ロシアからの到着数がコロナ前より増加
2022年のスリランカへの到着数は63万7651人でした。
コロナ、連続爆破テロの影響を受けていない最も到着数が多かった2018年の233万3796人に比べると27%の回復です。
特徴的なのは到着数で2位のロシアです。
ロシアはコロナ前よりも多い9万1272人が到着しています。
コロナ前よりも到着数が増えたのは主要国ではロシアのみです。
ロシアは連続爆破テロがあった2019年に、2018年よりも到着数が唯一伸びた主要国でした。
以下、詳しく見ていきます。
目次
世界からスリランカへの到着数推移
以下はスリランカへの到着数の推移です。
縦軸の単位:人
横軸の単位:年
2022年のスリランカへの到着数は2010年よりもわずかに少ない63万7,651人でした
2022年10月から回復傾向
以下は直近4年間の世界からスリランカへの到着数を月別にまとめた表です。
2022年10月〜12月に数字が伸びています。
日本からスリランカへの到着数
以下は日本からのスリランカへの到着数の推移です。
縦軸の単位:人
横軸の単位:年
2022年の日本からスリランカへの到着数は3,087人でした。
日本からの到着数の回復は、世界からの到着数に比べて回復が遅れています。
スリランカ内戦が終結した2009年の1/3ほどの人数しか来ていません。
日本からの到着数は32位
以下はスリランカへの日本からの到着数の順位の推移です。
2015年から順位は下降傾向でしたが、大きく下がった2021年からは少し巻き返しています。
2022年:32位
2021年:38位
2020年:17位
2019年:14位
2018年:12位
2017年:12位
2016年:11位
2015年:10位
2014年:10位
2013年:11位
2012年:11位
2011年:11位
2010年:10位
2009年:10位
日本からの到着数の回復はこれから?
以下は直近2年間の日本からスリランカへの到着数を月別にまとめた表です。
2022年12月に大きく数字が伸びています。
日本からの入国は他の国と比べて遅いため、これから伸びてくることを期待したいと思います。
スリランカへの到着数ランキング
2022年のスリランカへの到着数トップ10は以下の通りです。
1位:インド(123,004人)
2位:ロシア(91,272人)
3位:イギリス(85,187人)
4位:ドイツ(55,542人)
5位:フランス(35,482人)
6位:オーストラリア(30,924人)
7位:カナダ(26,845人)
8位:アメリカ(22,230人)
9位:モルディブ(18,880人)
10位:ポーランド(15,195人)
以下、統計が出ている1位〜61位の表です。
増えるロシアからの到着数
近年ロシアからのスリランカへの到着数が増えています。
ロシアは2021年のスリランカへの到着数でも2位でした。
2020年末から2021年始にかけてウクライナとロシアから入国の緩和を始めたこともあり、2021年の2位がロシア、5位がウクライナでした。
ロシアのウクライナへの侵攻によって、ロシアとウクライナからの到着数は下がりましたが、ロシアからの到着数は9月に5位、10月に3位、11月に1位、12月に1位と2022年後半に増えていきました。
結果として、2022年1年間の到着数で、ロシアはコロナ前よりも多い9万1272人となりました。
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「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年1月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、日本人宿「スパイスアップ・ゲストハウス」開始。
2020年8月、不定期配信の「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
2023年11月、サービスアパートメント「スパイスアップ・レジデンス」開始。
2024年7月、スリランカ商品のネットショップ「スパイスアップ・ランカ」開設。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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