作られているんだなと思いました。

有機セイロンシナモンパウダーと有機ココナッツシュガーもオリジナルのパッケージです。

セイロンシナモンのスティックはお店で見つけることはできませんでした。

シナモンスティックで販売されていたのは、神戸スパイスのベトナム産のカシア・シナモンです。

このごつい、樹皮の感じが強いのがベトナム産のカシア・シナモンらしいなと思います。

私はホーチミン滞在中に、ベトナム人の大学生がプレゼントしてくれたカシア・シナモンも、いかにも木っぽいものでした。

スリランカのセイロン・シナモンは、表面はツルツルして、細く、何層にもなっていますので、やはり別物だなと思います。

参考)
Ceylon Family公式サイト
Jaf Tea公式サイト

飲むアーユルヴェーダ!?サマハンの効果やおすすめアレンジを紹介!

スリランカ米は神戸スパイス「サンバライス」

キーリサンバライスとスドゥルサンバライスの2つがありました。両方とも神戸スパイスのものでした。

Ambikaのドーサの素や、冷凍のロティなども販売されていました。

別の会社のものですが、ビリヤニの素もありました。

ライオンスタウトの330ml缶

池光エンタープライズが取り扱うライオンスタウトの330ml缶がありました。

同じく池光エンタープライズが扱っているチャーンビールやサイゴンビール、他の会社が扱っているキングフィッシャーやサンミゲルなど、アジア各地の代表的なビールの瓶と缶が並べられて販売されている中、スリランカはライオンスタウトの330ml缶のみがひっそり販売されていました。

ライオンラガーとライオンスタウトの2種、そして瓶も販売してくれたらいいのにな〜と思いました。

隣駅の祖師ヶ谷大蔵にはカルディがあり、同じくライオンスタウトの330ml缶が売られていますので、違いを出して是非、ライオンラガーも販売していただきたい!とここでリクエストします。

マイケルジャクソンが評価したライオンスタウトとインターナショナルスタウトデー

もう一つの隣駅の経堂には、タミル系の食材店と、ムスリム系の食材店があります。

千歳船橋にはアジア系食材店がなかったので、出店地に選ばれたのかもしれません。

ちなみに、千歳船橋には同じく吉祥寺が1号店の紅茶専門店「ジークレフ」が2021年に出店しています。

紅茶専門店「ジークレフ(Gclef)」でディンブラ茶、キャンディ茶、シッキム茶を試飲!

買い物をしたら、100円割引券をいただきました!

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