Spice Up 観光情報サイト スリランカ観光・情報サイト

文化遺産・町を重視した『地球の歩き方スリランカ』の読み方

2021年12月25日

スリランカ旅行において、日本人旅行者は世界文化遺産に、欧米人旅行者はビーチへ、スリランカ人旅行者は世界自然遺産を始め山や滝に行く傾向があるように思います。

もちろん、日本人でもビーチや世界自然遺産に行く人もいれば、欧米人でも世界文化遺産や世界自然遺産に行く人はいますが、傾向に違いが見えます。

スリランカ人からはミームレやリバーストーン、センブワッタ湖などを何人からかオススメされましたが、3つとも『地球の歩き方 スリランカ』には掲載されていない場所です。

また、欧米人やスリランカ人の若者の人気ビーチ「ヒリケティヤ」は、数多くのビーチを掲載している総ページ416の『地球の歩き方 スリランカ』には未掲載です。

『地球の歩き方 スリランカ』は、世界文化遺産や都市に関するページ数が多く、世界自然遺産に関するページ数は少ないです。

日本人旅行者がスリランカの旅行で、世界文化遺産を重視するのは『地球の歩き方 スリランカ』の内容が多少なりとも影響しているように思います。

スリランカは豊かな自然と、紀元前から栄えた長い歴史・文化を持つ国ですが、地球の歩き方では文化面を重視した内容になっています。

そこで本記事では、『地球の歩き方 スリランカ』はどんなページ構成で、どんな内容を取り上げているのか、その概要を見ていきます。

地球の歩き方とは?

地球の歩き方は、若者(学生旅行)をターゲットにして、1979年に「アメリカ・カナダ・メキシコ」編、「ヨーロッパ」編の2冊で創刊されています。

以下のように、ターゲット読者を明確に記載した表紙が興味深いです。

アメリカ編:アメリカを、1ヶ月以上の期間、1日3000円以内で、ホテルなどの予約なしで、「バス」を使って旅する人のための徹底ガイド
ヨーロッパ編:ヨーロッパを、1ヶ月以上の期間、1日3000円以内で、ホテルなどの予約なしで、「鉄道」を使って旅する人のための徹底ガイド

参考)表紙の画像が見られます。
地球の歩き方:若年層への海外体験促進「地球の歩き方」の取り組み事例紹介

1990年頃に、ターゲットを個人旅行者(手配・パッケージ)に変更し、掲載内容を見直し。

2010年3月から、ターゲットを旅好き女子にしたarucoシリーズをスタート。

2020年12月末までは発行所を株式会社ダイヤモンド・ビック社、発売元を株式会社ダイヤモンド社が行っていましたが、2021年1月1日から学研グループに事業譲渡され、発行所が株式会社地球の歩き方、発売元が株式会社学研プラスになっています。

現在のラインナップは、以下の通りです。

ガイドブックシリーズ 119タイトル(スリランカを含む)
aruco 38タイトル(スリランカを含む)
Plat 20タイトル
Resort Style 20タイトル
島旅 19タイトル
御朱印 46タイトル
旅の図鑑 13タイトル
MOOK 27タイトル
GEM&BOOKSほか160タイトル以上

参考)
地球の歩き方公式サイト
ウィキペディア:地球の歩き方

創刊時のアメリカ編やヨーロッパ編はバスや鉄道で周る旅のガイドですので、必然的に大自然の国立公園よりは、代表的な都市を紹介する内容だったのではないかと思います。

これが現在のスリランカ版にも多少影響しているのかもしれません。

地球の歩き方 スリランカの概要

初版発行が1990年6月1日
最新版は2019年10月30日に発行の改訂第16版
総ページ数416

スタッフ

制作は、「地球の歩き方」編集長の宮田崇氏。
編集は、アナパ・パシフィックと、アナパ・パシフィックの代表の梅原トシカヅ氏。
編集・執筆・写真は、アナパ・パシフィック専属クリエイターの井脇直希氏、アナパの旅人仲間たちの川村潤市氏。
写真は、アナパ・パシフィックの契約カメラマンの波間英彦氏。

