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渋谷の偏愛食堂にスリランカ料理「モハン食堂 by ミリス」が再登場!

2021年7月18日

カレー、ラーメン、餃子、いなり寿司、ビャンビャン麺、焼売、焼きそば、ハンバーガーと、一つの「食」を愛し、味も、知識も、徹底的に極めた「偏愛フーディスト」が、2週間ごとに入れ替わって、それぞれが探し出した全国のお店の中からここは!というお店を西武渋谷店に誘致して、期間限定の食のイベントを開催しているのが「偏愛食堂」。

第12弾4月21日(水)~5月10日(月)に登場したモハン食堂が再び登場して、
第15弾 7月7日(水)~26日(月)午前11時~午後8時※ラストオーダー 午後7時 にて開催中。

本記事では、モハン食堂について紹介します。

カレー偏愛フーディスト「松宏彰」さんとは?

モハン食堂を誘致したのは、カレー偏愛フーディスト松宏彰さん。

「松宏彰」で検索すると、ウィキペディアが出てきます。
ウィキペディアには、以下のように記載されています。

日本のCMディレクター、広告プランナー、映像監督。
2002年カンヌ国際広告祭・サイバー部門金賞を受賞。
2003年、押井守監修の空撮短編映画『東京スキャナー』を監督。
2007年に放映されたテレビアニメ『やさいのようせい N.Y.SALAD』では総合演出、脚本を担当。
その他、カレーマニアとしてブログ「カレー細胞」を運営している。

カレー細胞には多種多様な各地のカレーが紹介されています。

そんなカレー偏愛フーディストに、モハン先生のスリランカカレーが選ばれたのは喜ばしいことです。

モハン先生とは?

紅茶の産地としても知られるスリランカの高原都市ヌワラエリヤの出身。

2005年に来日し、現在は八王子のレストラン「ミリス」で提供されているスリランカメニューを監修し、レストラン2階でアーユルヴェーダの診察・施術をされています。
ミリスのオーナーさんはスリランカ人で、お店のシェフはネパール人のため、スリランカ料理、ネパール料理が楽しめるお店になっているようです。(まだ訪問したことがありませんので、いずれ訪れたいと思っています。)

モハン「先生」と言われるのは、モハンさんがスリランカの伝承医療「パーランパリカ・ウェダカマ」の家系の方で、コロンボの高級住宅地コロンボ7のバーンズ・プレイス(Barnes Place)に診療所を開設していたことに由来するようです。

スリランカには主に以下の3つのタイプの病院・診療所があります。

1:西洋医療(バタヒラ・ウェダガマ)の病院
2:インド発祥の伝統医療(アーユルヴェーダ)の病院
3:スリランカの伝承医療(パーランパリカ・ウェダガマ)の診療所

モハン先生は、パーランパリカ・ウェダカマの家系の方で、診療所を開いていたそうです。
パーランパリカ・ウェダガマは、代々門外不出で受け継がらえる伝承医療で、各村の医療を担う存在だと言われます。

パーランパリカ・ウェダガマは生活に根ざした医療であり、医食同源の考え方があります。

モハン先生はパーランパリカ・ウェダガマを背景にして、その日の天気によって、スパイスや味付けを調整し、体に優しいスリランカ料理を作られているようです。

古い歴史のあるアーユルヴェーダとパーランパリカ・ウェダガマは、それぞれスリランカ政府によって近代化の取り組みが行われています。

先に近代化されたのがアーユルヴェーダです。
アーユルヴェーダ病院で働く医師は、国立大学のコロンボ大学やケラニヤ大学の医学部で6年間学んだ有資格の医師です。
難関の医学部で学ぶ必要がありますが、門戸が開かれています。
公立の西洋医療病院が無料のように、公立のアーユルヴェーダ病院も無料で診察が行われています。

パーランパリカ・ウェダカマについて、ウェダ・ゲダラ(医療の家の意味)という政府公認の診療施設が設置されています。
1990年にはガンパハに大規模なウェダ・ガマ(医療の村の意味)が作られ、その後、他の地域に作られています。
パーランパリカ・ウェダカマは村の医療を担い、診察・治療に関して、金銭的な報酬を求めないとされています。

