ビーチとラグーン挟まれたジャングルに建つ「ウガ ジャングルビーチ」

トリンコマリーを代表するラグジュアリーリゾート「ウガ ジャングル ビーチ(Uga Jungle Beach)」を紹介します。
目次
トリンコマリーから北に40分
ウガ ジャングル ビーチがあるのは、トリンコマリーから北に25キロ、車で40分ほどの距離にある「クッチャヴェリ(Kuchchaveli)」です。
トリンコマリーでも海が綺麗なことで知られる高級リゾートが点在するニラヴェリよりもさらに北に位置しています。
ラグーンと海に挟まれた細長い陸地にある海辺のジャングルに位置してします。
この立地を活かして、客室はビーチ側とラグーン側それぞれにあります。
運営会社「Uga Escapes」とは?
ホテルを経営しているのは、スリランカに5つの高級リゾートを展開しているUga Escapesです。
Uga Escapesは、Finco Groupのホテル事業会社です。
Finco Groupの傘下には、以下のような会社があります。
・1963年創業のオフィス家具メーカー「Alpha Industries」
・1975年創業の高速道路などのインフラ設計・エンジリング会社「Resources Development Consultants(RDC)」
・2001年創業の求人サイト「Top Jobs」で知られるIT会社「Genesiis Software」
など
コロンボのデュプリケーションロードにあるショールームを見掛けたことがある人もいるでしょう。
ゴールフェイスのゴールロード沿いに各グループ会社のオフィスと、Alphaのショールームがあります。
Uga Escapesのプロパティは以下の5つです。
アヌラーダプラ郊外にある「Uga Ulagalla」
パーシクダーにある「Uga Bay」
ニラヴェリ郊外にある「Uga Jungle Beach」
コロンボにある「Uga Residence」
ヤーラにある「Uga Chena Huts」
ヤーラのビーチには、スリランカを代表するリゾート会社がプロパティーを持っていますが、Uga Escapesもその一つです。
パーシクダーのビーチに並んでいるリゾートの中でも、Uga Bayのオシャレさは一つ頭が抜けていると思います。
コロンボのUga Residenceはジャヤワルダナ大統領が住んだ邸宅を改装したホテルです。
アヌラーダプラには、高級リゾートは多くないため、アヌラーダプラから離れた位置にありますが、Uga Ulagallaはよく取り上げられています。

Uga Jungle Beachのビーチバー
参考)
Uga Escapes
Alpha Industries
Resources Development Consultants
Genesiis Software
Topjobs
FiNCO Technologies
ビーチとラグーンに挟まれたジャングルに建つリゾート
ジャングルビーチという名の通り、ビーチが目の前に広がるジャングルの中にリゾートは建てられています。
1枚目はビーチ側の写真です。
2枚目はラグーン側の写真です。
抜群に綺麗な海と砂浜
プライベートビーチには、パラソルとビーチベットが置かれています。
ビーチからは他のホテルやお店が見えることはなく、自然の中でゆったりと過ごすことができます。
ビーチバー
この綺麗な海を眺めながら、ビーチバーでトロピカルな飲み物を楽しむことができます。
メインビルディング
ゲートを過ぎて車を降り、ジャングルの中を蛇行して伸びる小径を行くと、エントランスがあります。
上の写真で右手から上にスロープが伸びています。
スロープを正面にしたのが以下の写真です。スロープは2階に通じています。
2階に到着すると、そこはラウンジになっていて、そこでチェックインをします。
下の写真はメインビルディングをビーチ側から撮影したものです。
ラウンジは夜になると、ライトアップされたムーディーな雰囲気になります。
チェックインして部屋の鍵を受け取ったら、ジャングルの中の道を歩いてキャビンへ向かいます。
独立したキャビンにある客室
客室は全室ジャングルの中に独立して建つキャビンです。
客室は以下の4タイプです。
・ビーチキャビン:14室
・ジャングルキャビン:13室
・ジャングルクラスターキャビン:3室
・ラグーンキャビン:18室
キャビンのサイズは全て同じです。
部屋の違いは、ビーチ、ジャングル、ラグーンとどの位置にあるかという違いです。
ビーチに近いのがビーチキャビン
ビーチから少し距離があり、ジャングルの中にあるのがジャングルキャビン
プライベートプールに連結したキャビンがジャングルクラスターキャビン
ラグーンに隣接したキャビンがラグーンキャビン
ジャングルキャビン
ビーチキャビンとラグーンキャビンは、各キャビンからビーチにつながるジャングルに囲まれた道があります。
この道の雰囲気がとても良く、ビーチまで遠いわけではありませんので、ジャングルに滞在している感覚が得られます。
ジャングルを抜けると、リゾートのプライベートビーチに出ることができます。
キャビンの作りは共通しています。
扉を開けるとベットルーム。
ベットルームの正面にベランダ。
ベットルームの裏にバスルーム、シャワー。
バスルームは、洗面所とトレイは屋内。
シャワーはスリランカらしく、屋外にあります。
解放感とともに自然を感じられます。
ビーチキャビン
ジャングルキャビンよりもビーチに近く、少しグレードが高いのがビーチキャビンです。
ビーチに近いため、ベットから海が見えます。
ジャングルキャビンはベランダには、椅子とテーブルしかありませんが、ビーチキャビンにはソファーもあります。
ベットの後ろに屋外のシャワールームへの扉が見えます。
ジャングルクラスターキャビン
このリゾートで一番グレードが高い客室で、3つのキャビンが中央のプールと連結しています。
3部屋を借りれば、プライベートプールになります。
ラグーンキャビン
最も手頃な価格なのがラグーンキャビンです。
ビーチ側のキャビンは、1キャビンに1客室でしたが、ラグーンキャビンは2階建てになっており、1キャビン2室になっています。
ビーチキャビンと異なるのは、シャワーが屋内であることです。
ベランダからの眺めはビーチ側のキャビンよりもラグーン側の方が素晴らしいです。
上の写真は1階のベランダからの景色。
下の写真は2階のベランダからの景色。
メインプール
ダイニング
ダイニングはメインビルディングの一階にあり、メインプールがその先に見えます。
日中
夜間
夕食はライトアップされたムーディーな環境で頂きます。
ツリーハウス
ツリーハウスで食事をすることもできます。
ディナー
食事はコースになっていて、順番に食事を持ってきてくれます。
ビーチでのスペシャルディナーや、キャビンでのプライベートディナーをアレンジしてもらうこともできます。
バー
日中
日の出
東海岸に面していますので、夜明けの海を楽しむこともできます。
まだ月が見える時間に起きて、しばらくすると、東の空が明るくなってきます。
朝食
朝食はパン、フルーツ、ジュースをテーブルに持ってきてくれ、卵料理などをオーダーします。
アクティビティ
周辺の観光としては、トリンコマリーの町や、ニラヴェリと沖合に浮かぶピジョンアイランドが代表的ですが、トリンコマリーの北25キロにウガジャングルビーチだからこそ、アクセスがしやすいのがギリハンドゥ・セーヤです。
紀元前に建造されたとされる巨大な仏塔遺跡が見られます。
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「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年2月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、ゲストハウス「スパイスアップ・ハウス」開設。
2020年8月、週刊「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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