つまり、編集、掲載されている文章や写真はアナパ・パシフィックさんが担当されているようです。

アナパ・パシフィックさんは、地球の歩き方ガイドブックの16タイトルをはじめ、ことりっぷのゴールドコースト・ブリスベン、政府観光局や航空会社などの販促物制作、書籍、雑誌、MOOKなど旅行に関する制作物を多数手掛けている会社です。

参考)
有限会社アナパ・パシフィック

文化人類学・社会人類学などの専門家たち

スリランカなどをフィールドに文化人類学・社会人類学などの研究者・専門家6名が、本書後半の「スリランカ学への招待」やコラム「スリランカ学散歩」を執筆されています。

この方々のご協力があることで、『地球の歩き方 スリランカ』は、文化面では厚みのある内容になっています。
スリランカ学への招待とスリランカ学散歩に掲載されている各専門家の文章はスリランカの文化面を知るのに役立ちます。

一方で、動植物や地形など自然に関わる専門家は入っていませんので、『地球の歩き方 スリランカ』が自然面が薄いことに影響しているかもしれません。

京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科教授の足立明氏(研究分野:文化人類学)
和光大学現代人間学部人間学科教授の澁谷利雄氏(研究分野:文化人類学・南アジア現代史)
国立民族学博物館の杉本良男氏(専門分野:社会人類学・南アジア研究)
慶應義塾大学名誉教授の鈴木正崇氏(研究分野:文化人類学・民俗学・宗教学)
首都大学東京(東京都立大学)人文科学研究科教授の高桑史子氏(研究分野:社会人類学)
シンハラ文学・言語学者の野口忠司氏

地球の歩き方 スリランカのページ構成

ページ構成は大きく見ると、以下のようになっています。

基本情報:10ページ
特集:38ページ
第1章 コロンボとその周辺:47ページ(町の数は4)
第2章 南西海岸:75ページ(町の数は17)
第3章 キャンディと丘陵地帯:68ページ(町の数は11)
第4章 文化三角地帯:55ページ(町の数は7)
第5章 東海岸:16ページ(町の数は4)
第6章 北部地域:14ページ(町の数は2)
スリランカ・サファリ:9ページ
スリランカ学への招待:18ページ
旅の準備と技術:43ページ

南西海岸のページ数・町数が多い

以下の5つがページ数が多くなっています。
第2章南西海岸:75ページ(町の数は17)
第3章キャンディと丘陵地帯:68ページ(町の数は11)
第4章文化三角地帯:55ページ(町の数は7)
第1章コロンボとその周辺:47ページ(町の数は4)
旅の準備と技術:43ページ

スリランカの町を紹介する第1〜第6章が本書のメインです。
総ページ416のうち、279ページと67%を占めます。
ついで、旅の準備と技術が43ページと全体の10%を占めています。

コロンボとその周辺は、南西海岸が切り出された地域ですので、南西海岸に当たる地域に122ページが割かれています。

南西海岸は欧米人が最も行くエリアで、リゾート開発が進んでいて、ビーチリゾートが多くあり、スリランカの観光産業の過半を稼ぎ出していますので、大きく取り上げる価値のあるエリアです。

また、欧米人バックパッカーによってリゾート化が始まったビーチも多く、バックパッカーを対象読者にしてスタートした地球の歩き方が取り上げるべきエリアだったのでしょう。

南西海岸から17の町が取り上げられ、コロンボとその周辺も含めると、21の町が紹介されています。
南西海岸に掲載されている町とその次の町との距離は近いところが多く、いくつかの町を同時に楽しむことも可能です。

東海岸や北部はページ数・町数が少ない

一方で、東海岸は南西海岸に対応して南東海岸ではなく、東海岸全体を対象にしていますがページ数は16で、町の数は4です。
たしかに、東海岸で観光地化された町は、南西海岸のように多くありません。
そのため、東海岸の章で紹介されている町と次の町との距離はかなり離れています。