パーランパリカ・ウェダカマは、ヘェラ・ウェダカマとも呼ばれます。

モハン食堂を実食

西武渋谷A館8階にある店舗

百貨店の催事スペースを想像していましたが、通常のレストランと同じスペースに偏愛食堂はありました。

今回は、カレーZINEを発行し、マサラ部室を運営するカレー哲学と一緒にやってきましたので、二人でシェアしてたくさん食べました。

ライス&カリー

本日のライス&カリーはこちら。

鯖のカレー、ひよこ豆のカレー、春菊のマッルンと、スリランカの食材というより、日本の食材をいかした内容なのがとても良いです。

全く辛くなく、とても優しいマイルドな味で、私はとても気に入りました。

ご飯が少なめなので、他のメニューにも色々と挑戦できます。

キリバス、カトレット

これまたマイルドなカレーと一緒に食べるキリバス。

ココナッツが苦手でキリバスが好きではないという日本人の方も見かけたりしますが、ココナッツ臭さがなく、このキリバスであれば美味しく食べられそうです。

カトレットは軽めでサクッと食べられます。

にんじんのヌルミリスが見た目にユニークです!
ただ、口に入れると、それはまさにヌルミリスでした!!

ロティ

このロティは美味しいやつ!

私の今のところのベストロティは、エッラにあるアンバ農園のロティと、バウラーナにあるThe Line Houseで出してくれるロティだったのですが、それらと並ぶ、弾力がありつつも、優しい味がして、何も付けずにロティだけで十分に美味しいものでした。

優しい!を連発していますが、食べていただければ分かります。
体に優しく、抵抗することなく、す〜っと食べられてしまう料理たちです。

ワデー

ワデーと言えば、スリランカでおじちゃんたちが路上やバスで「ワデー、ワデー、ワデー」と永遠と言い続けて子供の算数の答案用紙に包まれて渡されるカリカリに揚がった硬いもの、あるいはゴールフェイスグリーンでエビ(イッソといいます)をのせた揚げたイッソワデーのイメージが強く、美味しいけど、ちょっとジャンクなストリートフードのイメージがあります。

こちらはそれとは違って上品な味です。

形もスリランカでよく見る円盤形ではなく、細長い形をしています。

ライスプディング

程よく硬めのライスプディング。

甘すぎず、日本人にも食べやすいです。

ワタラッパン

プリンのような食感、味のするワタラッパンでした!
こちらも甘すぎず、美味しいです!
これは私が経験してきたワタラッパンの中でも、かなり美味しい!

焦げ茶色の外側ではなく、黄色っぽい内側が上に来るように盛り付けた、このお洒落さはデザート感が演出して良いとてもいいです。
自分もワタラッパン作ったら、真似しちゃおう!と思いました。

接客をしてくれたカレー探検家のいよちゃん

今回、接客をしてくれたのは、カレー探検家のいよちゃん。

いよちゃんは、ちゃいまい、石田くんとともに、スパイスブランドのHAT SPICEを作ったそうで、いよちゃんが関わり出したのは、上の3種類からだそうです。

偏愛食堂ではレジの向かいのスペースに、偏愛フーディストやその周りの人たちのプロダクトが販売されています。

HAT SPICEの最初に出た3種類はすでに買って作りましたが、この3つは買っていませんので、買って作ってみることにしました。
ポークカレーはマサラ部室にお邪魔した際に、カレー哲学が作ってくれたポークビンダルーで、とても美味しかったので作るしかありません!

モハン食堂は7月26日(月)までの限定です。

夏はカレーの季節と言いますので、良かったら是非足を運んでモハン先生の料理をお試しください。

参照)

西武渋谷店:一つの食を愛しすぎ、味も、知識も、徹底的に極めた「八偏人」がプロデュース!「偏愛食堂」
偏愛食堂【第12弾】渋谷でグルメ旅 スリランカ料理の未知なる世界 モハン食堂byミリス
ウィキペディア:松宏彰
カレー細胞 -The Curry Cell-
松 宏彰さんツイッターアカウント
カレー哲学たん(करी टेछगाक तन) :東京マサラ部 ツイッターアカウント
食べログ:ミリス カレー&バー 
いよちゃんツイッターアカウント

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