2023年のシンハラタミルニューイヤー@シャングリラコロンボ
2023年のシンハラタミル正月は、4月14日14:59に新年を迎えました。
シャングリラコロンボのロビーでは、15:29の「かまどへの火入れ儀式」、17:05の「食べ始めの儀式」が行われましたので、その様子を紹介します。
目次
新年を迎えた14:59
特に何も行われませんでした。12月31日から1月1日のカウントダウンをせずに、ひたすら花火があげられていて、気付いたら年越ししているゴールフェイスグリーンの野外ステージと同様に、新年があける瞬間よりも、儀式を行う時間の方が大事なのかもしれません。
かまどへの火入れ儀式15:29
まず、ロビーにいる人たちに、キンマの葉が配られました。
次にオイルランプに火をつけます。私も火をつけさせてもらいました。
薪を組んだ上に置かれた、ココナッツミルクが入ったワランに火がつけられます。
かまどへの火入れの儀式については、以下の動画をご覧ください。
動画が重かったため、2つに分けています。上の動画が前半、下の動画が後半です。
儀式と儀式の間はダンスなどのパフォーマンス
16:15から17:00まで、シンハラ高地のダンス、シンハラ低地のダンス、タミルのダンスなど、パフォーマンスが続きました。
「ロビーにいる太鼓たたきたい子ども集合!」とアナウンスがあって、子どもたちが集まって太鼓をたたきました。
その後、「今度は太鼓をたたきたい大人集合!」とアナウンスがあり、大人たちで太鼓をたたき、司会のお姉さんがリズムに合わせて、歌ってくれました。
スリランカ中央部のダンス
キャンディアンダンス
タミルのダンス
悪魔祓い
食べ始めの儀式17:05
まず、一人一人に持ち帰り用のニューイヤーのお菓子が配られました。
次に、ロビーに置かれたお菓子のラップが外れていきます。
食べ始めの儀式は、家では母親や家長が家族にキリバトゥを食べさせますが、その時間に合わせてオイルランプへの点灯が再度おこなれました。
その後、お皿をもらって、スイーツをもらいにいきます。持ち帰りもいただいたので、持ち帰りに入っていないお菓子を3つロビーでいただきました。
キリバトゥ
食べ始めの儀式と言えばキリバトゥですので、まずはこれから。
甘さと塩気がちょうどよい、美味しいココナッツミルクライスでした。
アティラサ
持ち帰り用に入っていると思い、ロビーで食べませんでした。ですので、味の感想はなしです!
ムン・ケウン
回りは硬く揚げられていて、中にはヤシ糖などが入っているだと思います。
コンダ・ケウン
形がミニ甘食パンな揚げドーナツです。
ビビッカン
最初に口に入れると、粉っぽく、その後に、粒々として、少々食べにくいです。
ビビッカンボール?
丸くしたビビッカンを揚げたものだと思います。
トフィー
持ち帰り用になかったので、ロビーでいただきました。
最も甘かったのがこのトフィーか、アルワーだと思います。
アルワー
甘さではアルワーとトフィーがトップを張っています。両方とも味としては美味しいのですが、あまさが控えめになったら、もっと美味しいのでは?と
ルラン・アルワー
バナナのお菓子のような味がしました。
パニワラル
甘い揚げドーナツといったところでしょうか。こちらもかなり甘いです。油もしみ込んでいます。
アースム
歯ごたえのある綿菓子といったところでしょうか。
コキス
唯一甘くないお菓子。美味しいかは別として、甘くないことに救いがあります。
紅茶とコーヒー
紅茶はとても美味しかったです。
コーヒーはスリランカらしい粉っぽいコーヒーでしたので、紅茶を選ぶ方が正解だと思います。コーヒーがまずいわけではないですが。
まとめ
儀式が見られて、オイルランプをつけさせてくれたり、太鼓をたたかせてくれて、スイーツと紅茶・コーヒーが振舞わられ、最後にお土産までいただけるなんて、シャングリラホテルはさすがです。
何もお金は払っておらず、ふらっと当日お邪魔しただけなのですが、とても楽しませいただきました。
シンハラタミルニューイヤーの年明けの時間を調べていて、唯一出てきたのが、シャングリラホテルのロビーでのイベント案内のページでした。
来年も行われるのではないかと思いますので、4月13日~14日にコロンボにいる方は、シャングリラコロンボをチェックしてみてください。
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「旅と町歩き」を仕事にするためスリランカへ。
地図・語源・歴史・建築・旅が好き。
1982年7月、東京都世田谷区生まれ。
2005年3月、法政大学社会学部社会学科を卒業。
2005年4月、就活支援会社に入社。
2015年6月、新卒採用支援事業部長、国際事業開発部長などを経験して就職支援会社を退社。
2015年7月、公益財団法人にて東南アジア研修を担当。
2016年7月、初めてスリランカに渡航し、会社の登記を開始。
2016年12月、スリランカでの研修受け入れを開始。
2017年2月、スリランカ情報誌「スパイスアップ・スリランカ」創刊。
2018年2月、スリランカ情報サイト「スパイスアップ」開設。
2019年11月、ホステル「スパイスアップ・ハウス」開設。
2020年8月、週刊「スパイスアップ・ニュースレター」創刊。
渡航国:台湾、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルディブ、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、タンザニア、ウガンダ、フランス、イギリス、アメリカ
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