シンハラ語3-7 魚介の名前

本記事では魚介類の名前を学びます。
魚は「マール」
魚は「マール」と言います。
パーシクダーにいち早くできたリゾート「マールマールリゾート&スパ」は、魚がテーマになっていて、ホテル内には魚の柄がよく見られます。
ちなみに、同じ会社が経営するシーギリヤにあるホテルは「アリヤーリゾート&スパ」という名前で、アリヤーは”象”の意味です。
エビは「イッソー」
エビの単数形は「イッサー」で、複数形が「イッソー」です。
高級レストランで大きなエビを1匹食べることはありますが、多くは小さいエビがいくつか入ったカレーが一般的ですので、イッソーの方がよく耳にするでしょう。
ゴールフェイスグリーンの屋台で売られているエビが乗ったワデーは「イッソーワデー」と言います。
また、コロンボにはその名も「イッソー」のエビを主体にしたシーフードレストランがあります。
複数形なので、「エビたち」なのか「エビーず」なのか、そんなような店名です。
イカは「デッロー」
イカの単数形は「デッラー」で、複数形が「デッロー」です。
デッローの名を掲げたホテルやレストランを私は知りませんので、まだ付けられます!笑
カニは「カクルヲー」
カニはMinistry of Crab、The Fat Crab、Crab Factoryなど英語名のレストランは見かけますが、カクルヲーは見たことがありません。
シンハラ語名のレストランのように英語名のレストランもかなりシンプルな名前が多いです。
Crabは名前についていませんが、The Station、Black Pepper、The Lagoonなど単語そのままか、theをつけて名前にしているところが目につきます。
日本語の語感の問題なのか、日本人の感覚なのか、直球の名称は日本ではそこまでつけないと思うので、面白いな〜と思います。
煮干しはハールマッソー
煮干しの単数形は「ハールマッサー」、複数形は「ハールマッソー」です。
煮干しは複数匹を買ったり使ったりするため、普段耳にするのは「ハールマッソー」です。

「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
歴史・地理・建築・語源が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にてベトナム・ミャンマー・タイ・インドネシア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の設立を開始。
2017年2月、スリランカ専門誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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