また、南西海岸の内陸部は、第3章 キャンディと丘陵地帯 で一部取り上げられていますが、東海岸の内陸部はあまり取り上げられていません。

北部についても、ジャフナ半島のジャフナ周辺(ポイントペドロ以西)と、マンナールのみです。

北部州のキリノッチ県、バブニヤ県、ムッラィティーブ県について取り上げられていません。
それぞれ観光地化はほとんどされていない地域です。

それなりのページが多い「旅の準備と技術」

「旅の準備と技術」はそれなりのボリュームで、後半にまとめられています。
ウィキペディアの地球の歩き方のページを見るとその経緯が想像できます。

1979年にそれまでの旅行ガイドブックは現地の観光スポットの紹介を中心に構成されていたのに対して、個人旅行者の利用を念頭に、現地での移動や滞在など「手段」のガイドを中心に据えた構成であった。

ロンリープラネットとの比較

ウィキペディアにロンリープラネットと比較した記述がありましたので、引き続き引用します。

日本語の旅行ガイドブックであることから、多言語に訳されている旅行ガイドブックであるロンリープラネットに比べて、多色刷りで地図や写真が多く、日本人旅行者の多い地域が刊行の中心となっている。

私が2012年の夏に上海で学生向け研修を実施した際に、私が持っている『地球の歩き方 中国』を中国人女性学生たちが見て「可愛い!!」「写真が多くて綺麗」と言ったのが驚きで、今でも覚えています。

日本では地球の歩き方よりも写真がメインのガイドブックは多く、女性読者をターゲットとした可愛い作りの本も多くありますが、文字が主体のロンリープラネットに比べると、地球の歩き方は「かわいい」作りなのかもしれません。

東南アジア諸国やスリランカのロンリープラネットと地球の歩き方の掲載内容を比較すると、傾向としては、第二次世界大戦の連合国軍の墓地については、ロンリープラネットに掲載されていますが、地球の歩き方には掲載されていません。
一方で、日本軍が関係する戦跡や墓地については、地球の歩き方については掲載されていますが、ロンリープラネットには掲載されていません。

ガイドブック発行国やターゲット読者によって取り上げている情報が異なることが見比べると分かりやすいです。
戦跡は分かりやすい例ですが、取り上げる町やお店、ホテルにも英語圏を対象にしたロンリープラネットと日本人を対象にした地球の歩き方では違いがあります。

地球の歩き方は創刊当初、学生旅行者を対象にしていた地球の歩き方は、現在では各町を代表する高級リゾートが掲載されていることが多いです。
その背景もウィキペディアに記載がありました。

1980年代から、個人の海外旅行者にとっての有力な情報源の一つとして利用されてきたが、2000年代以降、交通手段や現地の宿泊施設・レストランなどに関する情報が、インターネットやスマートフォンを通じて随時入手できるようになったことから、情報量の面での利点は薄れている。また、若年者の海外旅行離れやバックパッカーの減少を受け、富裕層の中高年を意識した内容へと変化し、宿泊施設の紹介においては、高級ホテルから中級ホテルをメインに記載されるようになっている。

ロンリープラネットもホテルやレストランについては、高級から低価格なところまでそれぞれ掲載していますので、これは共通していると思います。

地球の歩き方には在住日本人が経営するレストランや宿、お店の情報がよく掲載されています。
日本人が関わっている場所や日本関連スポットを探すには、地球の歩き方は優れていると思います。

ロンリープラネットはその国に在住しているライターが執筆をしていますが、地球の歩き方は日本を出発して取材をして内容を更新するという方法をとっています。

ロンリープラネットは広告は掲載せず、関係のある取材先を取り上げることを禁止しています。
一方、地球の歩き方は広告を掲載し、取材協力先を少し優先して取り上げている傾向はあります。
そのため、ロンリープラネットの書籍代金は高い一方で、地球の歩き方の価格は抑えられています。

在住ライターであれば、現地のことを細かく取り上げることができます。
一方で、地球の歩き方 スリランカは、様々な国を日本から取材してガイドブックや書籍を制作しているアナパ・パシフィックさんが作っていますので、他の国のことも知っている方々が編集していますのは良い点だと思います。

