2023年のウェサック祭りの様子

2023年のウェサック祭りは5月5日~6日に行われています。
5日の夕方から夜にかけてのベイラ湖周辺の様子をお伝えします。
目次
ペラヘラ
18:30にペラヘラはガンガーラーマ寺院を出発し、シーマーマーラカヤ寺院に到着します。
ペラヘラの隊列がシーマーマーラカヤ寺院に到着した後に、シーマーマーラカヤ寺院で花火が打ち上げられました。
打ち上げ花火の後は、地上近くで連続花火が打ち上げられました。
ガンガーラーマ寺院
普段は外国人は拝観料を払わないといけませんが、ウェサック当日は無料で見学できました。
普段よりもかなり混みあっていました。
ダンサラ
飲み物の無料配布が中で行われていましたが、路上の飲み物配布と違って、列はそんなに長くはなく、簡単に頂くことができます。
また、関係者のみだと思いますが、マウントラビニアホテルのスタッフたちが並び、食事を振舞っているコーナーがありました。
シーマー・マーラカヤ寺院
ライトアップされて見応えがあるのが、シーマー・マーラカヤ寺院です。
こちらも普段は拝観料が必要(ガンガーラーマ寺院とセット)ですが、無料で見学できました。
インド大使館によるアジャンターの展示
インド大使館によるアジャンター遺跡の展示がありました。
仏教遺跡を有するタイ、ネパール、インドネシア、パキスタン、バングラディシュなどの大使館によるブースがガンガーラーマ寺院近くに並んでいましたが、インド大使館はシーマー・マーラカヤ寺院内と良い場所で展示をしていたわけです。
ベイラ湖を遊覧する海軍の船
ウェサックでは、ベイラ湖に船が音楽を流しながら遊覧している様子が例年見られますが、シーマー・マーラカヤ寺院からはその船を間近に見ることができます。
2台のうち1台が近くに来てくれましたが、Sri Lanka Navyと書かれていて、男性も女性も水兵の制服を着ていました。
クードゥも海軍が用意したのでしょう。
仏教遺跡のある国の大使館ブース
ガンガーラーマ寺院近くの通りに、仏教遺跡のある国の大使館によるブースが並んでいました。
ガンガーラーマ寺院にはボロブドゥール遺跡を模したものがありますが、インドネシアのブースにはボロブドゥール遺跡のレプリカが置かれていました。
タイはブースのスペースが広く取られていました。
パキスタン大使館のブースでは「是非ブース内に入って、写真を撮ってください!」と声を掛けられました。
そして、「ブースを訪れてくれたお礼にお菓子をどうぞ!」と渡してくださいました。
人だかりができて、圧倒的な人の入りだったのがベトナムのブースです。
まず、ベトナムのお坊さんが10数人もいらして、その様子を見学する人々がたくさんいました。
日本の灌仏会のように、生まれたお釈迦様が天上天下唯我独尊と言ったポーズの像を水をかけることも行われていて、これに並んでいる人もたくさんいました。
一方で、誰もいなかったのが日本ブースです。
日本の国旗と、日本の仏像が展示されていますが、それ以外に飾り付けがされておらず、日本大使館にも話が通っていないのでしょう。
ベイラ湖
ライトアップされたシーマー・マーラカヤ寺院の先に仏旗カラーにライトアップされたロータスタワーが見られました。
コロンボシティーセンターの前の道は、歩行者天国になっていました。
回転巨大クードゥ
音楽を流しながら、クルクルと回り、色が変化していく巨大クードゥがペラヘラマワサに多く展示されていました。
「今って、本当に経済危機なんだっけ?」と思ってしまうほどに巨大なランタンが並び、多くの人だかりができていました。
トラナ
経済危機前はトラナは数多く見ましたが、今回はStanley Jansz Groundsでのみ見かけました。
他にもあったのかもしれませんが、経済危機の影響かもしれません。
ダンサラ
経済危機前にはよく見られた食事のダンサラはあまり見かけませんでした。
定番のアイスクリームの配布も見ませんでした。
飲み物の配布はあり、ありがたく頂きました。

「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年2月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、ゲストハウス「スパイスアップ・ハウス」開設。
2020年8月、週刊「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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