英語のガイドブック「アイウィットネストラベル」は、写真やイラスト地図が多数掲載されたガイドブックですが、こちらにはお店やホテルなど商業施設は一切掲載されていません。

いくつかのガイドブックを見比べると、それぞれの特徴が見えてきます。

各章ごとのページ数

本記事の主題である、各コンテンツのページ割り振りを本の前の方から順番に見ていきましょう。

基本情報

基本情報のページ構成は以下の通りです。

歩き方の使い方:2ページ
General Inoformation:4ページ
基礎知識:2ページ
モデルプラン:2ページ

モデルプランはアヌラーダプラ、シーギリヤ&ミンネリヤ国立公園、ダンブッラ&キャンディ、ヌワラエリヤ、ゴール、コロンボと回る6泊8日間のプランになっています。

世界文化遺産が5つ(アヌラーダプラ、シーギリヤ、ダンブッラ、キャンディ、ゴール)
都市が2つ(ヌワラエリヤ、コロンボ)
ジープサファリの国立公園が1つ(ミンネリヤ国立公園)

ビーチリゾート地と世界自然遺産は1つもありません。

まさに日本人の定番コースと言える内容に思えます。

特集

特集のページ構成は以下の通りです。

[特集1]世界遺産:6ページ
[特集2]アーユルヴェーダ:8ページ
[特集3]セイロンティー:4ページ
[特集4]ジェフリー・バワ:8ページ
[特集5]野生の王国:4ページ
[特集6]お土産:4ページ
[特集7]スリランカ料理:4ページ

半数を超える4つの特集は4ページですが、アーユルヴェーダ、ジェフリー・バワのページ数はその倍の8ページです。
世界遺産は、その中間にあたる6ページで先頭に配置されています。

世界遺産は文化遺産に5.5ページ、自然遺産に0.5ページ割かれています。

各町のページ数

本書のメインコンテンツである各町(第1章〜第6章)について見ていきましょう。

取り上げている町でページ数が多いトップ5は以下の通りです。

コロンボ:32ページ
キャンディ:26ページ
アヌラーダプラ:12ページ
ポロンナルワ:12ページ
ゴール:11ページ

最大都市のコロンボが1位で、2〜5位は世界文化遺産の町です。

6位以下を見ていきましょう。

ジャフナとその周辺:9ページ
ヌワラエリヤ:8ページ
シーギリヤ:8ページ
ニゴンボ:7ページ
ヒッカドゥワ:7ページ

ようやくビーチリゾート地のニゴンボとヒッカドゥワが出てきました。

北部最大の町であるジャフナ、イギリスが開拓した避暑地ヌワラエリヤがビーチリゾート地よりも多いのは特徴的です。

ヨーロッパやロシア、オーストラリア、アメリカからの旅行者がビーチを目指すのとは対照的です。

シーギリヤを巻頭で取り上げている『るるぶ スリランカ』と違い、地球の歩き方では、アヌラーダプラ・ポロンナルワ・ゴールよりもページ数は少ないのも興味深いです。

シーギリヤは一代の王が統治して放棄され、その後に町は形成されず、現在もジャングルにある村です。

一方で、アヌラーダプラ、ゴール、ポロンナルワは現在も主要都市です。

文化遺産、特に町や都市を重視しているように思います。

次に多い町は以下の通りです。

アンバランゴダ:6ページ
ベントタとアルトゥガマ:6ページ
マータレーとマルヴィハーラ:6ページ
ダンブッラ:6ページ
クルネーガラとヤーパフワ:6ページ
スリーパーダ:4ページ
ラトゥナプラ:4ページ
ミヒンタレー:4ページ
ハバラナとその周辺:4ページ

あまり観光地化はされていないですが、アンバランゴダにページが割かれているのが特徴的だと思います。
これは慶應義塾大学名誉教授で文化人類学・民俗学・宗教学を研究されてている鈴木 正崇さんによる3ページに渡るコラムが掲載されているためです。

一方で、世界自然遺産「スリランカの中央高地」に登録されているスリーパーダが、ここでようやく出てきます。
同じくスリランカの中央高地に登録されているホートンプレインズ国立公園は2ページです。
もう一つのスリランカの中央高地に登録されているナックルズ森林山脈については、本書には取り上げられていません。

ナックルズ森林山脈へのアプローチは南側であればキャンディ郊外、北側であればマータレー郊外です。
南側にある代表的な観光地は周囲を世界自然遺産の山々に囲まれた「ミームレ」です。
北側には世界自然遺産の山でのトレッキングが楽しめる「リバーストーン」があります。
それらについては、本書では記載があります。

また、世界自然遺産「シンハラージャ森林保護区」については、コラムとして1ページ分取り上げられています。

世界自然遺産よりも、世界文化遺産の方が比重が多いことが分かります。
これはスリランカの世界自然遺産がいわゆる絶景ではないからかもしれません。

絶景スポットの世界自然遺産を有する国ですと、大きく取り上げられています。
スリランカの場合は山脈の森林ですので、固有の動植物や豊かな自然に囲まれた環境は魅力的ですが、写真映えはしません。

また、スリランカはジープサファリが楽しめる国立公園がいつもありますが、ミンネリヤ国立公園の拠点の町であるハバラナがここでようやく登場します。

ただ、ミンネリヤ国立公園というページなのではなく、あくまでハバラナの一つの目的地として紹介されています。

最も観光客が多いヤーラ国立公園は、高級リゾートがビーチに林立する欧米人が向かう主要な目的地ですが、地球の歩き方では後半のサファリページにまとめられています。
拠点となるティッサマハーラーマのページの本文に触れられるている程度です。

スリランカで最大の国立公園であるウィルパットゥ国立公園についても、サファリページにまとめられています。
メインの拠点となる町アヌラーダプラのページには記載がなく、プッタラムのページには一番最後に公園名のみ記載がある程度です。

後半の構成

後半は「スリランカ・サファリ」、「スリランカ学への招待」、「旅の準備と技術」の3つに分かれています。

スリランカ・サファリ

スリランカ・サファリの構成は以下の通りです。

カバーページ:1ページ
スリランカ・サファリ入門:2ページ
スリランカの国立公園:2ページ
スリランカの動物:4ページ

スリランカ学への招待

スリランカ学への招待は項目がページ毎に綺麗に区切られていませんので、あくまで目安でページ数を記載しています。

カバーページ:1ページ
歴史:1.5ページ
宗教:1.8ページ
仏教:1.7ページ
習慣とマナー:1.7ページ
スリランカを彩る祭り:0.8ページ
カーストについて:0.8ページ
スリランカの星占い:1.4ページ
シンハラ語入門:7.3ページ

旅の準備と技術

カバーページ:1ページ
出発前の旅の手続き:2ページ
旅の予算:2ページ
旅の情報収集:4ページ
スリランカへの道:2ページ
スリランカの入出国:4ページ
鉄道旅行入門:4ページ
バス旅行入門:4ページ
飛行機旅行入門:1ページ
そのほかの交通手段:2ページ
宿泊施設:2ページ
食事:5ページ
両替:2ページ
通信事情:2ページ
旅の季節:2ページ
危険情報とトラブル対策:2ページ
旅の健康:2ページ

まとめ

私はスリランカに初めて行った時から現在も『地球の歩き方 スリランカ』を大変参考にしています。

文化人類学や社会人類学の研究者の皆さんの論分や書籍はスリランカの文化を理解するのに大変有益です。

一方で、スリランカの魅力は文化面だけではなく、自然の豊かさにもあると思っています。

欧米豪の観光客の動向やスリランカ人旅行者の動向を見ると、また違ったスリランカの魅力的なスポットが見つかることでしょう。

とはいえ、地球の歩き方 スリランカの内容は大変優れています。
その特徴が分かると、有効な読み方・使い方が見えてくれるかと思います。

>関連記事

シーギリヤロックが、地球の歩き方『世界の魅力的な奇岩と巨石139選』に掲載!

# 関連キーワード